GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

納豆チャーハン

2007年08月21日 00時04分08秒 | 美味しい?物とか
納豆チャーハンが好きである。

かつて日本中にインベーダーゲームがはやっていた'78年頃。

美術学校を卒業し、案外と現実的な考え方をしていた私は「芸術で飯が食えるか!」と考えていた。かといって純文学ならぬ純芸術・観念芸術と言われる世界にいたので、いまさら商業美術の世界に入るのも気に入らなかったので近所にこの仕事をしている人もいたことから「写真植字」の学校に行った。
そして始めてのアルバイトではない就職が東麻布にある小さい印刷屋だった。全員で4~5人の会社だったので営業・和文タイプ・写植・版下・製版・印刷・製本・納品とすべての行程を全員でこなしていた。

ほとんど食事は近くの喫茶店、インベーダーゲームが置いてある喫茶店のランチだった。

そのころ、一番行っていたのが新一の橋交差点にある「縄」という喫茶店。今でもその場所で営業しているが、当時珍しかった「納豆チャーハン」を出していた。ちょっと濃いめに味付けされた醤油味のチャーハン、鰹節が入っていて納豆の香りが立っていて、アクセントに添えられた紅ショウガがとっても合っていた。
インベーダーゲームをしながらこの大盛り納豆チャーハンをがつがつ食べていた二十歳ちょい過ぎの頃。

週に一回は麻布十番で焼き肉かビフテキのランチを食べ、ほぼ毎日のように会社に泊まって、夜食には箱買いして事務所の机の足元に置いてあったインベーダーと同じ年に発売された「赤いきつね」を食べていた。

週末は、六本木の女の子の居る店で会社の同僚と一晩に10万近く使ってバカ騒ぎ♪

その会社の社長のつながりから、箱根ロックウエルスタジオで吉田拓郎のレコーディングを覗きに行って浅田美代子の作ったおむすびを食べたり。(私と誕生日が2日しか違わない浅田美代子は高校時代タレントになる前から有名でよく知っていたが♪)

なかなか楽しい記憶がよみがえるメニューが「納豆チャーハン」だったりする。
コメント (2)
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