五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2015・5・19

2015-05-20 15:32:47 | 日記
今日は八月公開の映画「この国の空」(原作・高井有一、脚本監督・荒井晴彦)のマスコミ試写に出向いたことに尽きるだろう。実をいうとちょっと憂鬱だった。この処、荒井晴彦が脚本を書いた映画は、賞をとった「大鹿村騒動記」にしろ「共喰い」にしろ、「戦争と一人の女」にしろ「海を感じる時」にしろ「さよなら歌舞伎町」にしろ悉く私の肌に合わなったし、この新作についても余りいい噂が入ってきてなかった。おまけに試写の案内を送ってくれた監督自身が評判が悪くて落ち込んでいるみたいだったので、映画が始まってからはどうやって彼を慰めたらいいのか少しでもいい処を探そうというスタンスで画面に見入っていた。でも、それが幸いしたのか、ファーストシーンの雨の情景から魅力的だ。ヒロインの二階堂ふみがブスなのにとんでもなく魅力的だ。隣家に住む長谷川博己との出会いのシーンからはセックスしてないのに性的になる。「三園ユニバース」とこの作品とで今年の女優賞は彼女に決まったようなものだ。作品全体のトーンも17年前の荒井晴彦の処女監督作「身も心も」に比べると段違いの品格と風格を漂わす。パンフレットのインタビューで荒井晴彦はレベルの高かった「50年代の普通の日本映画のレベルをめざした」と語っているが、小津や成瀬の映画と比べても引けをとらないように思える。おまけに時代考証の確かさ。以前師匠であるW監督の戦争中を舞台にした作品の批評でビラの漢字が一文字旧字体になっていないことを非難しただけあって、隅々にまで配慮がされている。最近戦争中の芝居や映画のを見るといい加減な時代考証が目立つ。脚本を書く人間は、まだ当時を生きた人間が生存しているのだから、その人たちから嘘だと言われないように勉強しなくては駄目だど思う。いや、そんなことより映画を見て興奮してしばらく席から立てなかったなんて経験は本当に久しぶりだ。見終わった後、荒井晴彦にメールして慰める予定だったのが、熱烈なラブレターを送ってしまっていた。こんな時は昔だったら新宿の酒場に流れて、この映画について喋る相手を探す処なんだけど、そうも行かずに6時には店へ。隣のビルに入っている美容サロンのNさんから新鮮な野菜をいただいたので、それを中心に老老ディナー。8時過ぎ、名古屋のCテレビのOさんと徳島IテレビのMさんが来店。11時前まで。五反田有楽街の支那そば屋でラーメンを食べて帰宅。友人がとんでもなく偉く思える日だ★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章 出演・濱田志保、茂木英治、島川由美、岸本敏伸 ベース演奏・高嶋利早)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。
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2015・5・18

2015-05-19 01:12:53 | 日記
一昨日は折角きつね色に揚げたのにカツ丼にしてしまったトンカツを、今日はトンカツのまま食べたくて朝から意気込む。でも、今日は油が酸化してしまったのかトンカツがまぁまぁの出来だったのが残念至極。他に何の工夫もない野菜炒めと市販の漬物。味噌汁はトンカツの脂身を入れて油揚げをいれての豚汁とちょっと工夫してご飯を二膳。出かける時、マンションの管理人さんに階下の人から物音がうるさいと苦情が出ていると警告を受ける。おかしい。独り暮らしだし、女性を連れ込んだのは一週間ほど前にZが強引に泊まって行っただけで、それもすぐ寝かせてしまったので、そんなに騒音が出ている筈はない。だったら……と思い当たったのが、昨日「夢を与える」を見た後、ついでに見てしまったポルノチックな映画。確かヒロインがかなりの時間一人で喘ぎ声を出しているシーンがあったけど、昨日は暑いのでベランダを開けたままだったし、ひょっとしてその喘ぎ声が……だとしたら、階下のXさん、ごめんなさい。以後気をつけます。3時に店。六月に母を連れてロスに行くので、その渡航手続き?estaを至急するように当然の様に言われたけど、estaって何?誰もが知っていなくちゃいけない常識なのか?(結局、去年ハワイに行った時に申請してあって今回は必要なかったのだけど)開店準備をしてから母との老老ディナー(子持ち鰈の煮つけと豚の冷シャブサラダに漬物)。その後は「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」の台本執筆。お客さんからの予約電話がなかったのて夜中の1時過ぎまで。★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。
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2015・5・17

2015-05-18 15:27:29 | 日記
夕べ突然リスボンの街を歩きたい衝動にとらわれてしまったもんだから、今日は朝一番の電話で母を誘って、渋谷のイメージフォーラムにリスボンを舞台にした「イマジン」(脚本監督アンジェイ・ヤキモフスキー)と云う映画を見に行く。視覚障害者同士の恋と云うことで、リスボンの視覚障害者施設に教師としてやってきた一人の男が独特の教育法で杖を使わずに歩く方法を教えていく映画の前半は、元々興味がなかった為もあって映画が始まって殆どすぐに眠りに落ちてしまったけど、後半、二人の主人公がリスボンの街を杖を使わずに歩く光景になると私の目はらんらんと輝き、一緒にリスボンの街を漂ってしまうのだった。そんな訳で映画の中でリスボンを歩きたいと云う当初の目的はとりあえず遂げることが出来たけど、こう云うのって映画をみた内に入るのだろうか?終演後、宮益坂を足の悪い92歳の母親と歩く。断っておくけど虐待ではない。十代の頃、女学校へ通った道を歩いてみたいと母が言い出したのだ。この辺りも変わったわねぇ。昔は高速道路なんかなかったもの、と云う母の感慨を(当り前だろ。戦前に高速道路なんかある訳ないだろ)なんてツッコミを入れることなく、(うん、そうなんだろうね)とソフトに受け止めて母の感傷散歩につきあう。明治通りに出て場外馬券場近くの回転寿司に入って遅いランチ。二人して食べて食べて1900円。寿司も美味しい美味しいと食べていたけど、料金を見て、安い、安いと大感激する母。バスで店に戻って、5時から「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」のリハ。今日は茂木英治さんと昨日に引き続いて島川由美さんの二人にそれぞれのパートを演じて貰う。数年前に芝居を始めたばかりで、私より年配の茂木さんがどれだけやれるか実をいうと心配していたのだけど、約2分以上もある証言は完全に記憶しているし、体格、風格、人格ともに役柄にぴったりあっていて、云うことなし。次回のリハが楽しみ。10時半すぎ帰宅。リアルタイムで「ヨルタモリ」、続いてWOWOWで録画してあった「夢を与える」(脚本・高橋泉、監督・犬童一心)をを見る。このドラマ、最初はそんなに期待してなかったけど、ちょっと面白い。★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。
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2015・5・16

2015-05-17 11:33:03 | 日記
前の芝居「CLOSED」が終わってからまだ二週間しか経ってないのに、次の芝居「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」のリハが始まった。と云ってもたった二週間で新しい台本が仕上がる訳はない。出来ているのはまだ10分の一程度だ。でも、今度の芝居はセミプロや新人俳優が多い上に、全員で集まれる時間が少ないので、例え10分の一しか台本がなくても試行錯誤悪戦苦闘を繰り返してアンサンブルを作り上げたいと思っているのだ。今日来て貰ったのは濱田志保さんと島川裕美さん。濱田さんには女性なんだけど男性バーテンダーの役を、島川さんには酔っぱらった女性経営者という設定でれぞれ二時間ほど台本を読んで貰った。そして帰りに次のリハでやる台本を渡すと云う勿体ぶった演出家。というかその先の台本が出来てないので、台本一ページ分しか渡せない台本作家なり。帰宅後録画してあった「64」(脚本・大森寿美男)の最終回見る。ピエール瀧の熱演、ここに極まる。でもこうして録画した番組を見た後、すぐに廻した深夜番組で彼がお笑い芸人やグラビアモデルを相手に馬鹿みたいなお喋りをしていたのを見てしまって、折角のドラマの余韻が台無しになったことがあったので以前に録画してそのままになっている「世界の車窓から・ポルトガル篇」を流すことにする。ポルトガルに行きたい。リスボンの街を歩きたい。そうだ。明日はリスボンを舞台にした「イマジン」を見に行くことにしよう。、★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。
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2015・5・15

2015-05-16 15:34:42 | 日記
夕べからカツ丼が食べたくて食べたくて、深夜スーパーで豚肉を買っておいたので、起きてからトンカツを揚げる処から始める。新しい油を使ってこともあってか実に美味しそうにトンカツが揚がったのでそのまま食べたかったのだけど、そこはグッと欲望を我慢して、カツ丼用にタマネギと煮込む。仕上げの卵の落とし方も決まって、私的にはほぽパーフェクトなカツ丼の出来上がり。勿論美味この上なし。COREDOの新しいオーナーIさんから電話。色々話したいことがあると云うのでお昼に六本木ミッドタウンで会う。何を食べるか?肉不足の彼女のリクエストはトンカツ。彼女払いでミッドタウンのトンカツ屋に入って私は流石にトンカツはパスしてカキフライとメンチの盛り合わせを頼む。私の名前の入った開店案内もあって昔の店の常連の人たちがもう十人近く顔を出している様子。そのまま新しい店に居つくことを祈る。地下のケーキ屋でお茶している内にいつも板わかめとするめの麹漬けをお土産にいただく鳥取在住のJ子さんのことを思い出し、食べて美味しかった抹茶ケーキを送ってみたりする。4時過ぎに店へ。母との老老ディナーは大根おろしたっぷりの蕎麦サラダにいわしの丸干し。7時半すぎ先日芝居のオファーをした旧知の女優Kさんが来て、水と烏龍茶だけで芝居のことお互いの人生のことなど二人きりで語り合った二時間余り。お互い残り時間はあまりないことで一致したが、何かを始めるには時間が必要か?9時半過ぎ映画プロデューサーのKさん、今日が初めてのソロデビューとなるXさんが来店。成り行きでダブルKさんと一緒にXさんの悩み相談になってしまう。二人が帰った後、今度は私が単独相談相手になる。色々考え、色々サジェスチョンしたけど、後になって自分がかなり「オンナ音痴」だと云うことが判明。つまり生のオンナの気持が理解できなくなっているのだ。もう学び直すには年を喰いすぎてしまったか?★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。
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2015・5・14

2015-05-15 17:06:04 | 日記
この処優れなかった体調が完全に復調したのは、お昼からの営業をお休みしたことで午前中をのんびり過ごしているからかも知れない。今日も絶好調……と声を上げたくなるなんて、どうして私の体と精神は密接な関係にあるのかと不思議。午後二時に店。老老ディナーは残り物のチーズ煮込みハンバーガーに漬物に冷や奴のもずく和え。お客さんは名古屋のCテレビ東京支社のOさんが支社長とTテレビのAさんと来店。テレビ局の人たちって、ヤクザっぼい処とインテリっぽい処を併せ持つから一緒にいて面白い。11時過ぎ久しぶりに歩いて帰る。のんびり歩いたので1時間弱。疲れたのか帰ったらすぐ眠たくなった★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。
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2015・5・13

2015-05-14 13:26:07 | 日記
今朝は痛風の発作が治まっている。昼からの営業をしばらく休むと決めた途端、発作が治まるなんて私の体は現金なものだ。そんなに昼営業をやることでのストレスが溜まっていたと云うことか?確かに時間に追われた。それなのにお客さんが来ない。経費ばかりが嵩む。ストレスが溜まっていく要素が揃い踏みだ。とにかくのんびりすることにする。ポルトガル語のテキストを手に朝風呂に入る。CDを流しつつ目でもポルトガル語を追う30分。とても穏やかな気持になる。朝食は鰯の丸干し、ナスの漬物、納豆、韓国海苔、かいわれサラダ、しめじの味噌汁でご飯を二膳。苦手な掃除洗濯もやる。今日はベッドカバーとタオルケットも洗濯して干す。母が読み終わったと返してきた「火花」(又吉直樹)を今度は弟が読みたいと云うので小包にする。家族三人で一冊の小説を回し読みするなんて生まれて初めての経験だし、そんな経験をさせてくれたことだけでもこの著者に感謝する。そして母の読後感は最初はとっつきにくく、読みづらかったけど、我慢して読んでいる内にどんどん引き込まれて最後は読み終わるのが勿体ないと思ったほどだとか。普段小説なんか読み慣れていない92才の母があんな純文学を読み終えただけでも快挙だし、そのことでも著者に感謝したい。2時に店へ。この日記を書いた後、母に玉子焼とコンビーフサラダの弁当を作って届けてから白金高輪まで出て六本木1丁目のANAホテルへ。芝居が終わってから十日ぶりに女優のYさんと制作のChさんに会う。今日はYさん主催のお疲れ会と云うことで、中華料理を食べながら十日前に終わった芝居のこと、来年公演予定の芝居のことなどお喋り。食後は36階のバーに移ってお喋りを続けると云う、キャパ30人の芝居(総入場者数220人弱)にしては超豪華なお疲れ会。9時過ぎ法律事務所勤務のNさんから電話。その時点で店に戻って営業する意欲を失っていたし、折角六本木にいるのだったらとNさん指定の星条旗通りのカフェバーで待ち合わせして飲むことにする。ここは六年前まで住んでいたマンションから裏口だけがいつも見えていた店。そんな店でNさんみたいな男性の常連客と飲んでいるなんて何とも不思議な経験。帰り道、あの頃、いつも見上げていたヒルズのビルが今日も夜空に聳え立ち、そこから続く乃木坂駅までの地下道が映画のワンシーンに見えてしまう西麻布星条旗通り。当分のんびり歩いていこう★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。
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2015・5・12

2015-05-13 14:08:01 | 日記
金曜日は歯科と耳鼻咽喉科、連休挟んで昨日は皮膚科、そして今日は整形外科と毎日の様に病院を渡り歩いている。趣味みたいですねと誰かに笑われたが、みんな生命に危機が迫る病気じゃないもんだから笑われても仕方ない。でも、今回の痛風の発作には参った。普通は親指の先とか踵とか一カ所に発症し、数日我慢すると消えてしまうのに、今回は毎日の様に発症箇所が移る。診察した老老医師曰く「フットワークのいい痛風ですね」あのね、そんなコメントいらないから原因をはっきりさせてくれと掴みかかりそうになるが、答えはいつも「ストレスをなくすことです」だ。ウーム、そんなどうでもいい診察結果を聞く為に12時近くまで待ったんじゃない。あなたとはもうお別れした方がいいみいたですね!(と内心の叫び)。結局今日もお昼からの営業は出来なかった。芝居が始まる前からだからもう二週間以上昼からの営業は休んでいることになる。いや、その前も休んでいるに等しかった。四月に入ってからの昼営業の客足はまるで伸びず、20日で3人しかお客さんがいなかった。限界が来たかなと思う。芝居に夢中になるばかりに料理に気持が入ってなかったのか、それとも他の理由があって客離れがおきたのか、いやいや客離れするほど客は来てなかっただろと自分でツッコミをいれる。ともかくこれじゃやればやるほど材料費の出費は嵩むし、肉体的にももたない。まだ最終的結論はださないけど、とりあえず昼間からの営業はしばらく休ませて貰うことにする。とっておきのランチメニューを思いついたら即再開!と云うことで、5時過ぎに店へ。台風6号が夜にかけて関東地方に接近ということでお客さんは望み薄。母との老老ディナー(真鯛のオリーブオイルソティ、じゃがいもと人参のトマトソース煮添え、かぶのぬか漬け、ワカメの味噌汁)を終えた後、しばし店に残っていたけど、雨と風がひどくなってきたので10時前に店を出て帰宅。部屋でかなり以前に録画しておいた「じゃじゃ馬さんとビッグマウス」(脚本・吉田恵輔+仁志原了 監督・吉田恵輔)を見る。最初誰の監督作品か忘れていたけど、どんどん吸い込まれる。途中で吉田恵輔作品だと気づく。彼の作品は「純喫茶磯辺」にしろ「麦子さんと」にしろ自分の肌合いにとてもよくあう。★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。
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2015・5・11

2015-05-12 15:05:36 | 日記
夜寝る時に痛風の発作が出ていても後は寝るだけだと寝てしまって、朝起きた時に治っていれば問題はないんだけど、100%そんなことはなく、逆に100%事態は悪化していて、今日なんか立ち上がるのがやっとで、トイレに行くのにどれだけの苦労したことか?それだからZが泊まっていることも忘れていたし、そのことで私が寝室ではなくリビングのソファに寝ていたことを不思議に思う気持の余裕がなかった。こう云う時は座薬(ボレタレン)の世話にならなくてはならないのだけど、排便をした後でなくては意味がないのに、こう云う時に限って排便の兆しがない。食事をすれば必然的に排便したくなる。でも、Zが起きてきたら?彼女の分まで作るか?でも彼女はとても食欲はない筈。どうしようか迷っている内にZが起きて来る。案の定食欲はなさそう。紅茶を一緒に飲む内に漸く排便の兆し。Zを慌てて追い出してから思い切り排便。そしてボレタレンの挿入。その間に溜めておいたバスタブに一時間弱浸かる。奇跡的に効き目があってくれと祈るが、一時間じゃ駄目。風呂を出た後、昨日のスキヤキの残りで牛丼を作る。漬物とトロロ昆布のお吸い物を添えて食べる。食べ終わったらそろそろ座薬の効き目がある頃と思いきや、まだ駄目。おまけにひどい脱力感と疲労感。こうなったら整形外科に行くか皮膚科で化膿した足の小指を診察して貰うかどっちかやろうと決める。どっち?どっちが緊急を要するんだ?と自分に聞いても分からない。結局歩いて近い処にある皮膚科を選ぶ。でも待合室に入ってみて愕然。まだ始まって30分も経ってないのに患者が既に7人。こりゃいつになるか分からないぞ。やっぱり整形外科の方にするかと思ったけど二階にある皮膚科から歩いておりるのが辛くて引き返す。待つこと1時間。でも待った甲斐があった。初老の皮膚科医はボソボソとウオノメが石灰化?している診断を述べると、あっと云う間に切開?してしまう。すると不思議なことに痛みが和らいでいる。だからって歩くのが楽になったかと云うと痛風の痛みを押さえる座薬の効き目がまだみたいで、部屋に帰るのがやっと。それでもソファで一時間ほど仮眠すると漸く座薬が効きだしたみたいで老老ディナーの時間には間に合う。でも何を作るか何を食べるか決められない。迷った末に今日のメニューは豆腐カレーにサラダ。豆腐カレーはご飯の代わりに温めた豆腐にしたもの。当時レギュラーで通ってくれていたMちゃんがダイエットしていた為に考え出したメニュー。しばらく会ってないMちゃんが懐かしい。9時ごろ週刊Aを中心に精力的に芸能ルポルタージュを執筆しているライターのIさんが来店。とりとめのない会話を11時すぎまで。恵比寿まで歩いてJRで帰るけど、五反田でおりるか大崎でおりるか迷う。結局五反田で発車寸前に飛び下りたのだけど、今日は全てに迷ってばかり。こんな優柔不断の自分に嫌気が差して一人で飲みたくなったのに酒の肴に買ってきたイカを煮つけようか鰯を焼こうか迷った末に、煎餅を齧りながらお茶を飲んでいた。「★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。
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2015・5・10

2015-05-11 17:12:26 | 日記
朝方、店を出る時、母の部屋のポストに「母の日、有り難う。産んでくれたことを感謝しています。あなたの息子はそのお蔭でとんでもなく楽しく充実した人生を送っております」と云うメーセージを入れておく。帰宅後、すぐベッドに入るが、三時間で起きてしまう。もう一度眠ろうとするが、こういう時に限って眠れない。おまけに痛風の発作が昨日は右足首だったのに今日は左内股。どうなっているんだ?花粉症も薬が全然効かなくなっていて、起きた時からクシャミと鼻水のオンパレード。この状態で元気溌剌と云う訳にはいかない。それでも店の残りのブリの塩焼き、納豆、大根のサラダ、玉子焼、ワカメの味噌汁で食事した後、夕方までダラダラと過ごす、と云うか、過ごさざるえない。このまま部屋で横たわっていたかったけど、パソコンは店に置いたままだったこともあって五時過ぎに店へ。母との老老ディナーは母の日らしくないけど、メインはスキヤキ。他に母の好きなかぼちゃの煮つけ、オニオンスライス、アボガドとコンビーフのコンビネーションなど並べる。食後、「証言」の台本、少し齧る。でも本当に少しだけ。切迫さより眠さの方が勝つ。10時過ぎ店を出て足の痛みを堪えて帰宅。録画してあった『64』(脚本・大森寿美男、演出・井上剛)を見る。凄い。脚本もいいけど、演出も魅力的だ。この井上さんと云う演出家は確か「初恋」「あまちゃん」などの傑作も手がけている筈。彼には下手にフリーにならずにNHKで踏ん張って作品を作り続けてほしい。このまま今日は終わる筈だったが、1時過ぎ、Zから電話。五反田で飲んでいてもう電車がなくなってしまった……タクシーで帰れば?……そんなお金ない……カードで大丈夫だよ……カードはもう何年も持ってない……だから?……だから助けてよ……助けるって?……始発まで部屋にいさせてくれるとか……体調不良なんだけど……だったら勝手に寝てて構わないから……あのさ!……寒いよ。助けて!……そう言われても……寒い!寒い!助けて!助けてったら!……後はナイチンゲール症候群★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。
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