去年、初めて伊勢神宮にお参りに行って
「来年は出雲大社にも行ってみたいね。」と
話していました。
春に日帰りのバスツアーをしてから毎月「旅の友」という
パンフレットが送られてくるようになりました。
いつも出かけるのは日帰りかたまに1泊。
2泊以上はなかなか出来ませんでした。
今回は2泊3日の予定を申し込みました。
ところが・・・
最終の案内が送られてきたら朝の東京発の新幹線が
6時50分発、集合時間が6時30分でした。
パンフレットでは1時間くらい幅がもたせてあったのですが
結局一番早い時間になってしまいました。
これでは集合時間に間に合う新幹線も在来線もありません。
なので東京駅近くのホテルに前泊となりました。
丁度、新聞広告でみつけたこのホテル。
8月17日にオープンしたばかり、きれいで便利な所が見つかりよかった。
6時30分の早い集合時間でも楽々でした。
こんなに早くても日本橋口の集合場所には色々のツアーの方が
集まり始めていました。
東京、品川、新横浜から同じツアーの方々が乗りこみます。
私は大阪より先は始めてなので未知の世界です。
岡山で新幹線を降りました。
総勢36人のツアーなので添乗員さんの旗の下ゾロゾロとはぐれないように
バスの所までついていきます。
こういう旅行は今まで余り無いので新鮮です。
バスには・・・
席順は3日間毎日変更しましたがずっと左側でした。
左側は太陽があたって眩しいし山側で海が見えないので
1度は右側にしてほしかったですね。
とにかくツアー旅行は予定が目一杯で時間が忙しいです。
なので1日目、昼食は移動中のバスの中でタコ飯のお弁当でした。
その内に最初の見学場所、岡山県真庭市にある
「神庭(かんば)の滝」に到着しました。
「日本の滝百選」にも選ばれた高さ110メートル、幅20メートルの
中国地方随一の名瀑です。
バスを降りて自然公園の中を滝まで歩きます。
今回のツアーは歩く事が多いので「歩きやすい靴で参加下さい。」
と言われていました。
一人若い女性がヒールのパンプスを履いてきましたがそれで
最後まで歩き通しました。すごいなぁ~
豪雨の後で滝も流れている川も水量が多くて迫力満点でした。
前日は立ち入り禁止だったようでラッキーでした。
途中には玉垂の滝(草葺の屋根から落ちる雨だれに似ている)
がありました。
突然木々の先に大きな滝が現れました。
「皆、わぁ~~!」
近くでは水しぶきを浴びてしまいます。
マイナスイオンをたっぷり浴びて涼しさを満喫できました。
ここの公園にはお猿さんが200匹くらい餌付けされているのだそうです。
荷物に注意などの看板がたくさん出ていました。
それもちょっと楽しみに思っていましたが何故か一匹も見当たりません。
どうしたのでしょう。
夫が係りの方に聞いたら「今日はもう7時半頃に来て餌を食べたので
今は山に帰ってしまいました。」
というわけで静かな公園内になっていました。
これがかけられました。
そして次は島根県安来市
名園と名画の「足立美術館」に着きました。
「庭園もまた一幅の絵画である」
10年に渡り庭園日本一の座を獲得しています。
創設者で地元出身の実業家、足立全康が「あちらですよ~見て下さい~」と
案内しています。
その指の先には50,000坪日本庭園。
窓がそのまま額縁になるような「生の額絵」
館内には足立全康がお気に入りだったという横山大観や
近代日本画壇の巨匠たちの作品約1500点を収蔵しているとの事。
横山大観の120点を数えるコレクションは著名でこれらを年4回
展示替えをしているのだそうです。
よくも個人でこれだけの物を集めたものですね。
売店で「林義雄」という人のかわいい動物が描かれた童画の
Tシャツを孫のお土産に買ってきました。
後で送ってあげよう~~
集合時間に少し時間があったので
出口の売店で食べたのは
梨のソフトクリーム
そしてこの日の最後は
「出雲まがたまの里 伝承館」です
ツアーには付き物のお土産屋さんが入っています。
中にはまが玉を磨いている工房もあり製品になる様子も見られます。
アクセサリーをたくさん売っていましたが皆さんストラップ位で余り
買っていませんでしたね。
そういう私も見学だけして何も買いませんでした。
高価な物からお手ごろなのまで色々とあったのですが、
つい買ってしまいたくなる気持ちをぐっと抑えました。
バスが止まるたびに買っていたのではきりがありませんからね。
ツアーはあちこちのお店に止まりますから。
1日目はこれで最後です。
玉造温泉に泊まります。
初めは全員同じ宿の予定でしたが2日前に3ヶ所に別れると連絡が来ました。
なので最初に決まっていた所と違う宿になりました。
私たち6組は「旅亭 山の井」です。
つづく