天気予報によれば一日 heavy rain だったはずなのにとうとう降らなかった、どころかケッコウいい天気。ここまでハズれるとキモチいい。コッチに来る時に着ていた薄手のセーターはその後一度も着ることはなく、持ってきたシャツが全部長袖だったので半袖のを2枚買った。ベトナム製、2枚で530,000ドン。3,000円。安くはない。
で、今日の散歩は別名ハノイ・ヒルトンとも呼ばれているホアロー刑務所跡。今は大部分が取り壊されてハノイタワーっていう高層ビルが建てられて、その一角に一部が残されて公開されている。池袋のサンシャイン60が巣鴨プリズンの跡地に建てられているのと似ているが向こうはまったく残っていない。ニッポンのクサイものには蓋的文化のあらわれ。
ベトナムの歴史はキワメテ複雑で被侵略、被征服の歴史は覚えきれないくらい。とりあえず近現代だけを見てみると1800年頃からフランスの侵略が始まって第2次世界大戦の初期にフランスがドイツに負けると今度は日本が侵略して、1945年にニッポンが負けると北と南に分断されて、北は中国が、南はイギリスが支配したかと思ったらまたフランスが出てきて、で、北でホーチミンさんが登場してフランス軍と北との戦争が始まって、フランスが負けたと思ったら今度はアメリカが南の方に肩入れしてきて、でもって1960年代にあのケネディが始めたのがベトナム戦争。コッチでは対米戦争、みたいな言い方をする。その後ソンミ村の大虐殺とかアメリカが非道の限りを尽くしても結局1975年にブザマに敗退していく。
ただそれで終わらずその後カンボジアのポルポト派を支援する中国との間で中越紛争があって、そういういろんな経緯でベトナムには華僑はほとんどいなくてそのため中華料理屋もほとんどない。
で、ワタクシ事だが、ワタシは1995年にあのシラクのフランスが南太平洋で原爆実験をやってから、基本的にはフランスワインは不買運動をし続けていてもっぱらチリとかスペイン産を愛飲している。ニンゲンつまらぬこだわりは持つべきではないが、こういうのは死ぬまで守るべきものだと思いませんか、そこの奥サン。
で、どうしても理解できないのがどうしてフランスとか、ほかのヨーロッパの国にしても、なんでアジアとか南太平洋とかに出てきてヒトをコロしたり放射能をばらまいたりしてきたのかってこと。近辺でやってほしい。
今日のホアロー刑務所にはフランス支配時代に抵抗して投獄されたベトナム人民の悲劇が展示されていてココロに突き刺さるものがあった。ギロチンとか、目を覆うようなものもリアルに並べられていて。。アメリカ系の観光客の期待に反して対米戦争時代の捕虜の収容に関してはキワメテ友好的に扱ったような展示内容で、悲惨な捕虜生活へ思いをハセようとしてきたカレらはややがっかりしてたような。まあフランス時代の悲惨さに比べたら屁みたいなものって感じか。だからハノイヒルトンっていいかたはベトナムでは通用していないのかも。
で、今日の散歩は別名ハノイ・ヒルトンとも呼ばれているホアロー刑務所跡。今は大部分が取り壊されてハノイタワーっていう高層ビルが建てられて、その一角に一部が残されて公開されている。池袋のサンシャイン60が巣鴨プリズンの跡地に建てられているのと似ているが向こうはまったく残っていない。ニッポンのクサイものには蓋的文化のあらわれ。
ベトナムの歴史はキワメテ複雑で被侵略、被征服の歴史は覚えきれないくらい。とりあえず近現代だけを見てみると1800年頃からフランスの侵略が始まって第2次世界大戦の初期にフランスがドイツに負けると今度は日本が侵略して、1945年にニッポンが負けると北と南に分断されて、北は中国が、南はイギリスが支配したかと思ったらまたフランスが出てきて、で、北でホーチミンさんが登場してフランス軍と北との戦争が始まって、フランスが負けたと思ったら今度はアメリカが南の方に肩入れしてきて、でもって1960年代にあのケネディが始めたのがベトナム戦争。コッチでは対米戦争、みたいな言い方をする。その後ソンミ村の大虐殺とかアメリカが非道の限りを尽くしても結局1975年にブザマに敗退していく。
ただそれで終わらずその後カンボジアのポルポト派を支援する中国との間で中越紛争があって、そういういろんな経緯でベトナムには華僑はほとんどいなくてそのため中華料理屋もほとんどない。
で、ワタクシ事だが、ワタシは1995年にあのシラクのフランスが南太平洋で原爆実験をやってから、基本的にはフランスワインは不買運動をし続けていてもっぱらチリとかスペイン産を愛飲している。ニンゲンつまらぬこだわりは持つべきではないが、こういうのは死ぬまで守るべきものだと思いませんか、そこの奥サン。
で、どうしても理解できないのがどうしてフランスとか、ほかのヨーロッパの国にしても、なんでアジアとか南太平洋とかに出てきてヒトをコロしたり放射能をばらまいたりしてきたのかってこと。近辺でやってほしい。
今日のホアロー刑務所にはフランス支配時代に抵抗して投獄されたベトナム人民の悲劇が展示されていてココロに突き刺さるものがあった。ギロチンとか、目を覆うようなものもリアルに並べられていて。。アメリカ系の観光客の期待に反して対米戦争時代の捕虜の収容に関してはキワメテ友好的に扱ったような展示内容で、悲惨な捕虜生活へ思いをハセようとしてきたカレらはややがっかりしてたような。まあフランス時代の悲惨さに比べたら屁みたいなものって感じか。だからハノイヒルトンっていいかたはベトナムでは通用していないのかも。