孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

日本人選手だけが・・・

2018年08月26日 | 外国ネタ
インドネシアのジャカルタで開催中のアジア大会でのバドミントン女子団体優勝は、観ていて気持ちがよかった。

高松ペアの健在ぶりも充分満喫できて、久しぶりに心地よい気分になれた。

そして、今日は女子マラソンだということで、恐る恐るテレビをつけると、解説が増田明美ではなかったので、安心して女子マラソン中継も観戦できた。

高橋尚子の解説は、時々オッチョコチョイぶりを披露する時もあるが、自らの経験に基く解説をしてくれて、実況アナウンサーとの掛け合いも絶妙で、単調な中継になりがちなマラソン中継なのに時間の経つのがはやくて、目が離せない。

日本の代表は、野上恵子選手と田中華絵選手の2名で、両名とも11人の先頭集団に残って走り続けた。この集団が、どの時点でどうくずれていくのか、高橋尚子の名解説が興味をそそるのであった。

結果は、野上選手が2位に入って、堂々の銀メダルを獲得した。ゴールした後の野上選手は実に爽やかな笑顔で、大きな日の丸を広げて喜びをアピールしていた。努力した甲斐があって、よかった!

  日の丸と笑顔

遅れてゴールした田中選手もそうだったが、ゴールした後に回れ右して、ペコンと頭を下げて一礼するのは、日本人だけである。

特にそうしろと指導されているわけではないのだろうが、日本人選手はほとんどがこうするのは、大変特徴的なことだ。

私は、このシーンを観るといつも、神社を参拝する際、多くの参拝者が鳥居のところで一礼する光景を思い浮かべる。深い意味を考えずに、何か神聖な場所に足を踏み入れる前後に一礼することが、我々日本人の自然な行動パターンなのだろう。

これを最も強く意識したのは、もう十数年前になるが、伊勢神宮を参拝した時であった。あの厳かな空気感は、感動的であった。


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