Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

スクールディナーを観て

2007年02月07日 21時16分20秒 | Weblog
ジェイミーオリバーというイギリスのシェフが、学校給食を変えるという内容の、「ジェイミーオリバーのスクールディナー」というDVDを観ました。

これはイギリスの学校給食が、有名レストランのシェフジェイミーからは考えられないほど、はずれたものであることから、給食に危機感を持ち、この改革に挑戦するのですが、なにしろ子供は野菜が嫌い。昨日の夕食はなんだった?と聞いて返ってくる答えは「ポテトチップス」「カップヌードル」「ソーセージ」。給食を食べない子はチョコレートバー。これではどうしようもありません。そしてその給食が、何が入っているかわからない揚げ物ばかり。肉が入っていないようなソーセージや、正体のわからない魚のフライなどです。

子供の意識改革・親の意識改革・そして給食をつくるおばさんたちの意識改革と、壁は次から次へとやってきます。そしてなによりも給食が一食・一人頭予算80円なんです。これでは何も作れません。

それらの壁を乗り越えて、なんとか子供に野菜や肉の美味しさを理解してもらい、食べてもらうまでのドキュメンタリーは感動的でした。

中でも、パンとパスタ(それもトマト味とかになるとだめ)しか食べない子供の親と話し合い1週間チョコレートや甘いものを断ち、野菜と肉をだしたら、チョコを食べなくなった数時間後から子供が落ち着きだし、とても状況がよくなり、家庭で会話も出てきたのに、1週間後の試みが終わって炭酸飲料を飲ませた直後から子供がかんしゃくを起こしたというのですから、恐ろしいです。

日本でもすでに、夕食は塾の前後にラーメンとかパンとかの子供が増えていますし、お母さん料理作っていますと言っても冷凍食品だったり、混ぜたら終りだったりします。この前はニュースで「ごはんにチョコレートのふりかけ」という子もいました。考えてみれば私もここ1週間、根野菜は食べているものの、葉野菜は昨日、水餃子(これはできあい)と一緒に煮る一人鍋野菜セットが唯一でした。

「あなたが食べているものがあなたを作る」肝に銘じてもう一度考え直そう。

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いまどきの小学生

2007年02月07日 00時06分27秒 | Weblog
今日は暖かかったですね。このまま春でもいいんだけど。

さて、今日電車でのできごと。私立の学校に通う小学生が何人か電車に乗ってきました。私の前に座ったのが5年生か6年生の男の子2人。顔は小学生なんですよ。かわいいの。で、隣の友達と遊んでいる雰囲気も、しゃべっている感じも小学生なんです。でも、ぬうっと伸びた足には、すね毛がうっすら生えている。そう「半ズボン」なんです。これって女子高生の20センチスカートより目のやり場に困りました。(私が女だから?)本人恥ずかしくないのかなぁ。あの友達とのしゃべり方を見ていると、意識がまだそこまでいってないか?

そういえば前に見た映画で、半人前の子供が、スラックスをはきたい。半ズボンは恥ずかしいからと、親のズボンを仕立て直して自分のにしてしまったというのがありましたが、半ズボンはまさしく「子ども」であることのスタイルなんですよね。

でも、できれば最近の子どもの成長を考えると、今日のような例もあるので、高学年の男子は長いズボンでもいいような気がします。学校関係者の方がいらしたらぜひ検討してください!

私も6年生の時、163センチ←大柄な高校生だと思われていました。でランドセルをしょっていました。めっちゃ童顔。今から考えれば充分恥ずかしいです。


コメント (4)
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