孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

がんばれ!民進党!!

2016年05月31日 | 外国ネタ
5月20日に台湾では民進党の蔡英文総統の就任式が行われ、国民党の馬政権から民進党政権へ交代しての船出となった。

この台北市内の総統府前で行われた就任式にyoutube 台湾チャンネルのキャスター、永山英樹氏と謝恵芝さんたちも招待されたそうで、番組ではその時の模様を観ることができる。



喜びを抑えた感じの永山氏が着ているTシャツには、「自己国家自己救」という文字が見える。これは、台湾の若者達の心意気を文字に表したものだそうで、憲法守れ!と太鼓を叩いて群れるだけの、共産党の手先の学生さん達とは、いかにも気迫が違う。



謝恵芝さんは、いつもニコニコしているが、民主パワーで見事な政権交代を成し遂げた蔡英文新総統の就任式に出席できて、本当に嬉しそうだった。時には、観ているこちら側も、胸にグッと来るものがあったほどだ。



就任式は、最初国民党の前総統、馬英九氏が蔡英文新総統と登場していた。最後まで、支那の方ばかり見ていた総統であった。



ブログの始めに、youtube台湾チャンネルのURLにリンクを貼っておいたので、是非見て欲しい。蔡英文新総統の就任演説は、実に一見の価値がある。その内容もさることながら、原稿を見るわけでもなく、自らの考えを自分の口で国民に切々と訴えかける姿は、正に圧巻だ。



どこぞの大統領のように、才能のあるスピーチライターの書いた原稿を見ながら、腹話術の人形のように、右や左に首を振って朗読する演説とは、ちょっと格が違う感じがした。



『私達は、民主を守り、自由を守り、この国家を守る台湾人であらねばなりません。』という言葉ほど、台湾のことを想う民衆を奮い立たせる言葉はないだろう。

そして、特に私が蔡英文総統に期待したいことは、事実に基いた台湾の歴史の洗い出しである。本土から国民党が逃げ込んで来てから、台湾はいったいどのような歴史を歩んできたのか。あるいは、それ以前はどうであったか・・・。

前回、私は弾む心で「国立歴史博物館」を訪れたのだが、そこには台湾の歴史が分かる展示など一つもなかった。恐らく、それは国民党政権であるがゆえに、展示したがらない、公にはしにくい胸のうちがあったのだと推察した。

掘り起こせば、歴史を示す貴重な資料があるはずだ。台湾人のみならず、私のような外国の観光客にも親しみやすい「歴史博物館」に作り変えて欲しい。

期待してます、蔡総統!  加油、台湾!  加油、民進党!!


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