昆虫と魚の標本

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

爆釣フライ 「トラウトガム」の検証

2010-05-07 21:20:50 | フライフィッシング
話題の爆釣フライ?「トラウトガム」について検証してみました。

検証? といっても何の検証? 検証の内容は、素材です。

ティムコから販売されているトラウトガムは50cm程度?の長さで500円(税別)。
素材は「ディアスキン」と呼ばれる鹿の皮を使用しています。
この素材は、牛皮等と比較するとヌメリ感があり、非常に柔らかい素材です。

そこで、ユザワヤ等の手芸コーナーで、レザークラフト用に販売している皮紐(牛スウェード 200円/2m程度)を使用したらどうなるか…? について実際にオリジナルとの両方を同条件で使用し比較してみました。

購入してタイイングする前に双方の素材を比較してみると、肌触りが違います。
(逆にタイイングした後は、見た目には変わりません)


※上が牛皮スウェードを使用したバージョン

早速、既に爆釣を実証している「すそのフィッシングパーク」にて検証してみました。

先ずは、サイトフィッシングにて、どのように食いつき、どのように吐き出すのか?を見てみます。
牛皮タイプですが、食いついてきますが、すぐに吐き出してしまいます。
逆に本物は、吐き出しません。
※おおっと、このままでは飲み込まれてしまう…!


今度は、キャスティングで試してみますが、牛皮製の場合アタリ(バイト)の数が半減。
また、大きなアタリ(手ごたえ)があっても、中々乗りません。
牛皮の場合、素材が硬いため、口の中に入れた後、違和感を感じて直ぐに吐き出してしまうのか?食いが浅いため、しっかりとフッキングしないのです。

やはり本物は本物です。なんちゃってはダメでした。
これが、私の検証結果です。

あくまでも個人的な感想ですので、参考にして頂ければと思います。

また、ウエイトについてですが、私の場合はフォーリングで食わせるのが一番威力を発揮すると思っていますので、ボディにマラブー同様にウエイトを巻きつけた物を一番多用しています。
リトリーブの場合は、マラブーの方が強い気がしているので…

但し、毛が毟られることもなく何度でも使える「トラウトガム」の圧倒的な耐久性は断トツで、タイイングも楽なことから“管釣り最強兵器”であることは間違いありませんね!
釣れ過ぎで禁止になってしまうことが怖い最強フライです。

しかし良く考えついたよなぁ…

タイイングについては、ティムコさんHPに動画で掲載されていますのでご覧いただければと思います。