昨日のブログで二胡について熱く語ったにも関わらず、今日練習していた時、二胡の音が急にずれてしまいました。
こうなるとチューニングをしないといけないのですが、チューナーを持っておらず、仮に持っていてもチューニングの技術がない私は打つ手なし。 慌てて先生に連絡を取ったのだけど、なんと今日から出張中とのこと。
次のレッスンまで1週間、練習できなくなっちゃいました。
ま、年末年始くらいは練習しなくていいよということかな~?と、なんでも都合よく解釈しちゃってます。(とはいえ残念・・・)
話は変わって、今日のバスでのできごと。
学校や二胡レッスンの帰りは、始発のバス停から乗車します。
北京のバスはたいていICカードが利用でき、
このバスの場合、前方のドアから乗車し運転席横の機械にさっとカードを通せばOK。
バスによって多少違うけど、こんな感じの機械です。
で、今日もいつものようにカードをかざしたところ、なぜかエラー表示が。
私の前の人まで大丈夫だったのに、なぜ・・・?
別のカードを持っていないのかと聞かれたけど、私が持っていたのは
例のこのシールを貼ったかわいい1枚だけ。
う~む。
で、どういうわけか私の後ろのおじちゃん、そのまた後ろのおばちゃん2人もみ~んなエラー表示が。
運転手が機械をリセットしたけどやっぱりエラー。
ここは現金で払うしかないか・・・、カードだと6割引きになって4角(5円くらい)だけど、現金だったら割引なしの1元か・・・とか考えていたら、なんと運転手。
「もぅええから、さっさと乗り!」
・・・それって、タダってことデスカ???
そんなこんなでバスは出発。
不思議なことに、その後のバス停で乗ってくる客はみんなカードエラー表示なし。
なんで私たちだけ???
さて、私が降りるバス停の3つ前になりました。
すると、われらがチーム・カードエラーの一員であるおっちゃんがスタスタと運転手のもとへ歩み寄り、なんと(という言い方も失礼か)再びカードをかざし料金を支払おうとするではないですか!
・・・タダ乗りできるんと違ったん???(ワタシ、心の声)
が、おじちゃんの努力もむなしく、なぜかまたエラー。
結局おじちゃんは現金を払って降りて行ったのでした。
(くどいようだが) タダ乗りできるんと違ったん?
どうしよう・・・と悩むうちに、私が降りるひとつ前の駅になりました。
すると、チーム・カードエラーのおばちゃん2人がどうやら下車する模様。
どうするんやろ? おっちゃんと同じく再度カードチャレンジか?
と思ったら。
しれっとそのまま下車。
やっぱりタダ乗りでいいんか?(ワタシ、心の疑問)
で、次は私が降りる駅。
チーム・カードエラーの一員として、おっちゃん側につくか、おばちゃん側につくか・・・。
結局、小心者の私はそのまま降りることができず、おっちゃんにならって再びカードをかざしてみると、今度はちゃ~んと正常に支払完了!
私を見て、うん、と頷く運転手。
頷き返す私。
なんのこっちゃ、事情がさっぱりわからないほかの乗客たち。
正直者のおっちゃんのおかげで、タダ乗りせずに済みました!
運転手「ちゃんと支払うんだね」
かっちゃん「私、ちゃんと払ったよ」
なのかなぁ~
正解ですよ~。神様と運ちゃんの 両方から
力強い頷きが 来たじゃないですか。
ところで、調弦した二胡を持ち運んでいたの
ですか。そりゃ、そっと運ばないと大変だ。
それに、二胡の調弦は、難しいものなんですね。
どんな風にやるのかなぁ。。。
お三味線は、歌によって、本調子・二上り・
三下りの 三通りのチューニングがあります。
非常に昔気質のお師匠さんについたワタシは、
適当にねじめ (調弦) をして、歌ってる途中で
変だったら直すという ものすごい メソッドで
習ったため、未だにチューニング器にあわせて
バッチリ調弦ってのが わかりません。
もう ずいぶん 触ってないなぁ。。。
そうなんです。
あのまま降りたらきっと、後後までず~っと気になってたと思うし、払ってよかったです。
おそらくタダで乗ってもOKってことだったんだろうけど。
運転手さん、「おっ、あんたも払うんやな」みたいな感じで、うむうむと頷いていました。
他のお客さんは事情がわからないので、「なんでこの人、またお金払ってるんやろ・・・」みたいな目でぽか~んとされてましたが。
あのまま降りることはやっぱり出来なかったですね。正直者のおじちゃんと同様、またエラーになって却ってややこしくなったらどうしよう・・・と思ったのですが、やっぱり再チャレンジして良かったです。
二胡の調弦、恐らくそんなに難しいものではないのでしょうが、まだ弦自体を調節することが怖くって、自分ではよう触れないのです。
一度やろうとして弦を切っちゃったことがあるので、余計怖くって・・・。
お三味線をされているのですね。素敵ですね~!かっこいい!!!
是非演奏を聴いてみたいな。
動画のアップ、切望します!
記憶の地引網で 前世までさかのぼったくらいの
大昔のコトですがな。
あ、だけど、いまだに ハッキリ 覚えてます!
ねじめをしている時に「バツッ‼」って
弦が切れて、ビビりまくったワタシでしたが、
お師匠さんは「初めて糸を切って、おめでとう」
と、祝ってくれました。
弾いてる最中に 弦が切れた時は、もっと
褒めてくれました。
弦が切れると、ビックリするし、怖い気持ちが
ムクムクと湧いてきますよね。でも、弦を切るほど
練習したね、上達してるね、って、お師匠さんに
褒めてもらえたので「ナントカも おだてりゃ
木に登る」状態で、恐怖感を克服できました。
そういう気持ちに切り換えると 怖くなくなりますよ。
素晴らしいお話、有難うございます。
そのお師匠さんのお言葉、お稽古する者にとっては本当に嬉しいですね。
とにかく弦を触るのが怖くて恐る恐る二胡に接しているような私ですが、そのようにして一歩ずつ楽器との距離を縮めていくのでしょうね。
次回の一時帰国の時にはチューナーを買う予定です。実は「買ったところで使えるのはいつになることやら」なんて思っていたのですが、このお話を読んで「やってみよう!」という気持ちになりました。有難うございます!