孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

白衣着てれば偉いってもんでもないし・・

2015年05月04日 | 日記
医院と薬局が別々になって久しい。街中が薬局だらけになって、私が定期的にお世話になる市立病院の周りには、確か7つ位のいわゆる門前薬局が軒を連ねていて、どこも白衣を着た薬剤師が店番をしている。

先日も持病の薬が切れそうだったので、近くの町医者に行き、処方箋をもらったのだが、特に変化がなければ、30分待って1~2分の診察で1500円ほど払い、少し歩いたところにある薬局に行き、また10分ほど待って、2000円ほど払うというのは、何のメリットがあるのだろうかと、首を傾げたくなる。

そんなことを考えながら、薬局で薬を待っていると、白衣姿の男が名前を呼び、「いつものお薬でいいすか?花粉症は大丈夫ですか?」などとお愛想を言ってきた。

私はおべっか使いが、この世で茶羽ゴキブリの次に嫌いなので、わざと「さっき渡した処方箋どおりの薬をください。花粉症は治療していません。」と、突き放すように言った。その薬局に限らず、別の薬局でも薬剤師のくせに、「普段、血圧はどのくらいですか?」などと、鹿爪らしく聞いてきたので、私は、「そういう事は医者には言うけど、あなたに言うことじゃないでしょ。」と、バチンと言ってやったことがある。

近くの国道沿いに、大型のドラッグストアが開店したとき、風邪をこじらせてしまって、薬を買いに行った。すると、レジでおつりと一緒にクーポン券を渡してよこした。チラッと見ると、10枚で商品が1割引になるようなことが書かれていたので、私はそれをもらわず店員に返した。

白衣姿の店員は少し慌てて、クーポン券の説明をし始めたが、私は「人が病気で苦しんで、飲みたくもない薬を買いにきているのに、それを喜ぶように、もっと買え、もっと買えみたいなことして、少しは病人の気持ちを考えたらどうですか?」と、すごんで見せたことがあったが、今ではクーポン券が、ポイントカードに替わって、レジを渋滞させる原因の一つになっている。

血圧を下げる薬を買いに医者に出かけるたびに、いつもこんな調子で私の血圧は跳ね上がるのだった。


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