まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

遍路道 無心無心と 蓮の花

2013年06月12日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日もきっと、こういう天気になることだろう。気温は20度から32度、湿度は90%から52%、風は2mから3mの北東の風がときおり・・・。全く・・・七月の夏のそらになってしまった。

 

 今日はゴミ出しの日。プラスチックゴミや古雑誌や新聞紙なんぞを集積場まで運ばねば・・・。

 

 燃えるゴミはそれなりに処理して・・・空き缶もそれなりに整理して準備しておく。

 

 今月末提出期限の原稿がまだまだできていない。大筋はできているのだが、それらしくならない。やはり、泥縄・・・というか、直前にならないと燃え上がらない性格は治らない。

 

 お出かけ途中に見かけた、香川県防災ヘリの「オリーブ-Ⅱ」。ここで訓練をやっているらしい。

 

 で、やってきたのは、四国霊場88番札所の「大窪寺」。ここに来たのはお参りのためではない。

 

 この看板にあるように「アジサイ園」があるのだが、その花の様子を見に来たと言うわけ。ついでに朝昼兼用のおうどんを食べるのは、今でしょ!

 

 ここは「打ち込みうどん」が有名なんだけれど、この暑いのに、熱い煮込みうどんは勘弁してくださいな・・・と、この冷たい「おろしうどん」をお願いした。つまりは・・・「おうどんのお刺身」みたいなもの。底に生醤油が入っており、これをかき混ぜるとうどんの刺身になる。

 

 こうした、あっさりとした素朴なおうどんもまた、おいしいと思った。

 

 で、お買い物か、おうどんを食べてからお願いをすれば、こうした入園券をくれる。お買い物もせずに、「入園券をください」と言うてくれる物かどうか・・・。それはマナー違反だと思うけれど。もっと、マナー違反はくるまから降りてそのまま・・・山に入る人。人は見ていなくても、お天道様は見てますよ~。

 

 こうした山道をしばらく歩く。この両側にもシャクナゲやアジサイが植えられているが。

 

 店員さんが、「雨が降らないし、台風もどこかに行ったようで・・・」を何度も繰り返していたが、こういう花がいくつか咲いているばかりで、アジサイ園は葉っぱばかり・・・。

 

 1500本のアジサイ園という割には、まだまだ・・というか、雨がないままに終わってしまうのだろうか・・・。しかしのかかし、アジサイは雨が降らなければ花は開かないのだろうか。そういえば、アマガエルの声も久しく聞いていないように思うのだが・・・。

 

 本日15時の寒暖計・・・。32度に、湿度は54%。すっかりと夏の気温だ。

 

 今日の掲示板はこれ。「この泥があればこそ咲く蓮の花」というもの。泥の中にあっても、泥から生まれたとは思えぬほど美しい花。私たちの人生も同じこと。たとえ、どれほど煩悩にまみれた暮らしであったとしても、煩悩の泥に染まることなく、美しい心の花を咲かせることができるという。また、泥があってこそ、蓮はあれほど綺麗な花を咲かせることが出来るともいえる。私たちの人生を振り返れば、苦労し悩む日々があればこそ、他人の苦悩も理解でき、やがて豊かで静かな心を持つことが出来るということだろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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