部下のメンツを保つ
誰かを首にする、下請けの業者を切る・・・このようなビジネス上避けがたい職務も、ただそっけなく事務的に処理するのではなく、相手の心中を考えて、最大の温かみと誠意を持ってあたることができる人が真の指導者なのだと、カーネギーは言います。
不運にして、あなたの下を去って行かなければならない人にも、愛と感謝の気持ちをむけなければなりません。
そのような不運な人達でも、いつまたどこで、あなたは関係を持ち、世話になるか分からないし、そのような人たちがどこであなたのことを話すかも分からないからです。
愛も感謝もない人には、陰に回れば、どんな人間も牙をむくということを忘れてはいけません。