Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

春かと思えば肌寒くて・・・

2013年04月10日 20時18分59秒 | Weblog
桜も終わり、もう完全に春だなぁと思っていたら、今日は意外に肌寒い。
カーディガン一枚では寒かったです。その上、午前中は暖房だと思っていた室内空調が、なぜか冷房だったというおまけまで。どおりでみんな寒いといっていたはずです。

さて、今朝は出かける支度をしながら、なぜかラジオで国会中継。
さほど興味があるわけでもないのですが、教育関係の質疑。

力をいれるべきは、(あとで取ってつけたように人間性って言ってたけど)話せる英語と、理数系と、あとなんだったったけ?要約すれば、「世界でさっさと仕事ができる日本人を。」というところでしょうか。

そこに文化や、情緒や、心の教育はないんですね、きっと。

昔なら、近所の怖いおじいさんや、昔話や、道徳の時間や、子ども会のお兄さんお姉さんや、本を読んだり、歴史やお話のテレビがあったり、おばあさん、おじいさんから話を聞いたり、いろいろな所から「心はどうあるべきか」も、しみ込んだ(教育を受けたではない)けど、今は、昔話を知らない子どもがほとんど。日本昔話のマンガも知らない子が多いし、本も読まない。核家族で話をしてくれる人もいない。私たちの親世代が知っていたことわざとかも、今の親は生活の中で教えないだろうし。小学校で道徳はなくなるらしいし、家の外で遊ぶのも相手がいない。空気が悪くで遊べない、塾が忙しくて遊べない。だから、仲間の中でコミュニケーションを取れない。友達いない。

さあ、そこへ実践だけ重視して本当に世界に通用する日本人になりますかね?
きっと、英語の上手い、理数のできる、世界に嫌われる日本人になるんだわ。

何も考えずに海外で危険な所へ行ったり、飛びこんだりする日本人もどうかと思うけど、
英語だけペラペラできても、相手を思いやる気持ちがなかったり、コミュニケーション取れない日本人は、もっとどうかと思うと、このブログに今まで何回書いただろうか…。

言葉だけ教えてもだめなのだと、大きな声で叫びます!
それは、日本人が、どれだけ日本語ができても、ダメな人はダメだということが、いい例ではないですか?
コメント
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