五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2015・5・13

2015-05-14 13:26:07 | 日記
今朝は痛風の発作が治まっている。昼からの営業をしばらく休むと決めた途端、発作が治まるなんて私の体は現金なものだ。そんなに昼営業をやることでのストレスが溜まっていたと云うことか?確かに時間に追われた。それなのにお客さんが来ない。経費ばかりが嵩む。ストレスが溜まっていく要素が揃い踏みだ。とにかくのんびりすることにする。ポルトガル語のテキストを手に朝風呂に入る。CDを流しつつ目でもポルトガル語を追う30分。とても穏やかな気持になる。朝食は鰯の丸干し、ナスの漬物、納豆、韓国海苔、かいわれサラダ、しめじの味噌汁でご飯を二膳。苦手な掃除洗濯もやる。今日はベッドカバーとタオルケットも洗濯して干す。母が読み終わったと返してきた「火花」(又吉直樹)を今度は弟が読みたいと云うので小包にする。家族三人で一冊の小説を回し読みするなんて生まれて初めての経験だし、そんな経験をさせてくれたことだけでもこの著者に感謝する。そして母の読後感は最初はとっつきにくく、読みづらかったけど、我慢して読んでいる内にどんどん引き込まれて最後は読み終わるのが勿体ないと思ったほどだとか。普段小説なんか読み慣れていない92才の母があんな純文学を読み終えただけでも快挙だし、そのことでも著者に感謝したい。2時に店へ。この日記を書いた後、母に玉子焼とコンビーフサラダの弁当を作って届けてから白金高輪まで出て六本木1丁目のANAホテルへ。芝居が終わってから十日ぶりに女優のYさんと制作のChさんに会う。今日はYさん主催のお疲れ会と云うことで、中華料理を食べながら十日前に終わった芝居のこと、来年公演予定の芝居のことなどお喋り。食後は36階のバーに移ってお喋りを続けると云う、キャパ30人の芝居(総入場者数220人弱)にしては超豪華なお疲れ会。9時過ぎ法律事務所勤務のNさんから電話。その時点で店に戻って営業する意欲を失っていたし、折角六本木にいるのだったらとNさん指定の星条旗通りのカフェバーで待ち合わせして飲むことにする。ここは六年前まで住んでいたマンションから裏口だけがいつも見えていた店。そんな店でNさんみたいな男性の常連客と飲んでいるなんて何とも不思議な経験。帰り道、あの頃、いつも見上げていたヒルズのビルが今日も夜空に聳え立ち、そこから続く乃木坂駅までの地下道が映画のワンシーンに見えてしまう西麻布星条旗通り。当分のんびり歩いていこう★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。