映画時々お酒

心と体に栄養を♪

あまり政治的な話は

2004-09-11 23:20:00 | インポート
本当はしたくないけど。「華氏911」にふれたので補足を。
正直私はブッシュさんは好きではありません。そもそも顔が嫌いなんです。だってお父さんにあまりにもそっくりで。最初見た瞬間、ダミーかクローンかマリオネット(操り人形)かと思ったくらいで。そしてそれは今でも変わりません。その印象を裏付けるように、彼の無能ぶりがどんどん暴露されているし、9/11のテロ事件発生時の彼の「どうしたらいいんだろう?誰か早く教えてくれ」と途方にくれたような情けない表情には、怒りさえ覚えます。でもこれも、表面を見ている私が勝手にそう感じているだけで、実際は違うのかもしれません。しかし、彼の側近には戦争好きが多いとか、親のコネで会社を渡り歩いたとか(仕事が出来ないから)、軍歴をごまかしているとか、今回のイラク攻撃は石油の利権を得る為、と言うのは事実でしょう。
まもなく大統領選ですが、対立候補の民主党のケリー候補は、大金持ちで、庶民の感覚とずれた所があるそうな。
でもまあ、戦争をしかけないなら、ブッシュさんよりはましなのかな。

華氏911

2004-09-11 22:52:00 | 映画
ドキュメンタリーなのに、全米ナンバーワンヒットになったと話題の、マイケル・ムーア監督作品。現在公開中。カンヌ映画祭ではパルム・ドール賞(最高作品賞)を受賞。高校での銃乱射事件を扱った、「ボウリング・フォー・コロンバイン」でも話題になった監督さんです。
タイトルからわかる通り、アメリカの9.11同時多発テロ事件に関連して、現在のブッシュ政権を痛烈に批判しています。
ニュースで知る事実と言うのは、事件のある一面、あるいは一つの点でしかないことが良くわかります。はっきり言って、情報操作はあると思います。そんな私たちに、ムーア監督は隠された事実を見せてくれるわけです。
でもだからと言って、映画で知らされた事実がまたすべてではないわけで。真実なのか嘘が混じっているのかは、それぞれが判断しなければならないわけです。いろんなことを知るのは良いのですが、早とちりな結論はしないで、冷静に事実を見つめていきたいものですね。

ちなみに、今日TVの「ビートたけしのこんなはずでは!」で、9.11の特集をやっていましたが、映画でも知らされてない、新たな事実がいくつか出ていましたね。驚くばかりで、本当にどこまでが真実なのか、混乱してきます。

「ボウリング・フォー・コロンバイン」は9/16にTV放映されます。銃に対するアメリカ人の考え方にまた驚かされますよ。

(蛇足・・「華氏」はアメリカの温度の単位。日本は「摂氏」。911はもちろん本物の温度のことではなく、テロ事件の日のこと。)