2週間に重いシゴトが3つ重なって、ソレがおととい終わった。シンケイがスリ減っただけでなく肉体的にも異変が現れて、コッチに来て以来最悪の状態にある。ココから回復するには透明アオザイおジョーたちとドロレスでもするか、それよりローソク遊びのほうがいいかな、みたいな、、ムチで叩かれることに快感を見出すヒトのキモチがよくわかる。この前一度、通りで声をかけられたナゾの少年クラブにでも行こうかな。ココロいやされる時間がソコにあるかもしれない。
ま、ソレはソレとして、一連の重いおシゴトがらみでカットバ島に行った。カットバ島はニッポンで言えば大島か隠岐の島か、はたまた長崎五島列島のようなところ。ハノイから車で2時間のハイフォンという港町から、定員大幅超過でときどき沈没する水中翼船に乗って1時間のところにある。
自然が豊富で島の3/4くらいが国立公園になっている、というのは話が逆か。
夏休みの日曜で船着き場は大混雑。その上天気が悪かったので船がすごく揺れたらしく、でもって掃除もしないでピストン輸送しているもんだから、船に乗ったらビミョーな臭いと、床には何かで膨らんだビニール袋が散乱していて、ソレだけで気絶寸前。それでもワタシ、耐えました。おシゴトだから。
ま、空はキレイ。空とキレイなおジョーだけ見てた。
島について胃袋の中が温泉湯畑状態のまま、完全ローカルシーフードレストランへ。シャコっていうんですか、カラ揚げで見ると完全に大ぶりなカマキリに見えたけどソコソコうまい。あとはカキとかエビとかデンデンムシとかで満腹。
そして船以上に揺れた廃車寸前の小型バスで島内視察。途中コッチの人がココはおもしろいからと言って、戦争中の洞窟病院へ。ま、おもしろかったけど、いくらなんでもこれはホテルにはならんでしょう、ねえ、シャチョー。
帰りの船はまたとんでもない混雑で、乗ったらいきなり自主的に救命ジャケットを着る人もいて、ベトナム人もイノチ惜しいんだという新鮮な発見。夕方の空はいっそうキレイでシタ。
波しぶきに濡れて、ただでさえスケスケのシャツが地肌にへばりついて、それでもデッキに立って夕陽を見ていたAnh & Tran。かってに名前付けたけど。あのときボクは一瞬、このまま沈んでもいいかなって思ってたんだ。
でももう二度と行かない。