GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

虎ノ門:とり安

2009年10月21日 08時31分22秒 | ランチ二等兵
久々の焼鳥屋。

ただしランチだけど。

なにしろ原付免許を取ったのが22才と異常なほどの遅咲きライダーデビュー、さらに車はその後。実際、子供の頃から我が家はモータリゼーションとはまったく縁がなく、そのかわり自宅前の空きスペースは人に駐車場として貸して収入を得ていたんだけど。(今も2台スペースのうち一台は貸している)

とは言っても約30年チョイ通勤はほぼバイクか車なので、会社帰りに焼鳥屋で同僚と一杯という習慣がない。うちの会社の事務所メンバーも会社帰りに一杯やりながら愚痴を言うという人種がほぼ居ない。

そんなわけで焼鳥屋に行くとしたら「昼のランチ」を食べに行くぐらいだ。

この「とり安」は今の会社の「子会社」でマイクロフィルムのコピーをしていた前の勤務先の直ぐ裏、虎ノ門の交差点からちょっと裏に入った場所にある。なのでそれこそ30年近く前からランチに「焼き鳥定食」を食べに行っていた店だ。(店自体は50年ほどの歴史)

先日放送されたNHKのサラリーマンの昼飯事情の番組でランチ王じょにー。がうちのビル内からダッシュで行って食べていたのもこの「とり安」の「上きじ焼き重」だった。

そんな事で久々に行ってみた。今回は数量限定……ただし何食限定とは書かれていないので「有るだけ」って事なのだろう……「モツ焼き重」820円。
相変わらず昭和まみれの店内、焼き鳥を焼く場所は炭ではなく電気の物だから炭独特の香りは無いが肉のチョイスが良いのだろうクリーミーで臭みのないレバーが2本分、脂身タップリの鶏皮焼きが2本分。旅館の朝食に付いてくるような「味海苔」サイズの焼き海苔が二枚焼き鳥とごはんの間に挟まっている。
タレ味は甘ったるくなくべたつかない、サラッとしたきれの良い物で固めに炊かれたごはんにしみた所がまた美味い!

定食なので他には業務用ドレッシングのかけられたサラダ、ごま油であえたゆでモヤシ(コレが結構美味い)、そしてなんと言っても透明でコクのある鶏スープ!コレが美味いのだ。

カウンターの隅でもぐもぐ食べていると、次から次へとおっさん達がぞろぞろ♪みんな夜もこの店で食べて飲んでいると言った風情の「いつものやつ」な客達。
ま、そう言う「常連」に成るのが嫌いな私としては次に来るのはまた1年後くらいだろうけれどその時もできたらお釣りを出してくれるのは「レジスター」ではなく今も使っている木製の「一升マス」それも年季の入ったアレであって欲しいと思うのであった。
コメント (2)
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