GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

松本平ブラッククイーン2005

2007年08月17日 08時22分00秒 | 美味しい?物とか
なかなかがっしりとしたワインをいただく。

実は、ワインは苦手である。ワインをありがたがって飲む人たちの何人かも苦手である。
なんだか、たかが酒ごときにありがたそうに歴史や人生までも語り出しそうな人種が苦手なのである。

なので、ワインだろうが日本酒だろうが「命の水・酒」を楽しく飲み、かつ楽しく酔っぱらう人が好きである。
そりゃぁ知識を手に入れれば、尤もらしく人に語ってみたいという欲望が生まれるのは当然で、かく言う私だって下らない知識をひけらかした事は、星の数程はないが今年のペルセウス座流星群の流れ星の数くらいはアルに決まっている。ただ、ワイン通と……いや、いわゆる「通」を気取る人間の多くに感じるアゴと胸の反っくり返り加減が気に入らないわけである。(そう言うのを半可通とでも言うのか?)

まぁそんな事はさておき、先日ライブをさせていただいたベルヴィルさんで美味しい(らしい)日本酒を紹介してもらい、それを売っている酒屋に行く事になった。お店は信濃大町のメインストリートにあるとてもセンスの良い感じの横川商店と言うお店。
実際には四合ビンは売り切れで仕入れ次第発送してもらうように手配したのだ。(私ではないが)

これまた、日本酒が全くの苦手で……18、9の時に「剣菱」を当時の彼女の家で飲みトンでもない有様になってから二度と一度に3CC以上は飲まぬと心に誓った二十歳前♪

で、バンドのメンバーが日本酒を注文している中、他の酒を見て歩いていたところ以前木曽に行った時、現地のワイナリーで購入した城戸ワインがあったので「ほうほう」と見ていたところお店の方が「その隣にあるワインが、赤なのに冷やして飲むと抜群に美味い!」との声が。それに「よし買った!」と脊髄反応をしてしまい購入したのが塩尻のワイナリー「アルプスワイン」さんの信州の原料100%ワイン「松本平ブラッククイーン2005・ミュゼドゥヴァン」なにやら名前も良いではないか!フランス語?は全く分からないが多分「ワインの博物館」というような意味だろう。

博物館好きにはたまらないねと全く意味のない理由で、購入したが、実は普段でも赤白関係なく冷やして飲む。ひどい時はオンザロックにして飲むというおそらくワイン好きからしたら「最低!」と言われそうな飲み方をしている。まぁそれはさておき日本のように高温多湿の夏ではヨーロッパの原産地とは全く違う気候だと思うわけで、単純にフランス・ボルドーの位置は日本の稚内と変わらないわけだから一概には言えないが少なくとも東京の気候とはだいぶ違うと思う。(まして、我が家はエアコンはあまり使わない方だし。)

で、冷やすと抜群に美味いと聞かされては「我が意を得たり」な訳だ。

ちょうど我が連れ合いの誕生日である事でもあるし、わずか1300円程度の出費で美味しく酒が飲めればお互いに幸せということだ。

事実、このワイン、辛口と言うより「シャキッ!」としていて渋みのある重すぎずちょうど良い感じのうまいワインであった。
コメント (7)
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