映画時々お酒

心と体に栄養を♪

人妻

2003-12-23 18:46:00 | 映画
これはー決してAVなんかではなくてー^^;
ジョゼフ・ファインズ(「恋するシェイクスピア」)、グレッチェン・モル(「ラウンダーズ」)、レイ・リオッタ(「ハンニバル」)出演の映画。原題は「Forever mine(永遠に私のもの)」-原題はもっと怪しいか・・^^;

ビーチで一目ぼれしたビーチ係と新婚8ヶ月の新妻は、激しい恋に落ち、二人は一線を超える。シーズンが終わって彼女は町に戻ったが、男は彼女を追いかける。しかし彼女は罪悪感から夫に過ちを告白し、そのために男は瀕死の重傷を追わされ、しかしそれでも彼女をあきらめない男は、整形して別人になりすまして、再び夫婦に接近する・・

いや~正直またただの不倫ものかと思ってましたら。出だしのきれいなビーチとか美しいホテル、男のひたむきな気持ち、別人になりすまして復讐とか、どこかクラシカルな趣のラブストーリーでした。二人の仲を邪魔した人がもっと多くて、一人一人始末されていって、最後に夫と対決だったら、もっと盛り上がったかも。(夫との対決は結構あっさりーリオッタくん、あまり見せ場がなかった・・)
二人の最初のご対面では、夫は「人間は2種類。アホかクズか。おまえはアホで、おれはクズだ。」と言い放つほど超現実的、対して恋一直線の主人公は、まったくかみ合わない詩的な言葉を言います。「愛は無償か利己的かだ」。詩的な雰囲気のあるジョゼフ・ファインズにはこういうストレートな台詞が似合います。「キリング・ミー・ソフトリー」でも、恋に落ちたら一直線、の男でした。