坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

市販のドリル

2012-02-15 | レッスン室から
「ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌」ムジカノーヴァに
待ち時間で出来る簡単なドリルを掲載させていただいていますが、
私がドリルを自作するときに気をつけていること、


それは、
だまって、ぽんと机においてあったら、生徒が1人でできるもの。

ヒネリの利いたとんちクイズも楽しいので、
時間があるときや、怪我や病気で練習があまり出来ていない時に
一緒に考えながら、やることもあります。


でも、基本的には、いちいちやり方を説明しなくても
1人でできるもの。


市販のドリルも、小学中学年くらいまでは、常に一冊持っています。
レッスン室に置きっぱなしにしてもらってます。
ムジカノーヴァの巻末ドリルは毎月多量にコピーして、
一枚ずつやってます。たくさんためたら、おやつがもらえるんだよ。



市販のドリルって、もったいなあーい、と思う時があります。

広々としたスペースに大きな音符

中には、オールカラーで、可愛いイラスト。。。の物は、値段も高い。


ドリル好きの子なんかは、アットいう間に1冊終えてしまいます。

そこで、私は、時々、問題を付け足して、3倍くらいに使ってますよ。



これは、音符の位置を「第1間」とか、「第3線」とか答えるやつ。

ト音記号やヘ音記号を書き足して、階名も書いてもらいました。




ココには、「2せん」「4かん」としか書いてないけれど、いちいち全部に「第」を書くと
時間かかるから、最初と最後だけで、あとは省略~~

「ほんとうは、「第」を付けないと中学のテストでは×だよ」と言っておきますが。








これは、↓「ファはどれですか?」だけの問題。

簡単ですね~

でも、こういう簡単な事のくり返し(苦痛でない簡単なドリルのくり返し)って
大事だと思います。

それにしても、1ページ使って、これだけでは、紙のムダ。

というわけで、やはり階名を言わせました。(書くほどの時間がなかったため)
少し大きな生徒だったら、音名(イロハや、ABC)も言わせても良いし。

それで、ちゃんと言えたので、◎が書いてあるわけ。






こちら↓は、線や間に「4分音符で、書きましょう」という問題ですが、
子供にとって、音符の○を黒く塗る作業って、あんがい時間がかかります。

ですから、1段目は  4分音符
     2段目は  2分音符
     3段目は  全音符   と書き分けました。

音符の名前も、覚えられたかなあ~?








こんな風にドリルも再利用しています。

ドリルのエコ???

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