Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

奈良観光しました

2008年12月21日 21時02分45秒 | Weblog
昨日3時過ぎに焼き飯つくって食べていた私。その後テレビを消すと頭の中に音楽が鳴るので、テレビをつけっぱなしにして寝ました。

今日は昨日奈良に泊まったしとちゃんと、お母さん、叔母さんの3人と一緒に奈良観光をしました。ホテルフジタからタクシーでS-3さんに勧めてもらった奈良奥山ドライブウェイを走り、若草山の頂上へ行ってきました。ここからの眺めは最高でした。薄曇りでしたが、私の住んでいるところどころか、もっと遠くまで見えましたし、平城京跡なんかも上から全体を見るのは最高でした。

その後、大仏殿を見学し、奈良漬屋さんのお食事どころで遅い昼ご飯をとりました。これがまた、美味しかった。(あら、また食べ物の話?)国産うな重を食べ、その後みんなで鯛の荒だきを頼みました。これがまた美味しくって、本当に満足でした。

その後は京都へ、なんと近鉄特急で移動。こんなの普段絶対乗らないので、めっちゃうれしかったです。京都ではもう時間がなかったので、伊勢丹で買い物をして、お茶屋の中村藤吉でお茶してしとちゃんたちは帰って行きました。

ところで、タクシーの運転手さんから聞いたのですが、奈良の鹿は神様のお使いですよね。白い鹿の写真までいただいたのですが、その鹿が奈良公園内で事故にあったりしたら、ちゃんと警察に届けないといけないらしいのですが、一歩奈良公園から出たら、「ただの鹿」なんですって。だから今まで一番遠くは道頓堀あたりまで遠出してしまった鹿さんがいるらしいのですが、例えば明日の朝、木津の駅前を散歩している鹿がいたら、そしてその鹿が交通事故でお亡くなりになったら、そのまま持って帰って鹿ナベにしてもいいんだそうです。さて、この話本当なのか、担がれたのか?いまだにわかりません。

もう10時ですが、今から伊勢丹で買ってきた味噌串カツをおかずに晩御飯にします。ではまた。


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無事に終了

2008年12月21日 01時28分12秒 | Weblog
今夜中の1時半です。全曲録音を聞き終わり、いろいろ反省し終わったところです。身体は疲れているのですが、目はパッチリ。やばいです。

思ったよりたくさんのお客様に来ていただき、会場はなんとなくあったかい感じで始まりました。ありがとうございました。

最初にモーツァルトを5曲。すべて性格の違う曲を選んでしまったので、たいへん苦労したのですが、苦労しただけの結果ですし、できたことはできたし、できなかったことはできなかったしって感じです。ただ、高い声が出たなぁとかじゃなくって、思っていたことや、伝えたい言葉ができたなぁとか、ここはたぶん伝わってないなぁなんて思いながら録音を聞いていました。まずここが自分の中で今回変わったことだなぁと思います。とにかく(たとえお客さんの全員がドイツ語がわからなくても!)どれだけ言葉を伝えるかを再確認したウィーン留学だったので、それにとても気をつかったし、そこに時間をかけて練習しましたが、モーツァルトが仕上がるなんてことは一生ないので、チャンスがあればまた一からやり直してまっさらな楽譜を広げたいと思います。

ベルクもモーツァルトも、出来が悪いというわけではないのですが、満足とか不満足とかでなく、今日はここが精一杯です。明日歌ったらまた違う感じになってます。1回演奏して終わりにできる作品ではないので、何度もやりたいと思うのでした。

ただ反面、モーツァルト好きですというお客さんならとにかく、モーツァルトは名前だけ知ってます。ベルクは誰だかわかりません。というお客さんがほとんどの私のコンサート。「お客さんに楽しんで帰ってもらいたい。」というコンセプトの中で、モーツァルトやベルクを歌う必要があるのだろうか?と昨日の夜ふと思ってみたりもしました。そのへん客席にいたみなさんの声を、次に会った時に聞かせていただけたらうれしいです。だって大学の先生って、コンサートが学術論文と同じだから、賢そうな曲も歌わないといけないけど、私は先生じゃないので賢そうなものをコンサートに持ってくる必要はないのです。だから今日の前半が難しすぎたなぁと感じる人もいたかもしれません。「これおいしいのよ。」と私に勧められて食べてみたけど口に合わなかったとしたら、ごめんなさい。
研究発表としてのコンサートも世の中にはあるんです。でもそれは私には必要ない。でもモーツァルトも、ベルクもその良さを知ってしまうととても素晴らしい世界なので、ぜひ紹介したいし、知っていただきたい。でも「わからないけど、すごいなぁ。」と納得してもらえるところまで私が行ってない。その上ウィーン物みたいにノリがいいわけではない。そのへん難しかったです。

後半は来てくれていた小さい子どもたちも、子どもだけでなくもちろん大人も、じゅんなさんと王子の踊りで喜んでくれていたようです。思いのある曲はそれなりにいい雰囲気が出ていたと思います。それにやっぱりウィーン歌曲って、みなさんお好きそうなんですよね。ノリもいいし。ぜひこのウィーン歌曲をこれからもっともっといろいろなところで歌いたいと思うのでした。

終わってみて、一番思ったのは「ああ、今回はすべてにおいて、やっぱりまた通過点だった。」終着点はないのですが、「ああ、ひと山超えたなぁ。」くらいの感覚があるといいなぁと思っていたのですが、そんなのはどこにもない。モーツァルトもベルクもやっとスタート地点に立たせてもらったという気分です。あと30年くらいかけてウィーン人の言葉でなく、心を歌えるようになりたいと思いました。

つらつら書いています。すみません。

ところで、たくさんの方にいろいろプレゼントをいただいたのですが、今回なぜかとてもワインのプレゼントが多かったのは、チラシのせい?ウィーンの歌がワインとかわいこちゃんと、音楽とというのが多いので、どうしてもワインをメインのチラシにしたんですが、そのチラシをみて「ワインね。」と思っていただいた方が多かったようです。ところが、今我が家にはコルク抜きがありません!前回の引越しでどなたかに差し上げたままなので、これはコルク抜きを買いに行けということですかね。自分へのクリスマスプレゼント買いに行こうっと。

そして、種明かしを一つ。最後の「ウィーン我が夢の街」を今日はずいぶんしっとりでしたねと、何人かの人に言われました。1番は一緒に練習した人が多いので、みなさん意味もよく知っておられますよね。ウィーンよいところ一度はおいでソングです。でも実はこの曲3番まであって、今日歌った部分は、本当の歌の3番に当たる部分で、次のような意味なんです。コンサートの中で話をしたように、いつかここをウィーン人のように微笑んで歌えたら、と思うのです。

私が望んでも、望まなくても・・・
できれば遅いほうがいいけれど
いつかこの世から離れる時が来る。

愛にもワインにも
さよならを言って。

すべてはやってきて、そして過ぎ去るものだから。

ああ、いいじゃないか、
もう歩かなくてもいいんだ。
飛んで天国へいけるのだから。

天国に腰掛けて
ウィーンをながめれば
シュテファン寺院が下から挨拶しているよ。

はるか聞こえてくる、美しい音が。

ウィーンウィーンお前だけが私の夢の街。
古い町並みが続き、かわいい娘がいる。

ウィーンウィーンお前だけが私の夢の街。
幸せの街ウィーン、私のウィーン。


明日は、しとちゃんと、彼女のお母さん、おばさんと一緒になら・京都観光に行く予定です。雨が降らないといいのですが…。では2時半になろうとしていますので、シャワーして、なるべく寝られるように努力してみます。今日はありがとうございました。

コメント (6)
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