Son Mai/ソン・マイは英語ではラッカー・ペインティング。プラモデルの塗装のように聞こえるが日本語では漆画。木の板に漆を塗って描く絵のコト。ニッポンの蒔絵と同じでベトナムの漆画も貝殻や金属などを表面に貼り込んだりとかいろんな技法がある。1900年代の初めにゲイジュツとして確立された。その頃の名作の数々はうちの近所の国立美術博物館に行けば見れる。相当細かく描き込んでいてかなり見ごたえがある。
その漆画が街中のギャラリーに行くと買えるのだが、散歩の途中でふらふらっと入って、既に3枚買ってシマった。シマった、と書くのは若干後悔のキモチがあるから。いろいろ悩んだ挙句、最後に選んだものがホントに一番いいモノだったのか、みたいな、よくヒリピンクラブで、最初におネーさんがたくさん並んでいるところに行って指名しないといけないときに、初心者がイロイロ悩んで結局どーってコトないのを選んでしまうのとおんなじ。比喩が適切だったか。。
で、コレまでの2枚は家に持ち帰ってじっくり見るとそういうキモチがフツフツと湧き上がってきて、まだまだ修行が足りないと思っていた。見る目が肥えてないからソウいうことになるので、むしろそういうシッパイはすすんで何度か経験しないと、直感的にホントにいいモノがわかるようにはならない。さっきの比喩で考えればわかりやすい。最初の2,3回はステガネ。
そういうわけで3枚目にして初めて、コレはケッコウ気に入っている。技法的には特に凝ったモノではなく細かく描き込んでもいない。真ん中の猫なんかアライグマかと思えるようなテキトーさ加減。ギャラリーのおネーさんに、コンナの買うのぉーみたいに言われたのをあえて買った。
だいたい絵の価値なんて物差しがあってないようなモノだから、結局のところ、ジブンが気に入るかどうかだけのコト。ただあんまりのめり込むとすぐにおカネがなくなる。1年半で3枚だから半年に1枚。ま、もう少し買えるかもしれない。
その漆画が街中のギャラリーに行くと買えるのだが、散歩の途中でふらふらっと入って、既に3枚買ってシマった。シマった、と書くのは若干後悔のキモチがあるから。いろいろ悩んだ挙句、最後に選んだものがホントに一番いいモノだったのか、みたいな、よくヒリピンクラブで、最初におネーさんがたくさん並んでいるところに行って指名しないといけないときに、初心者がイロイロ悩んで結局どーってコトないのを選んでしまうのとおんなじ。比喩が適切だったか。。
で、コレまでの2枚は家に持ち帰ってじっくり見るとそういうキモチがフツフツと湧き上がってきて、まだまだ修行が足りないと思っていた。見る目が肥えてないからソウいうことになるので、むしろそういうシッパイはすすんで何度か経験しないと、直感的にホントにいいモノがわかるようにはならない。さっきの比喩で考えればわかりやすい。最初の2,3回はステガネ。
そういうわけで3枚目にして初めて、コレはケッコウ気に入っている。技法的には特に凝ったモノではなく細かく描き込んでもいない。真ん中の猫なんかアライグマかと思えるようなテキトーさ加減。ギャラリーのおネーさんに、コンナの買うのぉーみたいに言われたのをあえて買った。
だいたい絵の価値なんて物差しがあってないようなモノだから、結局のところ、ジブンが気に入るかどうかだけのコト。ただあんまりのめり込むとすぐにおカネがなくなる。1年半で3枚だから半年に1枚。ま、もう少し買えるかもしれない。