老後の練習

しのび寄るコドクな老後。オヂサンのひとり遊び。

どよーんとしたウシの日

2012-07-28 11:44:19 | 風景



ニッポンから戻って3日目。シゴトが嵐のようにワタシを責める。もう耐えられない。逃げたい。

というわけでニッポンで食べたモノを思い出してココロ癒す土曜の朝。
最初のは横浜関外・吉田町、濱新のうな重。身が弾力があるのが特徴。あとの3つは横浜そごうのレストラン街で☆☆☆☆☆のガンボ&オイスターバー、岩ガキ祭りの品々。ハノイでも生ガキは食べれるけど、、ワタシはまだ食べたことがない。ニッポンは安全でハノイは危険というのは根拠のない思い込みに過ぎない。おジョーがダイジョブかどうかというのとおんなじ。

そしてきのうの夜はジムで8キロ走って、今朝はいつもの池の周りを7周。約9キロ走った。約、というのは、ニッポンで買ったGPSストップウォッチが、GPSを捕らえられなくて、ソレじゃただのストップウォッチじゃん、とか言っても、あとの祀り。
あ、そうそう、マラソン走るのやめまシタ。ハーフに変更したもんね。まだまだムリよ。

Hue~Yokohama~Hanoi

2012-07-26 22:33:35 | 風景



先先週末はフエに行ったり、先週末はニッポンに行ったりして、すっかり非日常の時間の中でモマレて疲れ果てて帰ってきた。ニッポンにいると老人ばっかり多くて、コッチにいるとジブンも老人かと思うようなことがタマにあるが、ニッポンでは圧倒的にホンモノの老人ばっかりで、こう言っちゃ悪いが、いろんな意味で不自由さが蔓延しているように感じた。
みんな生きている苦痛を顔中に浮かべて、怒っているようにも見えたし。年金少しだけ払って、たくさんゲットできてるんだからもっとハッピーな顔してもいいと思うんだけど。
あと、ハノイじゃ一日に100人位ニンプを見るけど、ニッポンじゃ同じくらい精神のオカシなヒトを見た。いわゆるイッチャってるヒト。駅の階段とか、電車の中とか。コレもニンゲンの進化の過程なんだろうけど。

きのうの午後にハノイに戻って、夕方ジムで走って、夜はなじみのスパで揉んでもらって、ビール飲んで寝て、けさは起きれなくて走らず、バリウムを出すために下剤を6錠も飲んだ後遺症で腹がおかしく、おまけに眠いし、まあコレがワタシの日常でもあるわけだが、あしたは必ずGPS付きの時計を腕に巻いて1時間、街を走り回ろうと思う次第。

写真はフエで泊まったリゾートのワタシの部屋と、その海で採れた魚の、それぞれの変容。

カット・バ島

2012-07-05 23:31:48 | ベトナム




2週間に重いシゴトが3つ重なって、ソレがおととい終わった。シンケイがスリ減っただけでなく肉体的にも異変が現れて、コッチに来て以来最悪の状態にある。ココから回復するには透明アオザイおジョーたちとドロレスでもするか、それよりローソク遊びのほうがいいかな、みたいな、、ムチで叩かれることに快感を見出すヒトのキモチがよくわかる。この前一度、通りで声をかけられたナゾの少年クラブにでも行こうかな。ココロいやされる時間がソコにあるかもしれない。

ま、ソレはソレとして、一連の重いおシゴトがらみでカットバ島に行った。カットバ島はニッポンで言えば大島か隠岐の島か、はたまた長崎五島列島のようなところ。ハノイから車で2時間のハイフォンという港町から、定員大幅超過でときどき沈没する水中翼船に乗って1時間のところにある。
自然が豊富で島の3/4くらいが国立公園になっている、というのは話が逆か。

夏休みの日曜で船着き場は大混雑。その上天気が悪かったので船がすごく揺れたらしく、でもって掃除もしないでピストン輸送しているもんだから、船に乗ったらビミョーな臭いと、床には何かで膨らんだビニール袋が散乱していて、ソレだけで気絶寸前。それでもワタシ、耐えました。おシゴトだから。
ま、空はキレイ。空とキレイなおジョーだけ見てた。

島について胃袋の中が温泉湯畑状態のまま、完全ローカルシーフードレストランへ。シャコっていうんですか、カラ揚げで見ると完全に大ぶりなカマキリに見えたけどソコソコうまい。あとはカキとかエビとかデンデンムシとかで満腹。
そして船以上に揺れた廃車寸前の小型バスで島内視察。途中コッチの人がココはおもしろいからと言って、戦争中の洞窟病院へ。ま、おもしろかったけど、いくらなんでもこれはホテルにはならんでしょう、ねえ、シャチョー。

帰りの船はまたとんでもない混雑で、乗ったらいきなり自主的に救命ジャケットを着る人もいて、ベトナム人もイノチ惜しいんだという新鮮な発見。夕方の空はいっそうキレイでシタ。
波しぶきに濡れて、ただでさえスケスケのシャツが地肌にへばりついて、それでもデッキに立って夕陽を見ていたAnh & Tran。かってに名前付けたけど。あのときボクは一瞬、このまま沈んでもいいかなって思ってたんだ。
でももう二度と行かない。