嘘の吐き方(うそのつきかた)
人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。
 



誰の声も届かない
何の真実も見えない
この真っ暗闇で

僕はいつだってたった一人で
戦い続けるしか無いんだ

それは僕だけじゃなくて
誰もがきっとそうなんだけど

そうじゃないと思える人には
きっと愛の祝福があって

僕にはそんなものありはしなくって
万が一あったとしても
僕はその愛を感じられないほど鈍い泥沼の中にいて

一人で呼吸を止めて
虚数の海で窒息死するんだ

これは俺が作り出した俺の中の悲劇なんだ
俺はどっぷりそこに浸かって酔っぱらってるんだ

だから1分1秒でも早く
目を覚まさないとやばいんだ

だけど
だけど

だけどだけどだけどだけどだけどだけど

全部嘘だろ?
俺も、君たちも、ここにある偽善も毒舌も何もかも!

無いだろ?
確かめられないだろ?

誰かさ
俺を
甘えしか知らない俺を
ひっぱたいてみろよ
殴ってみろよ
殺してみろよ

出来ないだろ?
やらないだろ?

だからこの世界は
真実を失って腐っていく

一番腐ってるのは
俺の頭だ。


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




痛いよ、俺
痛すぎるよ、俺

かなり寒いよ
かっこわりいよ

一歩も進めないよ
疲れてないよ
進んですらいないから

知らないよ

聞こえてるよ

わかんないよ

ただもう どうしようもなくって
本当に俺は無力で 何も知らなくて 何も解らなくて
こんなに何もわからないのに

のうのうと
平気で
暮らしている

君たちがうらやましいよ


知りたいよ

俺がどうしてここにいるのか
自分を納得させられるほどの
怖いくらいに美しい真実の言葉が
まだ、見つからないんだ

お願い
これ以上 僕を殺さないで


コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )




泣きそうになる
消したくなる

僕はもう
どこへ行っても何をしても
自分が痴態を晒しているのだということを意識せねばならない

はにゃ教は戒律が厳しすぎる
命令に背くと誇り高き死を強制的に選択させられる

必死で目を反らしてるのに
「現実を見ろ、現実を見ろ」
という声が頭から消えない

生きることは怖くない
生き続ける事は恐ろしい

誰のための義務感なのか
何のための義務感なのか
生きることに責任なんてあるのか

言葉の中に真実なんかあるのか
俺が書いている事に何か意味なんかあるのか

無いってわかってるよ

ここには
最初から
今も
いつだって

何も無いんだよ

だから僕は

必死で

ありもしない嘘の世界を

作り続けねばならない!


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




昨日、南無さんが突然僕の部屋へやってきて
「おいボウズ、欲しいモンがあるなら背伸びしろ。」
そう言って 僕の頭をクシャっとやった。

僕は驚いて南無さんの方を振り返って見上げた。

南無さんはサングラスをズリ下げて その奥でニヤッと笑った。
そしてどこかへ行ってしまった。

僕はなんだか恥ずかしくなって
壁に掛けてあった時計を裏返しにした。

そしてまた、いつものようにコンピュータに向かった。

文字たちは落ち着かなかった。

(無理に大人にならなくても許される人たちが一握り居る)
―そんな夢を見ながら僕は眠った。


コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




もう少し
もう少しだけ
側にいても いいかな


もう少しだけ
側にいたいよ

あと少し
あとほんの少しだけ
みんなの側にいてもいいかな

もう少ししたら

みんなのこと
忘れちゃうかもしれない

ほんの少し経ったら

自分が誰だか
わからなくなるかもしれない

だからさ
少し
少しだけ
僕に

心をかして下さい…


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


遠い  


遠い

遠いよ
君がいる場所
本当に遠いよ

だから
明日も また ここでさけぶね


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




この世界 確かに儚いけど それは別に誰のせいでもないと思う
だから きっとどうにもならないと思う


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




深層から表出された言葉
発掘された化石だけが今という共有された
一瞬に置いて意味を持つならば

まだ無意識下にある時間は
現実の意味を与えられていない可能性があるということなのか

無理矢理掘り出した
ズレた言葉は死を早めるだろうか
あるいはその言葉の中の言霊が死ぬだろうか
それとも時計の針を早める事が出来るのか

単に自由な言葉が次々と死んでいき
歯車がちぐはぐに噛み合って
現実に起こるはずの出来事が
次々と狂っていくならば
むしろそれは願ったり叶ったりと言えるだろう

その時その場所でしか意味を持たない言葉というのは
それそのものが矛盾した性質を備えている
つまり理路整然と説明される限りに置いて
我々の話す言葉は四角い密室空間に閉じこめられ
永遠にそこから出てこない可能性がある

そうなればまさに言葉は自殺する

だから我々の話す言葉は意味がわかったりわからなかったりすることが
じつに丁度良く上手い具合に出来上がっているという言い方も出来る

しかし同時に
動こうとする言葉と
全く動いていない言葉と
動かなくなった言葉と
そのようなものたちを
一つの言葉としてしか捉えないのならば

そもそも意味や価値というものが
全く持って幻想であるということになる

このような説明的文章は
使い古された三流マジックのトリックの答え合わせに過ぎない

よってこれらの方程式から導かれる答えは
人は馬鹿であり、その理由は僕が人を馬鹿にしているからだということになる。

「宿題忘れてきた人は居ますか?」
「覚えていたけどやりませんでした!」


コメント ( 16 ) | Trackback ( 0 )




嘘と本当
オセロに似てると思うよ。
すっごく思うよ。

心の奥底の貯め込んで我慢してた禁句を言った瞬間に
過去の言葉が一瞬で裏返る
本当は嘘になり、嘘は本当になる

だからいつもいつも言いたいこと言えなくて
イライラする事があるよ

別にさ
それがどうだこうだって言うつもりはないのさ
言ってるけどね

別にそんなの口に出して言わなくなって
みんなわかってる事だと思うよ

けどさ
言いたいこと、あるだろ?

なんでそんなに上手に、しらんぷりするんだ?
目を反らすなよ

見ろよ
痛いもの
もっと見ろよ

いいよもう
またこうやって俺は何かを
飲み込むんだ

そんで言いたいことも言えずに
死んでいくんだ

ゲームは…続けようぜ。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


   次ページ »