すっかり放置していたアフリカ旅のことをもう少し。
アフリカ旅8日目。
ケープタウンは快晴! 朝8:00にホテルを出て。
市内をめぐる"City Sightseeing"バスでGO!
2日前に乗った時は曇りで寒くて震えた2階建てオープンバスですが、今日は。
うひゃひゃ~! 気持ちいい~!
最初に向かった先はこちら。 『カーステンボッシュ植物園』。
とにかく広い!
ケープタウンはその独特の気候の影響で、ここでしか生息しない植物もたくさんあるのだとか。
その花のそばには・・・。
なんとも色鮮やかな鳥! 南アフリカの国旗みたいな配色。
植物園を離れ、次に向かった先は。
ハウト湾。
目的は。
オットセイ~!
お金払ったら、オットセイとツーショット撮れるみたいです。
ここから船でオットセイの生息する場所まで行くのだけど、1時間ほど先までチケット完売。(もっと簡単にすぐに乗船できるのかと思っていました。なめてました・・・)
そこで待ち時間を利用して・・・。
ハウト湾沿いに建つ小さな小屋みたいなお店でフィッシュアンドチップス。
そうこうしているうちに、私たちの乗船時刻になりました。
この船に乗って出発~!
・・・した途端。
ずらりと並ぶオットセイに早くも遭遇。
かわいいっ! なんでこんなとこに並んでるん???
さて、船の上はオットセイとの出会いを楽しみにやってきた観光客でいっぱい。
もちろん皆さん、ラフな格好。
そんな中、一人・・・。
びしっと上等そうなスーツできめたサングラスの男性が。
なんで? なんでここで、スーツ???
もしかしたら、このクルーズを運営する会社の社長の息子とか。
この界隈きっての大金持ちの息子とか。
船内の売店で購入したビールを優雅に楽しむその男性を、私はひそかに"ぼん"と命名して、そのスマートな一挙手一投足からしばらく目が離せなかったのでした。
さて、船が出て10分ほど経過したその時!
おぉっ!!! オットセイや!
めっちゃいる!
・・・っていうか。
多すぎるやろ。
ギュウギュウやん。
少し離れた場所にも岩場があるのに、なぜかすべてのオットセイがこのエリアに大集合。
不思議だ~?
船はしばしここで停止。
私たちも、他の観光客も、そしてもちろん"ぼん"も、存分にオットセイぎゅうぎゅう詰め状態を楽しみ・・・。
再び岸へと船は戻っていったのでした。
本当に、なんであの場所にだけ集まってるんやろ?
いやぁ・・・。
一生分のオットセイを見たな。
つづきはまた、今度。
このスーツ姿の兄ちゃん、何者っ?(笑)
いかにも、ええとこのぼん、という感じ・・・
あるいは、もうちょっと古風に言うと・・・若旦那!(笑)
今では、よほど古くから続く商家でない限り、聞かれなくなった「若旦那」ですが。
なんと、歌舞伎界では今も、跡継ぎのことを「若旦那」と呼ぶらしい(笑)
で、親の名を襲名すると・・・「旦那」になるのです(笑)
スーツ姿の男性、めちゃめちゃ気になりました。
オットセイに夢中になる観光客のラフでリラックスな雰囲気と、まったく真逆な"ぼん"!
目が離せませんでした。
あの立ち居振る舞い、若旦那!とお呼びしても良かったかも(笑)