今日は、ゲーテの「野ばら」を作曲した作曲家が、合計で100人を超えるらしいのですが、
その楽譜を収集している方のお話を聞いてきました。
以前、北海道の放送局が、このテーマで番組を作っていて、それを見てから、
いつかこのテーマでなにか講演とかコンサートがあったら行きたいなと思っていました。
今回の講師の方は、以前収集しておられた方ではなく、今回新たに20曲を発掘し、
合計110曲の野ばらを楽譜として出版した方です。
どこかで、「シューベルトの野ばらは、ゲーテに相手にもされなかった…」というのを聞きかじったことがあるのですが、
今日のお話によると、ゲーテは晩年になり、「これこそ私の作品だ」みたいなことを言って、シューベルトを認めたとか。
ベートーヴェン、ブラームス(もとはライヒァルト)、レハールなどの「野ばら」を生演奏で聴かせていただきました。
もう、レハールなんて、どんな生臭い恋愛劇やねん!というくらいの出来で、笑いそうになりました。
(失礼あくまでも曲にです。)
で、今回この講座を知ったのが、企画プロデュースの学生さんたちを指導する先生です。
この方とは、2回目のウィーン留学時代、一緒に飲んだくれた仲。
ところが、なんと今日の講師の方も、その人の家で一緒に飲んでいたことが判明!
あ~何度このブログに次のセリフを書いたら気が済むんだろう。
「世の中狭い」