RONIN

ジョン・フランケンハイマー監督の’98年度作品。
ロバート・デニーロ、ジャン・レノ、ショーン・ビーン（「ロード・オブ・ザ・リング」のボロミア）、ナタ－シャ・マケルホーン（「キリング・ミー・ソフトリー」のジョゼフ・ファインズの姉役）出演。

報酬さえ貰えば危ない仕事を引き受ける男たち。上手く行かない仕事、仲間の裏切り、いったい一番悪いやつは誰？仕事は成功するのか？

見所は、町の中の狭い道と高速道路の逆走含む超高速カーチェイス。それと観光地で一般人がいようが、おかまいなしの超銃弾戦。
いつも思うけど、主人公（とその仲間）は、どんな無茶しても怪我はしても絶対こう言うときは死なない。話の途中で死ぬわけないから、当たり前と言えば当たり前なんだけど。でもあのスピードはサーキットならともかく、普通の、しかもやっと一台しか通らないような狭い道では、事故らないで運転は不可能と思うのね。いったいどんな運転技術持ってるの！？と思わず突っ込みたくなるくらい(笑）。（余談だけど、「氷の微笑」のシャロン・ストーンの運転も凄過ぎ）
銃弾戦では、はっきりいってかなり関係ない人が巻き添え食ってるし、町のカフェも市場も、遺跡なんかもぼろぼろにしてる。これってセットじゃないと、本物だったら大変だ、などと心配してしまうくらい、とことんアクションやってくれてます。ここまで来ると、もう勝手にやって、って感じですかね～
かなり無茶苦茶してますが、見るぶんには、おもしろいと思います。
それと何故か、パリに始まり、まるで観光旅行のように、きれいな町を移動するので、ちょっと観光気分に浸れる映画。
人気スケーター役でかつての金メダリスト、カタリナ・ビットが出演しています。
ショーンはまた情けない役で。レノも見せ場は少なく、デニーロが主役。マケルホーンがちょっと勝気な女を好演。

苦しいときは何を？

苦しみに身を任す
私に飽きれば苦しみは去る
苦しみは時の流れのよう
やがて慣れる
だが傷跡を残す
傷跡は美しい物語を奏でる

　　　　　　ー映画「年下のひと」よりー

トワイライト

昨日昼間に民放で放映されていた。ポール・ニューマン主演。ジーン・ハックマン、スーザン・サランドン、そして彼らの娘役で今売出し中のリーズ・ウィザースプーンの豪華共演。

親友の使い走りをしている落ちぶれ私立探偵が、事件に巻き込まれ容疑者に・・

これだけメンバーが揃ってるけど、残念ながら事件は内輪話で終わってちょっと物足りなかったです。
ヘマやっても、カッコ良くなくても、ポール・ニューマンは好きだなあ＾＾（ケヴィン・コスナ－の「メッセージ・イン・ア・ボトル」のお父さん役も良かった。こんなに良いお父さんなのに息子は出来が悪いと言う（笑））
どーでもいいけど、リーズは実はお嬢様で頭も良いのだけど、大胆に脱いでます。胸に自信あり！？

苦手な俳優さん

このあいだブラッド・ピットとグウィネス・パルトローをあげましたが、もう一人。
それはロバート・レッドフォードなんだな～＾＾；（ファンの方、本当にごめん・・）
それでレッドフォード+ブラピの「スパイゲーム」をこの間見てしまったら・・（映画館で見た予告がおもしろそうだったので）、やっぱり駄目だ～＾＾；
具体的に何が、と正確に言うのは難しいけど。でもね。たとえばあの役を、ショーン・コネリーとか、もう少し若いおじさん俳優がやってたら、多分もっと納得して楽しめたと思うの。でも彼がすると、私はどーしても反感を覚えてしまうの。
それは以前見た「モンタナの風に吹かれて」でもそうで。このときもね、クリスティン・スコット・トーマスと恋に落ちるのは納得出来なかった。
昔の彼の映画をまったく見てないのでよくわからないんですが。今の彼の選ぶ役は彼には合ってないと思うけどなあ・・ファンの方だったら、そうでもないんでしょうか？

そうそう、これに出てるブラピはいつもより魅力なかったですね。それはもう、レッドフォードが主役、で通してるから。