孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

常識を疑う志摩市の海女キャラ。

2015年08月14日 | 日記
志摩市といえば、確かサミット開催が決った処ではなかったか?世界の首脳に伴って報道関係者がワンサカ集まってきて、協議内容だけでなく周辺の情報を世界中に発信することになるだろう。

そんな折も折、三重県志摩市が観光PRのために公認した海女キャラクターの写真が今朝の朝刊に掲載されていた。「碧志摩(あおしま)メグ」というそうだ。



朝食の途中でみた記事だったが、これを見た途端不愉快になって食事を続ける気にはならなかった。こういう絵を好む人がいるのは仕方ないことだが、これを伝統ある海女文化のPRに使おうと決定した人達の常識を疑ってしまう。

私は、今流行っている、少女集団がパンツを見せながら舞台を飛び跳ねたり、下着だか水着だか分からないような衣装を着て、科(しな)を作って男に媚びるような演舞をする文化をとても「健全」だとは思わない。

禁止せよなどというつもりは無いが、長いこと「なんとも嘆かわしい」と感じている。

何かというと、経済効果がどうのこうのと騒ぎ立てるが、「少女」を使った金儲けが賞賛される世になったのかと思うと、絶対にああいう文化は誇れるものではないと思う。

今回の志摩市の海女キャラクターは、明らかにこういう風潮の延長線上にある。

幸い、常識ある現役の海女や市民たちが、「性的な部分を過剰に強調していて不快だ」と、公認撤回を求めているそうだが、提出した署名の数がわずか309人分だというから志摩市の人口53,000人からすれば心細い限りだ。

微力ながら、私は即刻志摩市ホームページを検索して、撤回要求の抗議メールを送信したところだ。

杞憂であればいいが、いわれなき「従軍慰安婦」の次は、こういった日本の「少女ポルノ」文化が標的になるのではないかと懸念される。


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