坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

坂 と 形容詞の話

2014-02-10 | 伝えたいこと
雪のたくさん残る朝になりました。

通勤。通学は大丈夫だったかな?

今日、レッスンに来るみんなには、

夕べのうちに

時間に遅れないように」・・・なんて事は
気にしないで、気を付けてゆっくり歩いてくるように、と
お母さんや本人にメールをしました。

昼間はまだ良いけれど、夜になって暗い道を歩いたり、
車で送迎の中学生は希望があれば振り替えをしました。

いつも書いているように、うちの方は坂だらけ
町内会ごとに 一番の坂?に名前が付いたりしているくらいの坂の町です。

しかも、うちの方は特に子供が少ない地域なので、
雪がなくなりません。

同じ町内でも、反対側の山に住むマゴは 土曜日も一日中
お母さんや、お友達と雪で遊んでいたらしいですが。

でも、うちの前の公園は、まだ雪が踏み荒らされないで
い~~っぱい残ってます。

去年だったかな?かなりの雪が降ったあと

中学生生徒が 雪の次の日くらいに

「先生の所の公園だったら、まだ雪がちゃんと残ってそうだから、
学校の帰りにわざわざ 寄り道して、ココまで雪遊びしに
来た~」と言ってました。

夏は夏で、坂を上がってきた生徒は 汗だく。。。
駅から坂を下って、また、上がって 徒歩13分。

とても静かな住宅街ですが、ピアノ教室の立地条件としては、
あまり良くありません。
お稽古事のお教室って、にぎやかな人通りの多い場所の方が
適しているのだろうな、と思います。

そんな 適していないピアノ教室に毎週毎週
坂を上がって、そして、また下りて。。。
通ってきてくれて みんなありがとうね。


お稽古事のお教室を運営していくとき、
どうしても 自分では どうにもならない事がいくつかあります。

それが教室の場所だったり
住宅の広さだったり

その時々に変わる家族の状況

高齢者の多い土地もあれば、
子供ばかりのマンション街もある

おのずと、ピアノを習おうと思う人の人数も歴然と違います。

私も、生徒数が少ない時は、
生徒数が少ないことをマイナスに考えてしまいがちでしたが

その頃よりも 今の方が もっと子供たちの習い事も
多様化しています。

いろいろな習い事があって、みんな たっくさんいろいろやって
わりあい簡単に代わったり、やめたり・・・・

教える側の努力では どうにもならない部分もたくさんあるのです。

先生方も今の自分の状況の中で 

拡げる努力より 深める努力
していく中で 幸福感を 感じていかれたら いいのではないかなあ、と
思います。

それは、教本や、教材なんかの使い方 にも言えるのじゃないかなあ。


どこかの ニセなんちゃらの人のように

「すっごい」形容詞のたくさんつく人や、モノや、事柄、

に惑わされる人のなんと多い事よ。

私自身は、あまり形容詞のたくさんつくものには、逆に
惹かれないのでした。


おしまい