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孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

飛雄馬が来た!

2017年06月10日 | 英語関連
先週、勤め先で、他部署の所属だがよく私のところに翻訳依頼でやってくる30代半ばくらいのH君が、部下でもないのだが相棒だという20代前半の男を連れてきて紹介してくれた。

苗字は失念したが、名前ははっきりと覚えている。紹介されたとき、「彼の名前は、『飛雄馬』っていうんですよ。」と言ったからだ。

私は、反射的に「ほうー!」と言って、「巨人の星って知ってる?」と聞くと、その青年はニコニコしながら、「はい。観た事無いですけど、昔のアニメでしょ?」

「多分、君のお父さんは巨人の星が好きだったんだろうね。」というと、「そうだったみたいです。」と言った。

 涙して観た

横に立っているH君は高校球児だったので、彼は当然巨人の星を知っているようだった。「主人公の飛雄馬が星雲高校の面接試験を受ける時の話は、知ってるかい?」と聞いてみると、「何、それ?」といった怪訝な表情で首を横に振った。

私は、そのときのエピソードをかいつまんで話した。


星 一徹は、息子の飛雄馬が高校に進学する際に、野球では無名の進学校、星雲高校を受験させたのだった。

入学金も学費の高い、金持ちの子弟が通うブルジョアの学校など家の経済状態を知っている飛雄馬なので、猛反対すると、一徹は、「お前の進む高校は、ここしかない。」と言って腹巻から飛雄馬名義の貯金通帳を見せたのだった。

その頃、夜も道路工事の仕事に精を出していた一徹の腹には、飛雄馬の剛速球を受けることが出来るのは、星雲高校の彼(伴宙太)しかいないという、思惑があった。

 柔道部の伴宙太

さて、面接試験の日である。飛雄馬の着ている学生服やズボンは、みすぼらしい継ぎ当てが目立っていた。試験官たちは、明らかに侮蔑の表情で、「君のお父さんの職業は何だね?」と聞いたのだった。

すると、飛雄馬は自信を持って、「僕の父は、日本一の日雇い人夫です!」と答えたのだった。すると、ヘラヘラ笑い始めた試験官たち。

 星雲高校面接

飛雄馬は立ち上がって、「何がおかしい。聞きたければ何度でも言ってやる。ボクの父ちゃんは、日本一の日雇い人夫だ。」

当時は特に話題にもならなかったと思うが、このテレビ放送が後に再放送となったとき、この日の番組のサブタイトル「日本一の日雇い人夫」は、なんと「日本一の父、一徹」に変えられていて、その部分のセリフはカットされていたという。

理由は、「日雇い人夫」が差別用語に当たると判断されたからだという。


ここまで話した私は、自分の血圧がかなり上がっていることを感じて、ハッと我に返り、「まあ、いろいろあったけど、あの番組は子供ながらに感動するシーンがいろいろあったね。」と締めくくった。

二人は、「ふ~ん」と言いながら頷いていた。


男も見習え、藍ちゃんを

2017年05月27日 | 英語関連
プロゴルファーの藍ちゃんこと、宮里藍選手が今シーズン限りでの引退を表明したそうだ。

18歳でプロゴルファーとなり、14年以上現役で活躍してきた彼女は、一時は世界ランク一位にも輝いた実力の持ち主だが、さすがに最近は成績が芳しくなかった所為か、あるいは他の何かのためにか、スパッと引退を決めたようだ。

   第二の人生は長いぞ

詳しくは、来週の記者会見で明らかになるだろうが、過去の成績に恋々として白髪頭になってまで現役を続けたがっている職業運動選手たちには、是非とも見習って欲しい姿勢ではないか。

  中老迷惑コンビ

聞き流すだけの英語教材のCMに出ている男子ゴルファーが、CMで話している英語を聞いて、私はこの教材はまがい物だなと直感したことがあった。しかも価格が20万円以上もするのでは、ほとんど詐欺ではないか。

こんな詐欺みたいな商品のCMに出ているようでは、彼は大成しないのでは、と感じたのだったが、どうやら当時の私の直感は当たっているかもしれない。

それに引き換え、米国で活躍していた時の藍ちゃんが、現地のインタビューを通訳なしで受答えしていたのを見たときは、驚いたものだった。イントネーションといい発音といい、完璧な英語を話していたのだが、私は何もこの人への当て付けで言っているのではない。

いや、言っているか・・。

  英語は嫌いだよ

再掲・『歌丸、まだ生きてます』報道を考える

2017年04月17日 | 英語関連
いくら長寿国だからといっても、人間には寿命というものがある。日本では、それまで病気一つしたことがなくても、高齢者の仲間入りをする頃になれば、嫌でも医者が悪いところを見つけてくれる仕組みになっているのだ。

有名人だろうが、八百屋だろうが、百姓だろうが、みんな平等に時がくればあの世に旅経つようにできているので、その時分になってもさほど恐怖感は感じないものだと、私は想像している。

特に特定の宗教を信じているわけでもない私は、物心ついた頃からずっと、人間は死ねばスイッチが切れたように、「ハイ、それまで」となって終わりとなり、天国だのあの世だの地獄だの極楽だのというものの存在は、まったく信ずる気にはならないできた。

よく有名芸能人が他界したりすると、テレビでは司会者やレポーターが取って付けた様に神妙な顔つきをして、「信じられない」とか、「思いもよらなかった」とか言って、その意外性を強調するのが常のようだ。

同僚の芸人達もマイクに向かって、「早過ぎる死で、驚いている」などとありきたりのことを言うのだが、なに前から病気であったことは承知のことで、内心は「そろそろ・・・」と思っていたはずであったりするものだ。

   わたし、落語家なんですが・・

長寿番組「笑点」の司会を担当していた、桂歌丸さんが腸閉塞だったかで入院したと報道された時は、その風貌からさほど驚かなかったのだが、その後「歌丸さん、無事退院  高座に復帰」とか、「歌丸さん、インフルエンザで入院」「歌丸さん、元気に退院」「歌丸、肺炎で入院」「桂歌丸、笑顔で退院 高座復帰目指す」

数ヶ月の間に、次々と似たような報道が続くと、不謹慎かもしれないが「しぶといなあ」と思ってしまうものだ。

それは、私に限ったことではないのではなかろうか。

世に落語ファンはたくさんいるだろうが、桂歌丸の落語が天下一品の名人芸であるとは、私はまったく思わない。私が認める「名人」は、なんといっても、五代目古今亭志ん生と六代目三遊亭圓生である。

お二人の私生活のことは、嬉しいことに私はまったく知らない。知らないどころか、知りたくも無い。純粋にお二人の落語だけを愛する次第である。

   今度も笑顔で復帰宣言。

テレビ業界が、それほど歌丸のことが好きなら、入退院の報道だけではなく、彼の芸を知らしめる時間を作ってやったら如何なものだろう。

それをしないで、ただ「歌丸、まだ生きてる」報道を続けるのは、落語家・桂歌丸に対して失礼ではなかろうか。

作動しないのかよ、自動ブレーキ。

2017年04月16日 | 英語関連
先週、81歳の男が運転するタクシーが暴走して警察官らをはね、男女3人が重軽傷を負うという事故があったと、ネットニュースで知った。

タクシーは走行中に信号無視を繰り返し、現場近くの交差点で信号待ちをしていた車に衝突して一度停止。

危険を感じた乗客の女性はタクシーを飛び降りたが、男はそのままタクシーを発進させて歩道に乗り上げ、歩道にいた警察官と自転車の女性をはねたという。

  軽症でよかった・・・

81歳のタクシー運転手もすごいが、暴走するタクシーに乗っていた30代の女性客が、その走行中のタクシーから飛び降りたというのも、すごい行動だった。

歩道を歩いている時にタクシーにはねられた20代の警官とタクシーから飛び降りた女性は軽症で済んだそうだが、自転車に乗っていてはねられた40代の女性は重症だったそうだ。

  暴走の原因は???

自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕された「暴走老人」は、容疑を認め「すみません」と謝罪しているそうだから、自分がしでかしたことは認識できているようだ。

いつも利用するJRの駅前にも、客待ちをしているタクシーが止まっているが、白髪頭の高齢者ドライバーを結構見かける。見かけの年齢は、60代後半から70代半ば位か。

交通量の少ない田舎街だから心配ないかというと、南北に二つの東名高速道路が走り、すぐ近くには富士山静岡空港がある。幹線道路には物流トラックが狂ったように走っていて、暢気に運転を楽しむ環境でもない。

以前カミさんと旅行に出かける日の朝、自宅からJRの駅までタクシーを利用した時、走り出して間もなくの十字路で、出会い頭の事故になる寸前のところで車が止まり、冷や汗を課か冴えたことがあった。そのときも確か運転手は白髪頭だった。

今後、私はタクシーを利用する際に、ドラーバーがあまりにも高齢なら、乗車拒否をしようかと真面目に思っている。

それに、自動車関連のメーカーに勤めているためか、ほんのちょっとの部品不具合が、乗員の生死に関わる事故につながる事例は、嫌と言うほど見聞きしてきた。

今現在は、自動車計器のソフトウェア関連の事業所に移って、対象がハードからソフトに変わったのだが、不具合がどういう影響を及ぼすかは、以前とまったく変わることはない。

したがって、少し前テレビCM出盛んに自動ブレーキの映像を流していたが、私はあのシステムを眉に唾をつけて見ていたものだった。

そしたら、見よ。やはり、あの自動ブレーキにも不具合は起きるではないか。

以下、ニュース(千葉日報オンライン 4/14(金) 18:52配信)より抜粋・・・・・


『運転支援機能を搭載した日産のミニバン「セレナ」を試乗した客に、ブレーキを踏まないよう指示して事故を起こしたとして、千葉県警交通捜査課と八千代署は14日、八千代市内の日産自動車販売店の営業社員男性(28)を業務上過失傷害容疑で、試乗した客のトラック運転手男性(38)を自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、千葉地検に書類送検した。』

『営業社員男性は、セレナの試乗に来た男性の助手席に同乗。店舗近くの市道で、アクセルやブレーキ、車線保持などの運転を支援するクルーズコントロール機能が危険を検知して自動停止すると誤った認識のまま、運転手男性に「本来はここでブレーキですが、踏むのを我慢してください」と指示。

  自動ブレーキ作動

男性はブレーキを踏まず、信号待ちしていた乗用車に衝突。乗っていた30代の夫婦に全治2週間のけがを負わせた疑い。

交通捜査課によると、本来は車両の単眼カメラで危険を察知して自動ブレーキがかかるが、事故当時は夜間で雨が降っており、追突された車は黒色だった。セレナに故障や異常はなく、同課では「対向車の前照灯など道路環境や天候が重なり、自動ブレーキが作動しないまま追突した」と結論づけた。』  以上、抜粋。

要するに、【エマージャンシー・ブレーキ】システムが、前方の対向車を認識できずブレーキを作動させなかった、ということだった。

  追突事故に・・

このようなレベルで、自動運転自動車が実用化されていいものなのだろうか?

おまけにシートベルトの補助装置であるエアバッグが作動したら、金属片が体に突き刺さるかもよ、なんて・・・、おお恐ろしや、恐ろしや。

党名変えても、代表変えても、ダメはダメ。

2017年04月15日 | 英語関連
代表が、あの多重国籍者で「ハキハキと出鱈目をいう馬の骨」だから、いずれはこうなることは小学生でも予想できただろうが、こういう連中に税金が何億円も使われているのかと思うと、脱力感をズッシリと感じてしまう。

最近離党したり、党の役を辞退する者が続出しているので、当のご本人のいつもの作り笑いが鳴りを潜めて、本性が出始めたようだ。

  テメエら、エエ加減にせえよ。

まずは、長島議員の離党だったが、これは7月に東京都議会議員選挙が迫る中、選挙戦の最前線に立つべき東京都連の幹事長が党を離れる責任は重いとして、除籍処分とする方針を固めたそうだ。依願退職などさせるものか、クビだよ、クビ!と言うわけだ。

 民進には珍しい方だった。

そして、先週現代表の支持をしていた細野モナ男こと、モナ男が党代表代行の辞任届けを出して、こちらはスンナリと受理された。長島氏と比べるのは長島氏に失礼かもしれないが、日頃の言動は極めて民進らしい方なので、離党することはありえないと思う。

 相変わらず小者感が漂う。

モナ男と同じ静岡県が選挙区の、渡辺 周氏が、静岡県知事に色気を出しているそうだ。お父さんが旧民社党の渡辺 朗氏で、この方も民進の中では保守色の強い方だったが、やはり今の党の状況には、耐え難いところがあるのだろう。

幸い、現静岡県知事がかなり不人気で、静岡のイメージを落とすことに貢献してくれたのだが、任期が切れるというのにまだ未練タラタラで、次期選挙に出馬するともしないとも名言を避けている状態だ。

  県知事やらせてよ。

渡辺氏は、川勝氏が出馬しないのなら、自分が立候補すると宣言したようで、これは事実上、お前はもう辞めろと言ったようなものだろう。

川勝知事が消え去るのにはもろ手を挙げて喜びたいが、また民主系の知事か・・・と思うと、投票に行く気にはならない。

静岡県の保守陣営は、本腰を入れて、もう少しまともな候補者を立てて欲しいものだ。静岡市を歩いていると、最近やたらとアジア系の外国人たちが目に付くようになった。若者は県外に流出して行き、アジア人出稼ぎ者が流入しているようだ。

この状況は、なんとなく不愉快で、あるべき姿とは言えないと思う。

沈み行く泥舟からネズミが逃げ出す光景を見るのは、何とも小気味よいものだが、いささかブーメランが飛び交うのも見飽きた感がある。尻が痛くなってきたので、早いトコ結末を迎えて欲しいものだ。

カーテシ?カーテンじゃないのか?

2017年04月11日 | 英語関連
先週末から、自動車計器の組込みソフトウェアのアプリケーションの説明書を英訳している。パワーポイントで60ページ分あり、最初ざっと見ただけでも、ソフトウェアやその分野の技術用語や略語がページに溢れていて、あまりやる気が起きなかった。

それでも、言われた限りは「できません」とか「やる気が起きません」などと言う訳にはいかず、嫌々ながら英訳し始めたのだった。

通常の文書ならA4サイズで1枚1時間もあれば英訳できるのだが、先週の金曜日は1日で6ページしかはかどらなく、昨日はそれが5ページ、そして今日の成果はサボったわけでもないのに、たった4ページだった。

言い訳ではないが、この説明書を作成したのは今のチームリーダーだそうだが、意味不明な主語の分らない日本文や、適当に省略したような略語が頻出しているのが遅れの原因だといえる。まず、原文の日本語の意味を理解することが難解なのだ。

SWはスイッチのことかと思えば、なんとソフトウェアの略だそうだ。

金曜日には、表に、『D席・カーテシ・開/閉』とあった。まず、D席??暫く考えてから、これは次に出てくるP席と併せて考えたところ、ドライバー席と助手席のことだと理解できた。つまり、Driver/Passengerの座席を意味している。

ところが、「カーテシ」とは何ぞや?カタカナなので、外来語のようだ。ところが次に出ていた、開/閉という文字に影響されたのか、とっさに、「ああ、きっとこれは多分カーテンのことで、カーテシと誤記したのだろう」と早とちりしてしまった。

そこで、その表の中は、『D-seat・curtain ・open/close 』と訳して次に進んだのだった。

ところが、今日の午後4時ごろだった。日本文の中に「・・・カーテシの場合は提示情報を云々・・」と、「カーテシ」という言葉が再び出てきたのだ。

もしかしたら、「カーテシ」は「カーテン」の誤記ではないのかもしれない。不安がココロをよぎったので、通りかかったIさんに聞いてみた。

「Iさん、カーテシって何のことですか?以前も出てきて、開/閉という言葉と並んでたんですがね。」

私は、そのページを示してそう言うと、Iさんは「ああ、カーテシですか・・・。」と言う。「ええ?!カーテンの間違いじゃないんですか?」と私。

「カーテンじゃないですよ。カーテシですよ。多分、英語だと思うんですが何のことかは知りません・・・」と申し訳なさそうに言うIさんに礼を言って、私は『カーテシ』という言葉をググってみた。

すると、『カーテシーランプ』という言葉がヒットした。その意味は、『カーテシーランプ (Courtesy Lamp) とは、自動車の照明の一種で、サイドドアの内側下部に備わっており、足元を照らすことと後続車への警告灯の役割・・・』とあり、カーテシではなく、カーテシー(Courtesy) のことだと判明した。

Courtesy という単語なら知っていた。意味は、礼儀、作法、丁寧などといった意味であり、attitude of courtesy というと、「礼儀をわきまえた態度」という意味になる。

何ゆえ、カーテシと尻切れトンボのように切ってしまったのか不可解だが、まあ仕方が無い、許そう。昔の人はよくこういう事をする。注文(offer)のことを昔の商社マンは、オッファと言って、「乙波」などと表記したそうだ。

暗い時の乗り降りに、洋服をドアに挟んでしまわないように、足元を照らす照明を、カーテシーランプと名付けたのなら、なかなか粋な命名ではないか。

  車のドアの足元照明。

Iさんにもカーテシーランプのことを伝えて、改めてお礼を言い、「今日のブログのネタが見つかりましたよ。」と言うと、Iさんは何のことか分らず、キョトンとしていて面白かった。

文科省の愚策、再び

2017年04月09日 | 英語関連
先週の朝刊に、『政府の達成目標遠く』【中高生英語力 伸び悩み】という見出しの記事と共にグラフが出ていた。

グラフは2本の折れ線グラフが、どちらも右肩あがりの傾斜を描いていた。しかし、よく見ると縦軸の目盛りは1%刻みで、最高点は36%あたりだった・

  一見、右肩上がりだが・・・

文部科学省が全国の公立中学・高校の生徒の英語力を調べた、平成28年度の状況結果を公表していたのだった。

私は英検という試験の実態がよく分らないので何とも言えないが、当初は1級、2級、3級、4級の4段階あって、今思い出すと私の通っていた中学校では、確か2年生の時全員が4級を受験したと思う。

その後、しばらくしてから、1級と2級の間に、準1級ができ、そして2級と3級の間に準2級が設けられたはずだ。

カミさんが高校生のときは、全員が卒業までに2級に合格するというノルマがあったそうで、カミさんもそのノルマを達成したそうだ。

しかし、新婚旅行で行ったアメリカ西海岸では、旅行中ハローとサンキュウしか、カミの口からは発せられなかったのを覚えている。したがって、英検2級などその程度なのかと、おぼろげながら想像できる。

2級よりレベルが低い準2級で36%程度なのだから、かなり英語力は低いと言うべきだろう。
平均値だけでは、その集団のばらつき具合が分からないが、英語大嫌い、英語など見たくも無いというアレルギー患者はどのくらいいるのか興味がある。

  外人を補助員(ALT)にする?

文科省は「東京五輪なども見据え、卒業段階での割合を平成29年度までにそれぞれ50%にすることを目指している」そうだが、グラフを見ればそれが容易ではないことが、小学生でも分るだろう。

「新学習指導要領では小学5,6年で英語が教科化されるなど、今後現場での取り組みも大きく変わる。徐々に計画に近づけていってほしい。」と、まるで他人事のような事を言っているようだ。

現場が大きく変わるといっても、現場の教師は英語を教えるレベルの力量が明らかに不足しているのは、改めてデータを出すまでも無かろう。

ルールをいじって計画を作成すれば結果が出せるとでも思っているとしたら、お役所は馬鹿どもの集まりである。

それとも、市井の塾や予備校や英会話教室がなんとかするだろうと高を括っているのではないか。

ほんのちょっと前、文科省はゆとり教育という、天下の愚策を犯して、その影響はどうだったか総括していないのか。文科省ならその程度の学習能力が備わっているのかと思いたいのだが、このお役所はどうもそうではないらしい。

通販会社の若社長の言うなりになる時点で、舵取りを誤ったことは多くの知識人たちが口を揃えて言っていた。英語化は国を滅ぼす愚策である。

傷口が広がらないうちに、思い直すべき重要課題であろう。


メールは英語で!?マジ??

2017年04月08日 | 英語関連
もうかれこれ5~6年前になるだろうか、楽天の社長が英語を社内公用語にすると宣言して、「業務での日本語禁止」「全社員TOEICスコア600点以上」「規定されたスコアに届かなかった役員は退職してもらう」など、次々とアホらしい指示を打ち出したのだった。

そして、つい最近には、社員のTOEICスコア平均点が800点となったと、大喜びしているのが報道されていた。さらに、今月に入って、新入社員360人の入社式のことがニュースになっていて、全員TOEICスコアが800点以上だったというから笑った。

通販会社に入社したはずが、英語、英語と尻を叩かれ、TOEICのスコアを上げるためなら、仕事をしなくてもいい、会社が金を出すから英会話学校で勉強しろ、と言われ続ければ根っから英語が嫌いだった社員は、とてもいたたまれなかったろう。

 社内にはいろんな外人が

『大山鳴動して鼠一匹』という西洋のことわざがあるが、みんな英語のテストでいい点が取れて良かった、良かったと喜んでいる割には、この会社、海外の業績は散々な結果に終わっているようだ。

欧州やアジアに進出したものの、昨年には次々に拠点を閉鎖・統合・売却しているようだが、これというのもすべて社員の英語の力不足の所為であったのだろう。

実は、異動した私の今の職場は、ソフトウェア開発業務の一部を海外に外注化したところで、そことのやり取りは、すべて英語となっている。その窓口担当者は8名ほどいるようで、私の配属先の3名の日本人社員は、30歳前後の威勢のいい若者たちだ。

  こんな感じの職場

私が配属した初日に、いきなり(私の二つ隣の机から)私宛にメールが送信されてきて、「この部門では基本的にメールは英文でやり取りしています。何かおかしなところがあったら、訂正してください。」

恐らく、こんな意味の英文だった。多分、こういう状況だから、お前も従えよ、と言いたかったのだと解釈した私は、正直言って「ドン引き」して、二の腕にサーッと鳥肌が立ってしまった。

しかし、こういうメールを送りつけられたからには、無視するわけにもいかないので、まず送信された英文メールの間違いを一つ一つ横線で訂正して正しい英文に直してから、返信をクリックした。そして、英文で次のような返信メールを送った。

『皆さんの英語学習に対する熱意には感服いたしました。最初は、ドン引きしたというのが、私の偽らざる印象でしたが、『郷に入っては郷に従え』の格言通り、今後は日本人同士でも英文でメール送信させていただきますので、よろしくお願いします。』

グループ内全員に送信したのだが、私の推測では、一度読んだだけでは理解できない言い回しではなかったかと思ったが、意外とそれに対する反応は速かった。

少し後になって知ったのだが、どうも彼らは英文メールの読み書きには、ほとんどがGoogle翻訳を利用しているようであった。

Google翻訳は、左に日本文を入力して、「英語」をクリックすれば、瞬時に右側にその翻訳文が表示されるから便利だ。和訳の時は英文を貼り付けて、「日本語」をクリックするだけでよい。

ただし、英訳の時は、入力した日本文が正しい文章でなかったり、主語が省略されたりしていると、翻訳された英文も頓珍漢な物になってしまうので、かなりコツがいる。

すでにメーリングリストに私も含まれているため、今では一日に数十通のメールが送られてきて、海外の担当者たちと、あるいは社内でどんなやり取りをしているか除き見ることができる。

先日も、前に座っている、Yさんが送ったメールの主語が、[I and you ]だったので、お節介かとは思ったが、『Yさん、多分言い易さからだと思うけど、英語ではこういうとき、[I and you]ではなくて、[You and I]と、I を後ろに持ってくるんですよ。』とアドバイスした。

『あっ、そうなんすか!分りました!』と元気よく返事してくれたので、安心したのだが、それが昨日のことだった。Yさんの送ったメール文を見て、椅子から滑り落ちそうになり、あわてて机にしがみついてしまった。

Yさんは、私の忠告を素直に実行してくれたのだったが、彼の英文はこう始っていた。

[ Hi! Steve-san, You and we will have .... ]

この、ハーイ、XXX さんというのは、日本人同士のメールでも必ず使われるフレーズで、私は目にする度に胃液が逆流して、ほとんど吐きそうになってしまうのだが、Yさんのメールで一人バカ受けしたのは、次の [You and we ] だった。

Yさん、律儀に「自分」を含む we を後に持ってきたつもりだったろうが、この言葉だと「あなたと私たち」という意味に解釈され、we には you も含まれていることになる。一言、we とするだけで充分だったのだ。

この指摘は敢えてしなかったが、今後この手の滑稽な間違いを忠告すべきか控えるべきか、悩むことになりそうである。

楽天から社員の英語のレッスン業務を請け負った大手英会話スクールの社長がどこかで述べていた。その社長曰く・・・

『コミュニケーションツールとしての英語で、欧米だけで無くアジアの人たちとも話すのだから、発音や細かな間違いはまったく気にすることはない・・云々』

こういうセリフはよく聞くのだが、これは英会話に四苦八苦している人向けの気休めの言葉としては理解できるが、私は絶対にこうは言いたくない。

どうせ、ほんのちょっとの手間で修正できるのだから、最初から正しい英文を作り、話すことが絶対大切だとこれまでの経験から強く感ずる。

お世辞でも、「あなたの英語は、これまで会った日本人の中で一番正しくてきれいです。」と言われれば、誰しも悪い気はしないだろう。


英語化教育の是非

2017年04月01日 | 英語関連
初孫なっちゃんが幼稚園を卒園して、いよいよ来週から小学生になる。

すでに、ひらがなは書けるし、カタカナも覚えてしまった。今は時計の読み方を覚えているところだ。

先週我家に来た時など、お昼のニュースを見ていたらテレビ画面の時報が、0:00となり、すかさず「なぜ、12じゃなくてゼロなの?」と聞いてきた。その時居間にいた大人たちはみんな牽制し合って、誰も答えてやらなかったので、なっちゃんは不服そうだった。

詳しいことは分らないが、多分なっちゃんたちが3年生になると、【英語活動】という時間が週に3回ほど始まるようで、英語に馴染ませる意味で、歌をうたったり、動物や果物の名前を英語で覚えたりするようだ。

そして、5年生からはいよいよ教科としての英語の授業が始る。いったい誰がどのように教えるのか、など知りたいことは多いのだが、世間の関心はそれほど高まっていないのではなかろうか。

   先生はガイジン??

普段から自分たちは労働者だと威張っている教員たちは、果たして不平不満はないのだろうか?それとも小学校からの英語教育に、やる気満々なのだろうか?

中学校や高校の英語の授業はこれまで通りかというとそうではないようだ。オールイングリッシュ方式といって、英語の授業を日本の英語教師が英語で持って進めていくそうで、生徒も日本語を話すのはいけないのだそうだ。

果たして、教える側にそれだけの技量があるのかどうかが大きな疑問で、英語の塾や家庭教師で習っている生徒たちなどは、学校の授業が退屈で仕方なくなるかもしれない。

さらに、大学での教育も大きく変わるようで、「グローバル人材の育成」を目標に掲げて、授業数の半分を英語で行うようにすべきだと提言しているそうだ。

なかでも、俗に言う「偏差値の高い大学」は、【スーパーグローバル大学】に認定してもらうことで多額の補助金が与えられるため、より多くの授業を英語で行う目標を設定するのだそうだ。

日本人の教授が日本人学生たちに英語で日本文学を教える光景は、ちょっと想像し難いのだが、これは冗談ではない。

こういう状況はすべて社会の要請に基いて行われるのだそうだが、私はこれは始める前から上手く行かないであろうと見ている。

週に20数時間しかない小学校の授業時間の一部を、外国語教育に費やせばその分他の授業が減らされるわけだ。

そして、正式な教科になるのは5年生からだといっても、せっかちな親たちは何年も前から英会話学校や家庭教師や、夏休みには外国へ短期留学に出かけたりするに決っている。これは、すでに10数年前にお隣の半島国家で実証実験済みである。

今以上に大量の英語嫌いが、早い段階で生まれることも目に見えている。そういう子供たちにとっては、中学や高校での英語の授業は、地獄のような耐え難い時間になるだろう。

更に心配なのは、早期に英語、英語と追い立てることで、母国語がおろそかになり、自国の文化より英語圏の文化により強い興味を抱く子供が大量生産されることが予想される。これは、今もすでに進行中である。

   文化侵略の雄、TDL

  古代ケルト人の祭りの猿真似

何も幼稚園で教育勅語を暗記させることまでする必要はないが、小さいうちは母国語での読み書きを徹底すべきだろう。字を覚えさせ、読書を勧めて習慣づける教育に勝るものはない。

母国語がしっかりと身につくと着かないでは、外国語の習得速度に大きく影響する。子供が自分から本に手を伸ばすようになれば、しめたもので、あとは親の出番はない。

  読書の時間は効果的だ

子供を生かすも殺すも親の責任は大きい。英語などに振り回されると、ろくな大人にならないと心得よ。



筋書き通りの像、第二弾

2017年04月01日 | 英語関連
2年前の岸田外務大臣の会見を聞いて、多分私と同じ予想をした人は日本中に5万といたであろう。

『第39回ユネスコ世界遺産委員会において,我が国が世界遺産に推薦していた「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業」が,世界遺産一覧表に記載されることが決定されました。

登録を確実なものにするため,ギリギリの調整を行ってまいりました。記載されることが決定されましたことは,誠に喜ばしいことであり,関係者の皆様とともにこの決定を歓迎し,祝意を表したいと思います。』

(中略)

『1965年の韓国との国交正常化の際に締結された日韓請求権・経済協力協定により,いわゆる朝鮮半島出身者の徴用の問題を含め,日韓間の財産・請求権の問題は完全かつ最終的に解決済みであるという立場に変わりありません。

  
【この方の愚鈍さは、まさに万死に値する】

この点,外交上のやりとりを通じ,韓国政府は,今回の我が国代表の発言を,日韓間の請求権の文脈において利用する意図はないと理解をしています。なお,我が国代表の発言における「forced to work」との表現等は,「強制労働」を意味するものではありません。

(後略)

~~~~~~~~~

今年の年頭、1月8日にアップしたブログ「外務省の愚鈍」で、この詳細を書いているので、関心のある方は読んでいただけますが、予想通り南朝鮮ではここにきて、「強制徴用の労働者像」を設置しようとしているようである。

 来年5月『像』を釜山の日本領事館前に建てる?

現地の報道では、『民主労総釜山地域本部長は、「象徴性のある日本領事館前に、少女像と労働者像を並び立てるのは当然だと思う」としたが、釜山の区庁は当然ながら許可しない構えだ。』ということらしい。

この動きは、釜山だけでなく南朝鮮全土に広がる気配であるらしく、売春婦像と並んで新たな問題になりそうだ。

 予想通りの結果

現在、あちらとの関係は、ほとんど国交断絶状態であり、実に望ましい状況だと思うが、新たなゆすりネタを造り出して、イチャモンをつけてくるのかと思うと、予想通りとはいえ、わずらわしい限りである。

岸田のような外務省のトップでは、相手の思うがままにもてあそばれるだけである。あらためて、こんなのが次期総理の候補だと聞くと、私ははらわたが煮えくり返ってくるのである。




マスコミへの政治的圧力、素直に従うマスコミ

2017年03月26日 | 英語関連
民進党役員室は24日、自民党が公開した安倍晋三首相の昭恵夫人と、森友学園の籠池泰典理事長の妻、諄子氏が交わしたメールの内容に関し、同党の辻元清美衆院議員に関する記述に事実と異なる内容があるとして、コメントを発表した。

 これぞ、威圧だ


3月1日付で、諄子氏から送られたメールに「辻元清美が(塚本)幼稚園に侵入しかけ」とあるが、党側は「そのようなことは一切ない。そもそも同議員は塚本幼稚園の敷地近くにも接近していない」「周囲にいたメディア関係者を含め、皆が確認している」と主張した。

また、「(学園に関して)嘘の証言をした男は辻元と仲良しの人間」とする諄子氏の記述に対しても、「まったくの事実無根。ネット上で流された根も葉もないうわさを信じたためと思われる」と指摘した。

各メディアに対しても「誤った内容を拡散しないよう強く求めます」と、主張した。


辻元清美こそ、国会で証人喚問すべきではなかろうか??

 疑惑の総合商社・辻元


マスコミも、『これはまずいことになった・・』と気付いたのだろう。各社、無批判にしたがっていたようだ。

有権者は、いい加減この茶番劇に気付いて、マスコミの偏向ぶりを糾そうと行動すべきであろう。テレビに出る人が言ってる事を鵜呑みにしてはいけない。むしろ、その反対をやっていれば間違いないと考えてよいくらいなのだ。

一日のスイッチ・オンはクラシックで

2017年03月05日 | 英語関連
車のCDプレーヤーの調子が悪かったので、それ以来朝の通勤中は地元のFMラジオをつけて、DJの馬鹿話を聞き流していたのだが、先週暫くぶりにCDプレーヤーを試してみたら調子がよかった。

早速、通勤時に聴く音楽でもCDに焼いてみようかと、家電ショップに行き、録音用CDを買ってきた。

さて、どの曲を録音しようかと考えた結果、眠気を飛ばして職場に着いたら、すぐに仕事に集中できる精神状態にする曲を録音することにした。

一曲目は、モーツァルトの「セレナード13番」、アイネ クライネ ナハトマジークである。ひとつの(アイネ)小さな(クライネ)夜の音楽(ナハトマジーク)は、もう出だしを聴けば誰でも一度はどこかで聴いた事がある、なじみの曲だ。

   愛ね、暗いね、夜の(ナハト)音楽(ムジーク)

まずは、この曲で快く家を出発する。眠っていた脳が気持ちよく目を覚まし、体が弾むようなメロディーに合わせて軽くなっていくようだ。

ハンドルを握る手もかすかに拍子を取るようになってくる。

二曲目は、フランスの作曲家ジョルジュ・ビゼーの「アルルの女」である。一曲目で心地よく目が覚めた私の脳は、二曲目のこの曲の出だしで次第に戦闘態勢に移っていくのだ。この曲はタイトルこそ長いこと気に掛けなかったが、中学の音楽の時に聴いて以来、ずうっと好きだったメロディーだった。

  ビゼーといえばアルルの女にカルメン

本来、アルルの女の物語は、悲しい話なのだが、この曲調は活気があってアドレナリンを分泌させるスイッチを押す役目を果たしてくれる。


そして、最後はクラシック音楽で私の中のベストワン、ドヴォルザークの「交響曲第9番『新世界より』第3楽章

以前、仕事中にカーラジオから流れてきたこの曲で、そのときモヤモヤしていた気分が一気に吹っ飛んで、頭が急にスッキリした事があった。曲が終わって、曲名が紹介されたので、私は車を一旦停止させてメモをして、すぐにCDショップでCDを購入したのだった。

あれ以来、私は何十回この曲を聴いただろうか。体中にアドレナリンが分泌され、やる気に満ち満ちた戦闘モードに切り替わる。

  チェコの作曲家、ドヴォジャーク

以前の勤め先では、鋳物半製品をチェコから輸入していて、先方の担当者とメールでのやり取りを随分やったものだ。一度彼らが訪れたことがあった。嬉しかったのは、そのとき、窓口だった私だけにチェコのお土産をくれたことだった。

高さ5cmくらいのボヘミアンガラスの小物で、今でも我家の食卓に爪楊枝入れとして鎮座している。以来、是非一度チェコを訪れてみたいと思っているのだが、如何せんチェコは遠い。諦めたわけではないので、死ぬまでには一度でいいから、プラハの街を見てみたい。

チェコとの取引は不良が多かったために、打ち切りとなりその後支那製の鋳物に切り替わったので、今ではまったく取引はないようだ。

チェコ人は世界一ビールを飲むようで、その理由はビールに欠かせない良質のホップが採れるからのようだ。聞くところでは、日本で使われるホップの約8割がチェコから輸入されているそうだ。

外国人にも人気のある日本のビールの味は、チェコのホップ無しでは作り出せないということらしい。

『新世界より』と聞くと、「遠き山に日は落ちて」のゆったりしたメロディーが有名だが、あれは第2楽章だ。

第3楽章は、私を毎朝戦闘モードにスイッチ・オンしてくれる魔法のクラシックなのである。

ぶよぶよのお顔が・・・

2017年03月04日 | 英語関連
地上波のテレビ報道される政治ネタと、ネットで伝わるタイムリーな動画を見比べていると、そのトーンの違いがはっきりと分かって面白い。

今の地上波テレビはどの局を観ても、ほとんどがアメリカのトランプ大統領をこき下ろそうという魂胆が露骨で、とても中立な報道をしているとは思えない。

確か高山正之氏だったと思うが、氏が以前テレビでコメンテーターをしていた時、番組に先立って開かれる出演者たちの打ち合わせでは、決って朝日新聞の記事を基にした論調に追随していたそうだ。

従って、司会者がコメンテーターにコメントを求めるタイミングやその言葉の抑揚、表情など、それに応ずるコメンテーターの表情や回答なども、自ずから朝日新聞の思惑を忖度したものになってくるそうだ。

     電波芸者たち

この話を聞いてから、テレビを観ていると、なるほどこいつら、反日マスコミに飼われた犬度もなんだなあ、とよく分ってそれなりに面白いものだ。 

        

      電波芸者たち

中には、得体の知れないホステスあがりの女性だの、売れなくなった女優だの、何が専門なのか分らない元教員の女性などが、反日新聞社のご意向に沿うようにテキトーなコメントを言って、小遣い稼ぎをしているわけだ。

番組をみている世のおじさん、おばさんたちは、何か偉そうに扱われて、別席に鎮座しているコメンテーターや自称ジャーナリストの言う事を、何の疑いもなく鵜呑みにして、憤慨したり、納得したりする。


今、国会では連日野党議員の馬鹿げた質問や、テレビカメラを意識したヒステリックな質問などが続いていて、中にはあまりにも下らない野党の質問者に自民党の大臣たちが腹を抱えて大笑いしている場面が動画としてアップされているので、面白い。

  このぶよぶよ感は、気味悪い

この方も、一時は総理大臣を担ったわけだが、今はすっかり落ち目街道を突き進む政党のナンバー2として、起死回生を策謀しているようだが、このアップの画像からもわかるように、まったく張りの無いたるんだ顔がそのやる気を疑わせるに充分だ。

野田氏はインタビューに答えて、「支持率が落ちた理由はわからない。」「いまの代表を総理にするような戦い方じゃないと、選挙は勝てませんよ。」などと言っていたそうだが、もう呆れて反論する気にもならない。

この政党がご贔屓にしている南朝鮮も目下国家の存亡の危機にあっているようだが、それに歩調を併せる様に、この政党の将来は絶望的だ。

競い合い励まし合って互いをみがく様を「切磋琢磨」というそうだが、現政権にとってはこのぶよぶよ顔の政党は切磋琢磨する対象としては、程遠いレベルの集団でしかない。これは日本の将来にとっても、危機的状況であろう。

「 IT時代 」を享受しています。

2017年02月25日 | 英語関連
初孫なっちゃんが、幼稚園の音楽発表会のDVDを持ってきてみんなで鑑賞した。

歌に楽器演奏に連日練習した甲斐があって、元気いっぱいのパフォーマンスを披露していた。

少子化は確実に進行しているそうで、このまま進むと日本はやがて就労人口が減少していって、先進国のトップを歩んでいる今の地位を保てなくなる、と予想する学者がいるそうだ。

それも心配だが、私はなっちゃんが今年小学生になるということは、2020年に三年生になり、その年から小学三年生が学校で「英語活動」スタート、五年生からは成績の対象となる英語が教科に加わるという、「英語化」政策が始まるという事の方が気がかりである。

カタカナをやたらと連発して、日本文化の根本である母国語をおろそかにする都知事と相まって、この国は明らかにおかしな方向に進んでいると思う。

しかし、私は孫の教育に口を挟むつもりも無いので、ただただ見守っていくだけである。なっちゃんのランドセルはもうずっと前に予約済みだったということなので、私は個人的になっちゃんへの入学祝に「地球儀」を贈ることにした。

   これぞグローバルだ!

近くのおもちゃ屋やショッピングモールに行っても地球儀は置いてなかったので、アマゾンで検索してみた。すると、予想通り様々な地球儀があって、どれにすればいいか迷うほどだった。

国旗の印刷されたものや大きさなど色々ありすぎて迷ったが、カスタマーレビューもしっかりとチェックした結果、直径30cmの大きさの国旗つきのものに決めた。

一応、メーカーのホームページにアクセスして、「台湾」の表記に関してメールで問い合わせした。

もし、チャイニーズ台北とか中華民国などと表記されていたら注文をやめようと考えていたが、返信されたメールには、「外務省の情報に基いており、台湾と表記し、国旗は印刷していません。」とあったので、納得して注文した。

支払いはクレジットカード、送り先は次男の住所に変更してクリックすれば注文確定となる。するとメールで注文確定の連絡が入り、配達はいついつになると通知されてきた。

その翌々日には、本日発送したというメールが入り、配達は何日になると通知が来る。

今日あたりに配達されるなと思っていたら、案の定、次男から地球儀が届いたというメールが私のガラケーに送信されてきた。

さらに、カミさんのスマホには、『LINE』とやらで、荷物が着いたときの動画が送られてきていた。

  AtoZのアマゾンのロゴ

その動画を見せてもらうと、なっちゃんが届いたばかりのアマゾンのダンボール箱を居間まで引きずってきて、開封して中から地球儀を「よっこらしょ」と取り出す。

不思議そうに地球儀を眺めるなっちゃんに、「なっちゃんはどこにいる?」と言う声がした。なっちゃんは、何の意味か分からないようだったが、大人の指が日本を指して、「ここだよ」と教えていた。

なっちゃんの顔が特大アップになって、「おじいちゃん、ありがとう!」と、ちょっと『言わされ感』があったが、作り笑いで話しかけてくれた動画だった。

まだ、日本地図も世界地図も馴染みがないだろうから、いきなり地球儀では飛躍しすぎだったかもしれないが、そのうち分かってくるだろう。

実は余談だが、私は小学生の5年生の頃、こういう地球儀が欲しくて欲しくてたまらなかった。近くの遊び友達の家に遊びにいったとき、彼の家は町医者をやっている家庭だったが、彼の個室の勉強机に地球儀があったのを見て、死ぬほど羨ましかったものだ。

正直を言うと、私は今でも地球儀が欲しいのだが、カミさんの小言が聞こえてきそうなので、買うのは止めておいた。

ネットで地球儀を検索してから、なんと一週間もしないで以上の様な流れが、滞りなく済んでしまう日本はなんて便利で住みよい国なんだろうか。時代は便利になったものだとしみじみ感じてしまったのだった。


懐かしい!ラジオ英語会話が!!

2017年02月15日 | 英語関連
Youtube という動画サイトを観ていると、時間があっという間に過ぎていく。しかも、どういう仕組みなのか知らないが、過去に観た動画を参考にしてのことだろう、右端に「あなたへのおすすめ」という動画がずらーっと出てくるのだ。

このサービスは実に心憎いもので、なんで好みや関心事が分かってしまうんだろうと首をかしげてしまう。

夕べも Youtube である動画を観ていると、右端の「あなたへのおすすめ」の中に、涙があふれ出るほど懐かしい動画を見つけたのだった。

それは、私が大学の2年の時だったと思うが、1年間毎日欠かさず聴いたNHKラジオの英語会話だった。

 NHK英語会話

リンク↓を貼っておきましたので、一度聴いてみてください。

NHKラジオ英語会話 (東後勝明先生)

ラジオ番組なので当然映像はない。音声だけなのだが、番組の始まりでかかる音楽や、講師の東後勝明先生の話声、セリフが実に懐かしくて、アップされていた7回分をすべて聴き、同時にMP3に変換して、i-Pod の iTunes に保存した。

高校の時は、英語は特に好きではなかったが、私の点取り科目で、いつもテストでは偏差値が60前後だった記憶がある。

その私が大学生になって初めて行ったパプア・ニューギニアへの探検旅行で、当時国連の委託で現地を統治していたオーストラリア人の英語がさっぱり聴き取れず、自信をまったく無くして帰国したのだった。

すぐさま、私は使える英語の再勉強を決意したのだったが、何せ今から40年も前のことである。CDもなければVHSもパソコンも当時はなかった。

おまけに貧乏学生の私はテレビもなくて、4畳半のアパートには炬燵と本棚と当時流行っていたファンシーケースしかなくて、唯一自慢できる家電製品は、小さなラジカセ1台だけだった。

いろいろ試行錯誤した結果、私が決めた教材は、NHK第2放送の『英語会話』というラジオ番組であった。1回がたった15分の番組だが、朝昼午後、夕方、夜と同じ内容の番組を1日に4回も放送していた。

1日4回放送されれば、よほどのことがない限り聞き逃すことはない。しかもテキストは薄くてどこの書店でも手に入り、只みたいに安かった。

 東後勝明先生

しかし、最もこの番組に惹かれたのは、講師の東後勝明先生のつやのある声と、日本人離れしたきれいな英語の発音であった。最初のうちはこの講師はアメリカ人であると思っていたくらいだった。

確か当時は早稲田大学の先生をしていたように記憶している。途中からは、番組をラジカセに録音して、繰り返し繰り返し何度も聴くようにして、先生独特の言い回しを真似るようにした。

すると、いつの頃からか、自分の口から聴こえる自分の声が、まるで東後勝明先生とそっくりになってきたような気になったものだった。半年も過ぎると、次第に自信がついてきて、街へ出てモルモン教の宣教師を見つけて積極的に話しかけたりしたものだ。

当時の私は、それを武者修行と位置づけていて、さながら自分を修行中の宮本武蔵のように考えていたふしがある。

テレビなどで、よく留学経験のある方などが、英語は長い間使っていないと忘れてしまう、などと言っているのを聞くが、あれは嘘である。

私は、途中10年以上まったく英語など使わなかったことが何度もあるが、意外にもそう簡単に忘れるものではない。ちょっと耳を慣らせばすぐに蘇るものだ。

英語に限らず、ニューギニアで覚えた原住民の話すピジン英語の歌や、いくつかのフレーズなどは今でもはっきり覚えている。40年前の経験はそれほど強烈だったのだろうか。

毎日ラジオの英語会話を聴いていたあの1年間は、お陰で本分の大学の勉学が犠牲になったものだった。そのツケは、後になって払わされることになるとは、当時は考えもしなかったことだった。