まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

蓮咲いて 勇躍と立つ 釈親鸞

2013年06月29日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温もぐんぐんと上がって、20度から31度。湿度は88%から55%。風は0mから4mの南東の風。

 

 こんないいお天気にはお出かけだな・・・ということで、またも阿波に向かった。本当は、明日がお披露目の日なのだが、日曜日には別の御用が入ったもので、前日にお参り・・・に。

 

 途中、トイレ休憩に立ち寄った場所。蘭の展示販売をやっているお店。

 

 男子トイレには、こんなプレートが・・・。ここのトイレは全自動式である。

 

 向かった先は、阿波安楽寺。美馬安楽寺とも言うらしい。千葉山・妙音院・安楽寺が正式な名称で、浄土真宗・本願寺派。もとは真如寺(しんにょじ)と称した天台宗の四国総録〈統轄〉であったが、鎌倉中期の正元元年(1259)、関東から関東の豪族であった千葉彦太郎常重が入寺し、浄土真宗 安楽寺と改め現在に至っている。

 

 阿波の守護職をつとめた小笠原・細川・三好の各国主と姻戚関係を結び、庇護をうけて寺勢を拡張し、阿波・讃岐・淡路の各地に寺院を創立し、四国における最古、最有力の真宗寺院として栄えた。藩政時代にも、藩主の優遇のもとに繁栄を続け、江戸時代の末寺帳によれば、その中期には、阿波に21、讃岐に50、伊予に5、土佐に8、計84か寺の末寺があったといわれている。

 

 安楽寺を一般に「あかもん寺」と呼ぶほど、この山門は近郷近在の人々に親しまれ、寺のシンボルとなっている。朱塗りの重層門で、県下五大門の一つに数えられているのだとか。平成21(2009)年より山門の改修工事が行われ、翌年3月、色鮮やかな「赤門」が復活した。

 

 私の眼を弾いたのがこれ。高知のまほろばが南国市。四国のまほろばが美馬市とは・・・。いつから、そういうことになったんだろうか・・・。それはともかくとして、安楽寺の周辺の願勝寺、林照寺、西教寺などを回ってきた。ここが美馬の「寺町」というのだそうだ。

 

 次いで行ったのがここ。単なる荒れ地のように見えるのだが、「郡里廃寺跡」という場所で、「こうざと・はいじあと」と読むものらしい。

 

 その後、脇町という町に戻った。ここには、「脇町・安楽寺」というお寺がある。

 

 ここにもお参りさせていただいた。明日には、ここでお披露目が行われるらしいが、今日はその気配すらなかった・・・。

 

 ついでに立ち寄った「うだつの町並み」。平日ともあって、人影はまばらだった。

 

 この建物。昔の・・・というても昭和初期の設備だが、公衆電話ボックスである。これを見て、大坂の若い家族らしいが、何に使うものだかわからずに困っていた。「自動」の「働」の意味が理解できないし、緑の公衆電話がどうするものかわからないらしかった。最近の電話はスマートフォンしか知らないらしい・・・。日本はどうなっていくのだろうか・・。

 

 ということで、千葉さん、明日はお邪魔できませんけれど、ご勘弁を。

 

 今日のお昼は、その徳島の小さなおうどん屋さんで食べた「山菜うどん」550円だったが、とにかく、おなかに入った・・・というだけのおうどんだったもので、お店の名前も住所もは公表しない。

 

 今日の掲示板はこれ。何も説明も解釈もしない・・・。みなさんのこころで読んでみてくださいな。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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