老後の練習

しのび寄るコドクな老後。オヂサンのひとり遊び。

Banteay Kdei~Sras Srang/アンコール・ワット旅行その9

2011-02-14 22:13:30 | 旅行





アンコール・トムの東側には大小15か所くらいの遺跡が5キロ四方くらいの範囲に点在している。バンテアイ・クデイはその中できのうのタ・プロームと同程度の大きな仏教寺院跡で、平面的な規模だけでいえばバイヨンよりも大きい。12世紀末、だから、バイヨンと同じ頃に建てられ始めたので雰囲気は似ている。門には大きな顔が彫り込まれている。ちなみにバンテアイというのは砦、クデイは僧侶という意味。

で、ココは壁の彫刻がキレイ、だった、かな、、、ハッキリ言って、モノ売りが、ほかはだいたい門の外で営業しているのに、ココは遺跡の中で営業していて、もちろん向こうは生活がかかっているわけだから、たかがニッポン人の一観光客に冷やかな眼で見られようが全然気にしないのだろうが、ひとり、とんでもなくしつこいのに付きまとわれて、うんざりしてさっさと出てきた。
写真に写っているおジョーたちはそういうのではなく、普通にしつこい人びと。ココでは、ワリとイケテルおジョーから牛皮でできた影絵芝居の人形、というか、正式名称はスバエク・トーイの人形を買って、小さなイタイケなおジョーからは竹の笛を買った。これもまた1本1ドル、3本2ドル。呪文のように囁いてくる。

というわけでクチバネとタケブエを交互に鳴らしながらもう何も買わないぞ、という雰囲気をみなぎらせて場外営業のヒト達が待つ外に出ると、道を挟んで大きな池があって、ソコが王さまの沐浴と瞑想のために作られたスラ・スラン。ココで沐浴、って、東西700m、南北300mもあるっていうから、雨季の溜め池も兼ねていて、王さまが沐浴した水をありがたがって下々のモノが使っていたのかもしれない。

ちなみにワレワレはバンテアイ・クデイの西門から入って東門に抜けた。そのへんはトゥクトゥクのニーちゃんに言われるがまま。2日目はコレでおしまい。だいたいペースがつかめてきた。