孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

運動選手は寡黙な方がいい

2017年11月25日 | マスゴミ関連
新聞、テレビ、ラジオに始って、他にも関連する様々な企業が絡むため、人気衰退中の野球界は、必死になって人気挽回の起爆となる偶像選手を造り上げようとしているようだ。

我々が中学高校生だった頃は、有無を言わせず野球部だけの為に、暑い中でも応援の練習をさせられたものだが、今も状況は同じなのだろうか?

スポーツ界は、今やオリンピックの影響もあり、野球やサッカーだけでなく、体操・卓球・バドミントン・水泳などなど、昔と比べてバラエティに富んだ話題を提供してくれる。

選択肢が増えることは、実にいいことで、若者には様々な可能性があることを示唆してくれ、後に続く後輩たちにとっても、いい影響を与えることだと思う。

そんな中、大学卒業後プロ野球に入団した京都大学生だった田中が、チームから戦力外通告を受けて、一度は就職する予定でいた三井物産から、再度入社試験を受けてみないかとお誘いを受け、見事内定したというニュースが報道されていた。

  田中英佑氏

こういう事例はそうそうあるものではないだろうが、もっともっと田中氏のようなひとが現れてほしいものだ。その道一筋で、夢を追いかけるのもいいだろうが、先が見えてきてもやり続けることに意義があるかのように、引退を決断できない運動選手は、いかがなものか。

田中氏は、まだ25歳だそうだから、ほとんど新卒と変らないだろうが、今後は物産マンとして、世界を舞台に活躍して欲しい。

同時期に、高校野球で活躍した若者がプロ野球入りし、記者会見しているニュースが、つけっぱなしのテレビから私の背中に聞こえてきた。

 よく喋る!

前にも確かこのブログで書いたような記憶があるが、私は運動選手は寡黙な方がいいと思っている。その意味で、トルネード投法でアメリカでも大活躍した野茂選手は、私のお気に入りだった。ベラベラしゃべらないが、実績は残すところが好きだった。

それに比べて、背中から聞こえる高校生の「記者会見」はどうだ。まあ、ベラベラとよく喋る少年である。

マスコミも球団も彼をスター選手に育てたい気持ちは強いのだろうが、聞かれもしないことをマイク片手にベラベラベラベラ話す才能を伸ばしていった方が、もしかしたら本人にとっていいことかもしれない。

やはり、運動選手は寡黙な方がいい。


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