映画時々お酒

心と体に栄養を♪

ソーシャル・ネットワーク/The Social Network

2011-02-21 23:12:28 | 映画

現在公開中。世界最大のSNS「フェイスブック」の創設にまつわるお話。

今年のアカデミー作品賞、監督賞(デヴィッド・フィンチャー)の有力候補です。

一応原作らしきものがあり、それを元に脚本を書いたということですが、当事者たちは訴訟をしたこともあり、取材拒否してほぼ映画には協力せず。

最終的にエドゥアルド・サヴェリン(主人公の親友でフェイスブック創設に関わった)が監修に参加したそうで、若干話に偏りがあるとか。

ただ、誰にもそれぞれ言い分があり、どれも真実であり嘘でもあると思うのです。所詮自分の目線で自分で価値判断をしてしまうのだから・・

閉鎖的な名門大学の中であっと言う間に広がったSNS。天才的なプログラマーであり、無表情、無関心、無頓着、思ったことをそのまま口に出してしまう早口のカリスマ主人公をジェシー・アイゼンバーグが演じます。確かに嫌な奴だけど、でも早熟で何かを成し遂げる人ってこういう感じかな、と。

エドゥアルド・サヴェリンをアンドリュー・ガーフィールド(新・スパイダーマン。かっこいいです!)、主人公と同様の若き天才をジャスティン・ティンバーレイク(シンガーソングライターで俳優。今年30歳だけど童顔ですね~)が演じます。

なるほど、今は何かを作るのもこんなに簡単、広がるのも早く、それに伴って人間関係が壊れるのもあっと言う間なんですね・・

公式HP→http://www.socialnetwork-movie.jp/


ザ・タウン/THE TOWN

2011-02-14 21:10:57 | 映画

ジェニファー・ロペスと婚約破棄後は、ジェニファー・ガーナー(偶然にも同じ名前の彼女)と結婚し落ち着いたものの、役者としては第一線から引いた感じのベン・アフレックの監督第二作。今回主演もやってます。

全米公開でも初登場1位だったし話題の作品です。現在公開中。

強盗が家業となる町での若者達の生き様を描く。原作はチャック・ホーガンの「強盗こそ、われらが宿命(さだめ)」。

丁寧に堅実にまとめた作品です。監督がやはり真面目だからかな~

若干唐突に思えたヒロインの台詞、「天気のいい日には誰かが死ぬ」がラストで活かされたのがすごく良かった!

ヒロインがあまり美人じゃなく地味なのも(失礼)、この設定ではOK。

町全体の風景も何度も写され、町の雰囲気が伝わります。

荒れた花畑を一生懸命手入れするヒロイン、氷のないスケートリンク、花屋のおじいさんが実は・・ときちんとツボを抑えています。

ベンちゃんはこの町(ボストン)の出身。思い入れたっぷりで、ラストには町の方々へメッセージが流れます。クライマックスシーンは球場が舞台ですが、本来は使えなかったそうです。でもそこは地元のヒーロー、ベンちゃんと言う事で許可が下りたそうな。

キレやすい仲間の一人を『ハートロッカー』(昨年のアカデミー賞作品賞受賞)のジェレミー・レナーが演じ、アカデミー賞助演男優賞ノミネート。その妹でジャンキーの娼婦役を、TVドラマ『ゴシップガール』で主役を演じたブレイク・ライヴリーが演じ、主人公のクセのある父親をクリス・クーパーが余裕で演じてます。脇役が充実してますね~花屋の主人、ピート・ポスルスウェイト(一度見たら忘れられないお顔)は最近亡くなりました。ご冥福をお祈りします。

主役のベンちゃん?う~ん、いつまでも青年だね。でも育ちが良いのでとことんワルにはなれない(見えない)ので、ちょっと演技は固いかな。

公式HP→http://wwws.warnerbros.co.jp/thetown/index.html


城島町酒蔵びらき

2011-02-13 23:51:50 | お酒

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今年も行ってきました~酒蔵びらき!

居酒屋で飲む日本酒よりも当然ながらはるかに美味しいのです。

それにしても種類が多すぎて全部飲むのは無理なのですが(当たり前)。

でももしかして全種制覇した人もいるのかな。

城島町の酒蔵びらきは毎年2月11日の一日のみ。

今年は3連休の初日に当たったためか、日本酒好きの方が増えたのか、去年よりもっと人出が多かったような。

それなのに、去年よりも遅く到着してしまい、会場に行くシャトルバス乗り場も、飲み比べの会場も長蛇の列・・しまった・・

いずれにしても大量には飲めないので、目指すはメイン会場での飲み比べ。

 A.普通酒~本醸造酒クラス

 B.純米酒クラス

 C.(純米)吟醸酒~(純米)大吟醸酒クラス

それぞれA~Cの中から2杯ずつ、合計6杯が楽しめる飲み比べチケットを500円で購入し、お猪口を持ってスタート!

全部で39種類もあるんです。「穏やかで澄んだ味わい」とか「香り高くとろ~りとした果実味」とか特徴や度数、甘辛の区別が書かれた飲み比べチケット(出品酒リスト)をじっくりチェックし、これだ!ってお酒を選んで飲みます。

お客さんは老若男女、年代を問わず、日本酒好きの方々が多数。外国人の方もちらほら。

今年私が味わったのは次の6種。


 ☆(A)比翼鶴 城島の地酒 (飲み飽きせず口当たりが良い) 度数15 +5 辛口 

 ☆(A)花の露 しぼりたて生原酒 (フレッシュ、口当たり良し) 度数19 +-0 中間

 ☆(B)耶馬寒梅 特別純米 (味わい深くやわらかな濃醇辛口) 度数15 +-0 辛口 

 ☆(B)鬼夜 純米酒 (濃醇なタイプでしっかりした味) 度数15 +2 中間

 ☆(C)花の露 純米大吟醸 繚爛 (雫しぼり中取りの低温貯蔵酒) 度数15 +2 中間

 ☆(C)萬屋荒神 純米吟醸 (熟成したふくよかな旨み) 度数15 +3 中間 

(コメントはチケットに書いてある文章で、私の感想ではありません)


それはもう大吟醸は格別です。こんなに美味しいお酒があるのか、ってくらい感動します。

でも個人的には最近、さらっと透き通ったような感じのお酒より、少しくせがあるお酒が好きになってます。それとネーミングのイメージも大事で^^名前のみで選んで飲んでいるときもあり(笑)。

今回は「鬼夜」がお気に入りです^^