まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

梅雨受けて 廃屋ぽつんと 眠りこけ

2013年06月19日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は梅雨前線が中国地方を南下するために午後から雨となり、夜は雷を伴い激しく降る所もある見込みとか。明日も、梅雨前線が四国付近に停滞するため雨が降り、明け方にかけて雷を伴い激しく降る所もあるらしい。気温は24度から27度、湿度は82%から57%、風は0mから2mの弱風。

 

 と言うことで、今日は「完全ニート」、「引き籠もり中年オヤジ」ということになった。

 

 だから、こんな感じでデスクワーク。例の「英国士官レキの墓研究」で、その成果を下関にいる「岡良伯」さんのご子孫に贈る資料造り・・・ということで。

 

 で、これは英国で発見した「マスターブック」にあった記事。この中段の三行、四行の記事が問題の内容。「Frank toobey Lake・・・・」が、1868年12月20日(日曜日)の午後2時半に亡くなった・・・と書いてある。

 

 これが、そのレキさんの乗っていた船の「シップス・ログ」、いわゆる「航海日誌」。これは航海に関する情報を記載するもの。それとは別に、乗員の情報などを記載したものが「マスターブック」。

 

 前日の、1868年12月19日に神戸港を出港したときに、日本人の役人三人は神戸で下船して乗って居なかったらしいし、誰も病人もけが人も乗っている筈がなかった。軍艦に病人を乗せて出港するなんて有り得なかった。

 

 それなのに、翌日の12月20日の午後2時半に、航海訓練士官の「レイク」さんは亡くなった。突然の死である。事故か事件が起ったに違いない。そんなことを考えていると食事時間に遅れてしまった・・・。

 

 で、近くにある、さぬき市大川町の「手打ちうどん・まるたけ」に寄った。

 

 今日は「おろしぶかけ小」に野菜サラダをチョイスした。240円+100円の340円だった。麺はあっさりとしてなめらかで食べやすかった。野菜サラダも当然ながら、パリパリ感がいっぱいで身体にいいかなぁと思った。

 

 午後からはようやくに雨が降り出してきた。ようやくのようやくだ。やっと、梅雨らしくなってきたが、聞けば、台風の影響じゃないのかとか、なんとか。またも台風かね・・・。

 

 これが我が家の「ロータスポンド」、こういうのが四つほどあるが、メダカの泳いでいるのはこれだけ。メダカというても、川にいるメダカではない。ヒメダカとか楊貴妃とか・・・大黒とか。

 

 この奇妙なもの。実はこれが川の水を利用した製粉工場なのだとか。日本で言うと、川筋にある水車小屋みたいなものらしい。この工場を持っていたのが、瀬戸内海で若くして亡くなった「フランク・ツーベイ・レイク」の実家らしい。

 

 ということで、レキ墓研究は、亀の歩みのようにのろいけれど、確実に、着実に進んでいることは大きな声で言っておきたい。まだ、はっきりとした報告はできないのだけれど。

 

  今日の掲示板はこれ。「やさしい目が 和やかな顔が 温かいことばが 一隅を照らす」というもの。ご存じ、荒了寛さんのお言葉。最近は、この「やさしい目」、「和やかな顔」、「温かいことば」が少なくなってきていると思う。みんなが険しい眼で、厳しい顔つきで、冷たい言葉が飛び交っているように思う。子供を連れたお母さんが、「早くしなさい」「危ないでしょ!」などとせわしなく話す言葉を聞くと、それだけで・・・悲しくなってしまう私である。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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