五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2015・5・17

2015-05-18 15:27:29 | 日記
夕べ突然リスボンの街を歩きたい衝動にとらわれてしまったもんだから、今日は朝一番の電話で母を誘って、渋谷のイメージフォーラムにリスボンを舞台にした「イマジン」(脚本監督アンジェイ・ヤキモフスキー)と云う映画を見に行く。視覚障害者同士の恋と云うことで、リスボンの視覚障害者施設に教師としてやってきた一人の男が独特の教育法で杖を使わずに歩く方法を教えていく映画の前半は、元々興味がなかった為もあって映画が始まって殆どすぐに眠りに落ちてしまったけど、後半、二人の主人公がリスボンの街を杖を使わずに歩く光景になると私の目はらんらんと輝き、一緒にリスボンの街を漂ってしまうのだった。そんな訳で映画の中でリスボンを歩きたいと云う当初の目的はとりあえず遂げることが出来たけど、こう云うのって映画をみた内に入るのだろうか?終演後、宮益坂を足の悪い92歳の母親と歩く。断っておくけど虐待ではない。十代の頃、女学校へ通った道を歩いてみたいと母が言い出したのだ。この辺りも変わったわねぇ。昔は高速道路なんかなかったもの、と云う母の感慨を(当り前だろ。戦前に高速道路なんかある訳ないだろ)なんてツッコミを入れることなく、(うん、そうなんだろうね)とソフトに受け止めて母の感傷散歩につきあう。明治通りに出て場外馬券場近くの回転寿司に入って遅いランチ。二人して食べて食べて1900円。寿司も美味しい美味しいと食べていたけど、料金を見て、安い、安いと大感激する母。バスで店に戻って、5時から「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」のリハ。今日は茂木英治さんと昨日に引き続いて島川由美さんの二人にそれぞれのパートを演じて貰う。数年前に芝居を始めたばかりで、私より年配の茂木さんがどれだけやれるか実をいうと心配していたのだけど、約2分以上もある証言は完全に記憶しているし、体格、風格、人格ともに役柄にぴったりあっていて、云うことなし。次回のリハが楽しみ。10時半すぎ帰宅。リアルタイムで「ヨルタモリ」、続いてWOWOWで録画してあった「夢を与える」(脚本・高橋泉、監督・犬童一心)をを見る。このドラマ、最初はそんなに期待してなかったけど、ちょっと面白い。★テアトロジャージャン第三回公演「証言・M家の人々~モースさん殺人事件~」(作演出・桃井章)7/18(土)17時半 7/19(日)12時半&17時半 7/20(月・祝)12時半&17時半 料金・2500円 ★津森久美子プロデュース「寺子屋ポルトガルprimeira恵比寿ジャージャン」毎回様々なポルトガル専門家をゲスト講師に招いてのトーク&ライブイベント。第一回は6月13日(土)14時開校(開場13時半)で「歴史を味わえるマディラワインの世界~かの信長が飲んだのもマディラで作られたワインかもしれない!?」出演/津森久美子(ファド歌手)、飯泉唱宏(ポルトガルギター)ゲスト講師・鈴木勝宏(大塚Cafe'+bar『Leandroオーナーマスター) 料金お一人様3500円(10年物の白ブドウマディラワイン4種飲み比べつき)ご予約お問い合わせはジャージャン(03ー5422ー7407)まで。
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