Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

夏本番

2021年07月24日 13時48分00秒 | Weblog
夏本番ですね。暑いです。
 
でも風が吹くので、外はまだなんとかなりますが、家の中がすぐに温度が上がるので、エアコンつけっぱなしです。
 
オリンピック開幕しましたね。
今までで一番感動できない。モヤモヤの残る開会式になりました。それぞれの出演者はすごい人なんだけど、何もつながりが見えないし、演出の意図も中途半端だし、「福島復興」「コロナに勝つ」で紹介された人や参加された方が、どこか借り物のように見え、いつの間にかスローガンのように言われている「多様性と調和」が、何をもって多様性なのか、増々わからなくなりました。
 
「多様性」で検索かけましたもの。
 
その多様性を象徴するのが、アメリカに住んで、日本語ほとんど話せない人を、あの場に立たせることが、本当に多様性なのかどうか、私にはわからなかったです。多様性の国アメリカに受け入れられている人を立たせるんじゃなくて、日本は何を多様性の象徴として受け入れている国なのかが見えなかった。手話のワイプもなかったし。
 
例えば、今日、卓球で日本対オーストリアの試合だったんです。選手を見て日本が勝つような気がしたので、オーストリアを応援しながら見ようとして、日本語の解説よりもドイツ語の解説聞きたいと思って、オーストリアのテレビのHPを開けたけど、権利云々で日本からは見えない。日本にいるたくさんのドイツ、オーストリア人は日本語でしか見れないし、日本を応援する解説しか聞けないんです。副音声その国の解説いれるくらいやってくれ。それが多様性の親切ってもんだ。
 
なんでもいいんです。とにかく、意味のわからない開会式でした。このコロナ禍で、オリンピックは開催しない方がいいと思っていましたが、どうせやるならちゃんとしたものを、意味のあるものを、誰かの心を動かすものをと期待していましたが、がっかりして、他の試合を見る気力もないほどの今日です。
 
多様性が「いろいろな人がその人らしくそこにいていい」ということなんだとしたら、全くもって何を考えてそうなっているのかわからない開会式でした。だから私はしばらく「★この国」にいると息苦しくなるんだとわかりました。純正日本人だけど(純正の意味さえ意味をなさない)日本にいてこの個性を多様性として受け入れてもらってる感じしませんから。
 
★最近の人は「日本」と言わずに「この国」というそうです。自分の国という意識が低いんですって。その気持ちよくわかる。
 
そうそう、みんなドローンがすごいとか言ってるけど、中国じゃ、一般人のプロポーズに、すでにあんな感じでやってるってニュースで見たことあるし。
 
本当に最後まで見てがっかりしてしまいました。
 
途中1回だけトイレ休憩を取りましたが、バッハさんのスピーチの間でした。長すぎ!まあ、同じ分量の意味合いを日本語からドイツ語にするだけで、1.5倍くらいになりますけどね。
 
とにかく、前回のオリンピック生まれとしては、小さい時からクラスメートに「聖子ちゃん」が多く、なんの記憶もないけど、ずっとオリンピックと絡めて生きてきただけに、今回のスキャンダルだらけのオリンピックは、日本が世界に真面目に目を向けてこなかったツケだと思っています。
 
そろそろドイツ語の収録も終わるし、暑いから午前中に練習行ったら、午後からはオリンピック三昧だと思っていたのに、なんだかおもしろくな~い!!!
 
これから、ゆでた枝豆食べます。
 


 
コメント (2)
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