Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

「野ばら」の世界に触れてきました

2018年02月01日 22時07分26秒 | Weblog

今日は、ゲーテの「野ばら」を作曲した作曲家が、合計で100人を超えるらしいのですが、

その楽譜を収集している方のお話を聞いてきました。

以前、北海道の放送局が、このテーマで番組を作っていて、それを見てから、

いつかこのテーマでなにか講演とかコンサートがあったら行きたいなと思っていました。

今回の講師の方は、以前収集しておられた方ではなく、今回新たに20曲を発掘し、

合計110曲の野ばらを楽譜として出版した方です。

どこかで、「シューベルトの野ばらは、ゲーテに相手にもされなかった…」というのを聞きかじったことがあるのですが、

今日のお話によると、ゲーテは晩年になり、「これこそ私の作品だ」みたいなことを言って、シューベルトを認めたとか。

ベートーヴェン、ブラームス(もとはライヒァルト)、レハールなどの「野ばら」を生演奏で聴かせていただきました。

もう、レハールなんて、どんな生臭い恋愛劇やねん!というくらいの出来で、笑いそうになりました。

(失礼あくまでも曲にです。)

で、今回この講座を知ったのが、企画プロデュースの学生さんたちを指導する先生です。

この方とは、2回目のウィーン留学時代、一緒に飲んだくれた仲。

ところが、なんと今日の講師の方も、その人の家で一緒に飲んでいたことが判明!

あ~何度このブログに次のセリフを書いたら気が済むんだろう。

「世の中狭い」

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする