Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

歓喜の歌というテレビドラマ

2008年09月07日 18時20分32秒 | Weblog
晴れたり急に暗くなったり、嫌な天気ですね。予定では近くのイオンに本でも観にいこうと思っていたのですが、この天気では外へ出る気もしない。

そんなこんなでぐずぐずしている時に、テレビで「歓喜の歌」というテレビドラマをみました。結成20周年の記念コンサートを市民会館に予約したママさんコーラスが、市政報告会とダブルブッキングされ、キャンセルか?延期か?それとも…?という内容。大泉洋さん扮するホールの担当者が、最初「たかがママさんコーラス」となめてかかっていたのですが、コーラスに来るママさんたちの介護、仕事、子ども、病気をかかえた中でのがんばりが伝わり、気持ちが動いていくという内容です。

コーラスのメンバーさんがかかえている内容を見ると、本当に今私のまわりで歌っている生徒さんたちのかかえている内容と全く同じ。それでも歌いたいたいという気持ち、コーラスをやったことがある人は共感を持って見れたのでは?

ただ最後は少しがっかり。ピアノさえ乗っていない舞台で、ベートーヴェンの「歓喜の歌」を歌うママさんコーラス。もちろん口ぱく?後ろからオーケストラの録音となぜか女性だけでなく男性のうた声。これはちょっとがっかり。せっかくいい話なのだから、ピアノで女性だけで録音してほしかったです。おそらく番組制作者が「最後は盛り上げたいからオーケストラでないと…でも予算が…」なんて思ったんでしょうか?ここだけは「え~~~っ」って思いました。

原作は、番組内容をみると落語家立川志の輔さんの新作落語「歓喜の歌」だそうです。へぇ~!ネットで調べたら、なんと文庫本もDVDも出ている。

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4 コメント

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同感なんです!!! (にのみ@名古屋在住)
2008-09-08 10:53:58
はじめまして。
昨日TVを観ていて、ずっと楽しんで観ていたのにラスト直前の
ある意味一番重要なシーンで「…な、な、何で?!?!」と思って、
それから一日気分がモヤモヤしてしまい、
同じ気持ちを抱いている方はいらっしゃらないかと探していました。

オーケストラがバックなら、そもそも指揮者が合唱団の前に立って
指揮を振ること自体おかしいし、
100歩譲ってオケバックは実は録音だった…という設定だった、とも
考えようとしましたが、
やはり男声パートの声もしっかり聴こえて来ましたもんね…。

他にも、そもそもどうしてあんなギリギリのスケジュールの中で、
1曲に選んだのが歓喜の歌だったのかという設定そのものに
すごく違和感を覚えてしまって…。
せっかくのいい題材、味のある役者さんの演技ぶりだったのに、
イージーな台本が全てを台無しにしてしまった感じでガッカリでした。

その後の「時代」はすごく素敵だったし、
ピアノ伴奏で女声コーラスでも全然良かったと思うんですけどね!
リアリティのなさ過ぎな結末はホントにガッカリでした。


突然お邪魔してこのようなことを書いてすみませんでした!
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そうですね (はに~)
2008-09-08 18:29:32
歓喜の歌というタイトルだけに、その曲を使ったのはかまわないのですが、あの録音という安易な選択には、ちょっと???でしたね。
でもそれ以外はにのみさんが書かれているように、題材もよかったし、役者もとてもよかったと思います。
こういうマイナーな題材でドラマを作りテレビで流したいと思ってくださったテレビ業界の皆さんに拍手すべきか、それともあのラストシーンに文句を言うか悩みどころですね。
返信する
映画 (いさやん)
2008-09-09 14:46:25
私は 映画の方を 見ました。映画が評判に なって テレビドラマ化されたようです。
 映画は 小林薫さん 。安田 成美さん 由紀さおりさん たち。細かいところは 覚えていませんが まあ 感動モノでした。
テレビの方は見ていません。が
こうなると、志の輔さんの 落語が聞きたくなりました。 ママさんコーラスなんて ちょっと マイナーなモノが 取り上げられるなんて ちょっぴり うれしい。これで コーラスブームになるかも!って 一時話題になりましたが さあ どうでしょうか。
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私も聞きたい (はに~)
2008-09-09 18:26:57
本当に、落語だったらどうなるんだろうって興味深々です。今回のドラマを受けて落語のほうも聞く機会ができたらいいですね。

それと同時にコーラスブームがまた来てくれると、本当にうれしいのですが…
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