窓・ベッドルームの女/マンハッタン殺人ミステリー

ベッド・・が'87、マンハッタン・・が'93と、どちらもかなり古いです。
ベッド・・の監督は、あの「L.A.コンフィデンシャル」のカーティス・ハンソンだったのですが、私はあまり監督で映画を見ることはなくて、お話が面白そうだったので。
またマンハッタン・・はご存知ウッディ・アレン監督、主演+ダイアン・キートン。
この二つには共通するところがあるんです。それは、主人公がどう考えても、ただの好奇心では済まされないほど、危ないこと（身体的にも法律的にも）をしてしまって、まったくひっこみがつかなくなるってことなんですね。
ほんとに、常識では考えられないことをどんどんやってしまうんですよ。もう無茶苦茶です。普通の人は、ちょっと考えて絶対別の行動をすると思うんです。見ててちょっと馬鹿馬鹿しくて、腹がたってきたりしました。
まあ、マンハッタン・・の方は、ちょっと皮肉が入ってましたけど。
ベッド・・の主演男優は名前も覚えられませんでした。イザベル・ユペール（最近話題の「ピアニスト」に出演）と、今はどこにいるのか、昔ジェニファー・コネリーと「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」に出てた、エリザべス・マッガバンが出てました。

デンジャラス・ビューティ

サンドラ・ブロック主演。がさつなCIA捜査員が、美人コンテストに潜入する。
ぶたのような笑い声を出して頑張るサンドラが、美しく変身するのはもちろん見所だけど、そのコーチになるマイケル・ケイン（「サイダーハウスルール」の医者ね）のキャラが印象的で。「海底二万マイル」の船長も良かったけど、この人って、ほんとに化けるのね。ぜんぜんイメージが変わる・・
それとジュリア・ロバーツの元カレ、ベンジャミン・ブラットがサンドラの上司で出演。ほんとにどこにでもいそうな、ふつーのサラリーマンおじさんで、本物もこんな感じ？と思えるほどでがっかり。
上司といえば、「ブリジット・ジョーンズの日記」のヒュ－・グラントも嫌な奴でしたね～。