辺りにトンボの数が増えだしてきた“午後4時過ぎ”。
順調に釣果を重ねていたのに、ここにきてアタリが減ってきました。
日の高かった真昼間にあれだけアタリがあったのに…
アタリの止まってしまったこの時間帯に、同行した友人は「夕まずめ迄昼寝するわ!」と、ベンチで横になり爆睡しています。
「あれ~っ!どうしちゃったのかなぁ…?」と思いながらもキャストを繰り返していると、
息子が「ドライやってみようかなぁ? なんか魚が上のほうにいるような気がする!」と一言。
早速ドライフライにチェンジし、キャストを開始した息子の様子を横目でチラ見すると、ドライフライに“ガンガン”バイトしてきてるじゃないですか!
まだまだ日が沈むのには早い時間帯。
野生の感というか、息子の判断には脱帽です。
私もドライにチェンジし、予想以上に早く始まった“ドライタイム”を楽しみます。
しかし、しばらくするとパターンを読まれたのか…?
中々出てこなくなってしまいます。
混雑している日曜日だけに、フライでのポイント移動は難しく、こまめにフライチェンジしますが、反応は今ひとつ。
そこで、下池に移動することにし、ベンチで寝ている友人を起こして午後5時に下池に移動します。
下池は少々水温が高いせいか?未だ水面の雰囲気は、ドライという感じではありませんでした。
試しにキャストしてみますが、最初の数投だけは、やる気のある魚が反応してきましたが、すぐに見切られてしまいます。
約15分程ノーバイトが続きますが、少しづつ暗くなってきた午後5時半過ぎ。
水面が慌ただしくなってきました!
いよいよ“ドライタイム”のはじまりです。
辺りを森に囲まれた下池は、午後6時半過ぎに結構な暗さになってきます。
ここからは、沈まない白い発砲材を目印に使用した「ナイター用特性ドライフライ」をセット!
ナイターになると、警戒心の甘くなった大食漢「ブラウントラウト」が、まるでスローモーションのように、大きな口を開けてフライを加えてきます。
昼間は底でじっとしている大型サイズが反応してくるのもナイターの醍醐味。
50cmクラスのレインボーやブラウンがドライに出てくるのですから、“すそパ”のナイターはたまりません!
普段はルアーマンで、自称「ドライフライが苦手」という友人もドライにチェンジ。
昼間は、あまりお目にかかれない金色のボディが美しいオスの鼻曲がりピンシャンブラウンをキャッチし、大満足!
午後8時。
十分にドライフライを楽しみ、終了1時間前に竿納。帰ることにします。
いつも期待を裏切らず、楽ませてくれる「すそのフィッシングパーク」。
今回も最高に楽しかったです。 ありがとうございます! また来ま~す…
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すそのフィッシングパーク