トロイに関する神話のエピソード

美女ヘレンとトロイの木馬の発端は実は。

一番美しい女神へと書かれた黄金のりんごをめぐって、ヘラ、アテナ、アフロディーテが争い、その選択権が与えられたのはトロイの王子パリス。女神たちは、パリスにいろいろな約束をして黄金のりんごを得ようとするのですが、彼が選んだのは「一番の美女と結婚させる」と言う条件を出したアフロディーテ。で、その約束どおり、美女ヘレンを手に入れるわけです。

なお、アキレスについては、「アキレス腱」でおなじみで、そこが勇者の唯一の弱点。と言うのは、彼の母親は女神で、彼を不死身にするために、ある川の水に彼の体を浸したのだけど、かかとのところを持って（つまり逆さに）いたため、そこだけ水につかってなくて不死身でなくなった、と言うエピソードです。
映画でもきちんとそこは抑えてありましたが、比類ない勇者の弱点となったのは「人への愛」。でもそれがなければ人ではない・・
現在でもアキレス腱＝弱点で使ってますね。