この週末はまさにお祭りの週末でした。土曜日、午前中、ショウミーの幼稚園でお神輿をかつぎました。毎年恒例の行事なのですが、ショウミーの幼稚園の周辺は本当にお祭りの盛んなところで、地元密着型の幼稚園なのでお神輿をかついで神社まで行き、神主様にお払いをしていただくという、なかなか神聖なものです。
そして午後は幼稚園の子ども祭りで、これは園庭で一通りの縁日を親達が行います。私は今年はヨーヨー係で、皆とおそろいのサムライブルーのTシャツを着て、お客さんの子ども達にヨーヨーを釣ってもらいました。そんなに大変ではないのだけど、「がんばれ!」「おー、上手~!」「もう一回ね、今度はキャラクターを釣っていいんだよ!」などと少々大げさに声をかけるのが疲れました(笑)。でも子ども達が喜ぶ顔をたくさん見れて、他のお母さん達とお喋りをして(ばっかり?)、ラムネは飲み放題で、やはりお祭りは催す側に参加するのも楽しいものです。
その後は一度家に戻り、必要なことをばたばたと行い、夕方からの神社やその町内のお祭り、夜店に行きました。残念ながらショウミーはここから私達と別行動で、友達と行動していましたが。でもジジはカキ氷を食べたり、くじを引いたりして、一緒にお祭りを楽しみました。
今日、日曜日は友達と家に泊まっていたショウミーと合流し、今度は子どもの山車を引き歩きました。2時間も歩くのですが、少し歩くとすぐ休憩で、おいしいものを食べたり飲んだりして、暑かったけれどもあっという間の2時間でありました。また私はお喋りばかりしていたので、早かったのかもしれませんが。
山車が終わるとそれで地元の一通りのお祭りの行事はおしまいで、今日はその後、ブラジルフェスティバルにかけつけました。向こうで友達に合流し、友達の友達などにも会ったりして、ブラジル音楽をBGMにまたまた楽しいお祭り気分でした。とても暑かったので、友達お手製のサングリアがおいしかったです。そこでたまたまイギリス人の人がいたので、私が最近かねてから思っていたことを話してみました。それはどうもイギリスとデンマークが、いろんな面でとても似ている気がしていて、その人にどう思うか聞いてみたのでした。するとその人も同意していました。気候、国民性の数々、社会制度などがけっこう似ていると思うのですが、どこが同じで、どこが違うか、比較文化してみると面白そうです。
ライブを聞くショウミーとファー
さてさて、そうして2日間、走り回ってこなしたお祭りスケジュールですが、こういう経験が子ども達に日本人であることを刷り込んでくれるのだと思います。将来、ハーフの彼らが日本人であることをこういう体験が支えてくれるのかなと思うのです。お祭りの音、情景、その温度、匂い、そういったものが彼らの心の底に積み重なっていくのかな、と。最近は彼らに武道をやらせたいと考えており、やはりそれも日本人として仕込んでおきたいという私の思いでもあります。
しかし、あまりにお祭り騒ぎに没頭し、私のリポートを書くために、資料がいくつか必要なことに今朝気づくも、時すでに遅し・・・。とてもリポート提出日に間に合わないことが判明、次回の締切日まで延期することとなりました。そのせいで10月に受ける予定だったテストが、12月23日、クリスマスの前日ということに・・・。これで私のクリスマス気分は台無しになりそうです。(延期して余裕ができたせいで、サングリアがよりいっそうおいしかったのだけど。)
暮れかける中、サッカーに興じる子ども達。
売店の裏のごみがたくさん集積しているところで楽しくやっていた。