孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

すべて周りがダメだから・・・

2017年11月23日 | 社会観察
「国技とは何か」と言っても、明確な定義は存在しないのだそうだ。

「国民的スポーツ」と言えば、日本では「ああ、野球ね。」「イや、今やサッカーじゃない?」、「まてまて、相撲は国技だろ?だって国技館っていうじゃない。」

など、駅前の居酒屋では今夜こんな話題で盛り上がったのではないだろうか。

今日の結びの一番で、全勝の横綱が負けた。

しかし、結果に不満な横綱が土俵下に仁王立ちになり、勝った嘉風が勝ち名乗りを受ける土俵に上がろうとしなかった。

 白鵬の態度!

このとき私は帰宅途中で、カーラジオで実況を聴いていたが、白鵬のことだったのでまったく驚くことはなく、いずれこういうことは起きて当然だと思っていた。

 この態度!

もう何年も前から、この力士は相撲を勝ち負けで賞金を稼ぐ金稼ぎスポーツだと誤認していることは、明らかであった。そして、その責任はひとえに彼の親方にある、と確かこのブログでも明言しておいた。

今、モンゴル人力士たちがいろいろと騒がれているので、何か言うと人種差別がすべったの転んだのと騒ごうと、待ち構えているコメンテーターや政治家たちがいると思うが、そう言われても仕方ない体たらくではなかろうか。

親方だけではない。行事や土俵の下の審判たちは、何を黙っていたのか・・。

実況していたNHKのアナウンサーなど、「気持ちは分かりますが・・・」などと擁護している始末であった。

こんなことでは、テニスやバレーやバドミントン、野球などと同じように、いずれ大相撲にも映像による勝負の判定をする「チャレンジ」なるものが登場することだろう。

柔道が真っ青の柔道着を着るようになったように、相撲も同じ道をたどるなら、ファンはますます離れていくことだろう。