孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

ポタポタこぼれる品の良さ

2015年04月07日 | 日記
彼女が国会議員になる前のこと、韓国に行って若いとき売春婦だった老女を、日本兵相手の慰安婦だったとでっち上げて日本に連れてきて、シナリオを作り、NHKの番組に盛んに売り込もうとした事が、最近元NHK職員だった人に暴露されている。

弁護士として手柄を立てようとしたわけではなく、慰安婦を既成事実化して、日本を貶める絶好のチャンスだと踏んだからであることは明白だ。あの反日新聞・朝日新聞ですらようやく慰安婦記事の誤りを認めたと言うのに、彼女は自分が犯したことを、恬として恥じてはいないようだ。

相変わらず、日本の社会に混乱を引き起こし、平和を望むような口ぶりで、結果としてスキあらば掠め取ろうと狙っているアジアの侵略国家にその機会を与えるような言動ばかりが目立っている。

話は変わるが、秋篠宮ご夫妻の次女、佳子様が学習院大学から国際基督教大学に移られたと、ニュースを見て知った。品の良さがプンプン発散しているようで、映像に見入ってしまったが、その大学では学生の多くが海外に留学するようで、講義の大半が英語で進められているという。

留学だけが方法ではないが、若いうちに暫くの間日本を離れて異文化に接して暮らすことは、大変意義のあることだと、私は自らの体験に照らし合わせてみて痛感する。それは早すぎても遅すぎてもいけない。自我が確立して、できれば社会経験を少し積んだ位のできるだけ若いうちがいい。

皇族の留学先というと、英国が無難なのだろうが、一般的な知識としてあの国がどういう歴史を持つ国かということを知った上で留学して欲しいものだ。過去に酷いことをしたからどうのこうのということではなく、事実は事実として知っておくのと、知らずにいるのとでは、現地でのものの捉え方に大差があると思う。

例えば、大英博物館の展示物を、ただすごい、すごいと見るのと、これらは戦利品なのだ、と知ったうえで見るのとでは、視点がまったく異なる。

佳子様もどこかに留学されるのかもしれないが、イギリスがなぜビルマを独立させた後、子供だったアウンサ・ンスーチーを英国に引き取って、大学まで卒業させたのか。それは、単に慈善事業で行ったわけではあるまい。深謀遠慮に長けたお国柄であることは、ご本人が十分認識しておくべきだと思う。

皇族の学校とも言える学習院を移ったのが、単に英語教育が盛んだからという理由ではないことくらい、すぐに分かった。どうも教える側の人間が以前とは変わってきたからのようだ。

そりゃそうだろう。ただのありふれた韓国の老女を従軍慰安婦に仕立てて、日本から賠償金を掠め取ろうとしたような悪徳弁護士だった国会議員が、学習院大学で若者たちに法律を講義するようでは、佳子様でなくとも移りたくなるのではなかろうか・・・。

虫のいい話は怖いです

2015年04月07日 | 日記
レタスの畑は家の近くにも見られるので、子供のころから馴染みのある光景であった。近所でも米の裏作として、ビニールのトンネル栽培で多くの農家がレタスを作っている。ただ、どの農家もみんな高齢者ばかりで、あと10年もすれば担い手がなくなって、光景は一変するかもしれない。

20代のとき、渡米して3ヶ月間カリフォルニア州のサリナスという小さな街で暮らしたときのことだった。その街にある短大で、特別講義を受講するため、ホームステイをしたのだが、行く前からその街は有名なレタスの産地と聞いていたので、レタス畑を見るのが楽しみだった。

比較的大きなサンノゼという街まで車で1時間ほどなので、ベッドタウン化して当時から人口が増えているとは聞いていたが、今私が住む町と同じくらいだと感じたので、多分人口は10万人前後だったと思う。カリフォルニアはどこに行っても同じだが、サリナスもメキシコ系の住民が当時から目だっていて、近隣のレタス農場などで働いて生活していたようだった。

その街で暮らし始めてすぐに、そこが映画「エデンの東」の舞台になったところで、さらにその原作者である作家スタインベックの生家があるところだと知った。さらにその家は当時も保存されていて、私はスタインベックは名前を聞いたことがある程度だったが、すぐに見に行った。

二枚目俳優のジェームズ・ディーンが出た「エデンの東」は当時一度見たことがある程度だったので、あまり記憶は定かではなかったのだが、確かにストーリーにはレタスが関係していたような気もしていた。

他の仲間たちと数人で、自転車を走らせて近くのレタス畑に行ってみた。その時の第一印象は、実に強烈なものだった。もう見渡す限りが一面レタスで、日本の実家の近所のレタス畑などと比較しても形容のしようがないほどのスケールだった。

聞けば、定植からすべてが機械化されていて、収穫のときは大型トラックが畑の中を移動しながら、メキシコ人ワーカーたちが収穫してダンボール詰めしたものを次々と積み込んでは、出荷していくのだそうだ。畝を作り、人間の手で腰をかがめて苗をひとつひとつ植えていき、畝ごとトンネル用の骨組みを作り、ビニール掛けしていく日本の農家の栽培方法は、野菜というより観葉植物でも作るような手間の掛け方だと感じた。

それよりも我々を驚かせたのは、レタスの畑に雑草が生えていないことだった。大袈裟ではなく、一本も生えていなかったのだ。あんな広い畑を手で草取りするなんて事はありえないから、明らかに除草剤を使用しているのだろうが、アメリカのことだから、何か特別な除草剤があるのだろうと、一緒に行った中間達と話したが、それにしても薄気味の悪いくらい見事な圃場だった。

後で、詳しい人に聞いたら、レタスは枯れないが、他の雑草を枯らすことができる除草剤があるとのことだった。当然成長中のレタスにも散布されてしまうだろうから、その除草剤は一体安全なのだろうかと一抹の不安を抱いたのだが、アメリカ人はそういうことには無関心なのだろう。

少し後には遺伝子を操作して、害虫がその作物をかじると死んでしまうトウモロコシとか大豆が出回ることになり、現在ではほとんどがその手の遺伝子組み換え品種が栽培されているそうで、聞いたところでは、アメリカではこの表示義務がないために、消費者には選択の余地がないそうだ。

猫いらずのような、殺虫剤なのか農作物なのか分からないようなトウモロコシや大豆を毎日のように食べ続けて、一体人間に害はないのだろうか。ベトナム戦争ではジャングルの地下に潜むベトコンに手を焼いたアメリカ軍が、空からすべての植物を枯らしつくす枯葉剤をまいていた。そんな国だから、その内、これさえ散布すれば、雑草も生えないし害虫も殺します、と言うような殺虫剤・除草剤兼用の薬剤を作り出すことだろう。

その点、我が家の家庭菜園のキャベツなどは、虫のために植えたような虫食いだらけの状態で、一見キャベツなのか何なのか分からないほど、原型を留めていないのだ。最近では、そういうキャベツや白菜を、必要数だけちぎってきて、料理に使っている。虫が食べつくすのが早いか、私が料理に使い切るのが早いか、そんな状況だ。