孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

何だ、あの土俵入りは・・?!?!

2017年11月25日 | 社会観察
幕内の貴の岩が、同胞の先輩たちから集団暴行に遭っていた事件が、新聞・テレビ・週刊誌を賑わしていたのに、関連があるのかないのか分らないが、先日の横綱・白鵬の立場をわきまえない、規定違反の反抗的な態度をとり続けた事件と、立て続けに不祥事が起きている。

白鵬の一件は、帰りの車で実況を聴いていたので、帰宅してすぐにテレビのニュースで確認したので、私は怒りに唇がヒクヒク動いたものだった。

他の力士だったらそういう反応は起こさなかったと思うが、もうずっと前から私は白鵬の、横綱の伝統である品格と威厳をおちょくるような立会いや、土俵の去り方に、苦言を呈してきた。私の見解は、これはひとえに宮城野親方(元幕内・竹葉山)の躾が悪いからである。

 宮城野親方(右)

更に言うなら、その師匠に苦言を呈する事が出来ないできている横綱審議委員会は、それ以上の責任を感ずるべきである。

今のままでは、日本の大相撲はただの格闘技の一つとして、歴史に埋没してしまうことにもなりかねない。柔道がそうであったように、外国人勢力が大きくなってくると、伝統や格式、品格などはお構いなく、平気でルールを弄繰り回すようになる。

ひところの柔道の試合を、東京都知事だった石原氏は、猫が喧嘩してるようだ、と形容して嘆いていたが、レスリングから柔道に転進したりすれば、伝統や品格などはどうでもよくなってしまうのは、無理もないだろう。

そうこう心配するのもつかの間、あまりマスコミや解説者は指摘していないようだが、白鵬の土俵入りが徐々におかしなことになっている。

横綱の土俵入りというと、重厚感と威厳、緊張感と共に、優美な舞いを見るような趣もあって、見にきた観客たちは、皆息を飲んで見守るのである。

 これぞ土俵入り

 きれいすぎる!
 
特に大鵬の土俵入りは美しかった。動きがゆったりとしているのだが、ズシンとくる重量感が、いかにも横綱だと見ている者を充分満足させる一連の所作であった。

さらに、それに引けをとらなかったのが、千代の富士の土俵入りだった。千代の富士ほどきれいな四股を踏む力士はその後も現れていない。

ところが、『張り手横綱」白鵬の土俵入りは変だ。奇妙なアレンジが不細工で、あれは横綱の土俵入りではない。怖い表情を繕っているようだが、「威厳」とか「優美」とかいう形容にはまったく当たらない。

 手先が変!

手を広げるとき肘が曲がっているし、甲を上に返すときの所作が馬鹿っぽくて見っともない!あれでも自分流にアレンジして、密かに良しと思っているだろうか。まるで、志村けんの踊りのようで、見ていて恥ずかしくなる。

相撲協会は気付いていないのだろうか。

即刻、教育しなおすべきであると思う。

 大鵬を見習え!


個性的だなどとは言わないで欲しい。

頼むから、youtube でもって大鵬の優雅で雄大な土俵入りをお手本に、出直してくれ!

運動選手は寡黙な方がいい

2017年11月25日 | マスゴミ関連
新聞、テレビ、ラジオに始って、他にも関連する様々な企業が絡むため、人気衰退中の野球界は、必死になって人気挽回の起爆となる偶像選手を造り上げようとしているようだ。

我々が中学高校生だった頃は、有無を言わせず野球部だけの為に、暑い中でも応援の練習をさせられたものだが、今も状況は同じなのだろうか?

スポーツ界は、今やオリンピックの影響もあり、野球やサッカーだけでなく、体操・卓球・バドミントン・水泳などなど、昔と比べてバラエティに富んだ話題を提供してくれる。

選択肢が増えることは、実にいいことで、若者には様々な可能性があることを示唆してくれ、後に続く後輩たちにとっても、いい影響を与えることだと思う。

そんな中、大学卒業後プロ野球に入団した京都大学生だった田中が、チームから戦力外通告を受けて、一度は就職する予定でいた三井物産から、再度入社試験を受けてみないかとお誘いを受け、見事内定したというニュースが報道されていた。

  田中英佑氏

こういう事例はそうそうあるものではないだろうが、もっともっと田中氏のようなひとが現れてほしいものだ。その道一筋で、夢を追いかけるのもいいだろうが、先が見えてきてもやり続けることに意義があるかのように、引退を決断できない運動選手は、いかがなものか。

田中氏は、まだ25歳だそうだから、ほとんど新卒と変らないだろうが、今後は物産マンとして、世界を舞台に活躍して欲しい。

同時期に、高校野球で活躍した若者がプロ野球入りし、記者会見しているニュースが、つけっぱなしのテレビから私の背中に聞こえてきた。

 よく喋る!

前にも確かこのブログで書いたような記憶があるが、私は運動選手は寡黙な方がいいと思っている。その意味で、トルネード投法でアメリカでも大活躍した野茂選手は、私のお気に入りだった。ベラベラしゃべらないが、実績は残すところが好きだった。

それに比べて、背中から聞こえる高校生の「記者会見」はどうだ。まあ、ベラベラとよく喋る少年である。

マスコミも球団も彼をスター選手に育てたい気持ちは強いのだろうが、聞かれもしないことをマイク片手にベラベラベラベラ話す才能を伸ばしていった方が、もしかしたら本人にとっていいことかもしれない。

やはり、運動選手は寡黙な方がいい。