新作を完成させた某映画監督から試写会の案内状が届いたので、「必ず見に行く。期待しているよ」とメールをすると「今回は自信がないんだ」と自信家の彼からは想像できないメールが返ってきたので「自信作が駄作で、自信のない作品が傑作のこともある」と励ましのメールを打つと、「だといいんだけと」とこれまた弱気の返信が戻って来る。乗り掛かった舟?で再度こっちから励ましのメール、彼からは再び弱気の返信と、いい年した高齢者のメールごっこがしばし続く。自信家の彼は鬱陶しいけど、こうして弱気になられると放っておけなくなるのは私の悪い癖であるナイチンゲール症候群。この病は同年代の同性にも向けられる。でも、当り前のことだけど、本人には向けられない。もしもナイチンゲール症候群が本人にも向けて貰えるものならば、痛風と化膿した足の小指で苦しむ私はどんなに癒されたことだろう。今日も足の小指に当たらない超幅広の靴を求めて五反田から目黒へ、更に恵比寿へ足をひきづりながら歩いた末に広尾のディスカウントの店で漸く求めていたような靴を見つけた時の嬉しさをナイチンゲールと共有したかったけど、「彼女」は姿形を私の前には現さない。土曜日、お昼からの営業にお客さんはなし。仕方ないような気もする。老老ディナーは残りの煮込みチーズハンバーグとオニオンスライスのサラダ。因みに朝は鮭の塩焼き、納豆、カイワレ大根のサラダ、タケノコのキンピラ、しめじの味噌汁。そして夜食は月見そば。夜も予約の電話がないので、ダラダラとパソコンに向かっていたら日曜日の朝四時になっていた。疲労感、脱力感とか言って甘えていたけど、そろそろ「証言」の台本に本腰をいれなくてはいけない。★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。
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