坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

先見の明

2014-02-08 | レッスン室から
ものすごい雪になってしまいました。

屋根にはあまり積もっていないのに、
地吹雪で吹き溜まりになったベランダや、玄関前は、
50センチ以上の積雪です。

我が家の前は、公園ですので、その広々とした地面から吹き上げた雪が
どっさり我が家の前の道路と、玄関をふさいでいるようです。
明日以降、凍ってから、が、怖いです。

やっと捻挫も良くなったので、二度と転ばないようにしないと。


こういう天気の時、レッスンをどうするか、とても悩む時が
あります。

今回は、前日から「大雪です、大雪です」とニュースが流れていました。
早々と前日から、中止になったイベントもたくさんあったように
ネットでは流れていました。

私自身は、前日から、生徒に連絡をすることはせず、

朝早めにメールをしました。
その時点では、予想したよりは、積雪はありませんでした。
でも、
「坂の上のピアノ教室」なもんで・・・・

平地に住んでいる人には、想像つかないでしょうが(笑
そこの坂の雪だけが、凍っているがために、何日も車で、出かける事が
出来ない。。。
朝早く坂を下って出るのが、恐怖、な時があります。

ちょっと行けば、道路に雪は何も残っていないのに。

今朝も、「いらっしゃる場合は、時間を気にせず、ゆっくり歩いてきてくださいね。
お休みするなら、ちゃんと振り替えをしますから。」と、
連絡しました。

多少、大変な思いをしても、予定通りの日時にレッスンを済ませたい
おうちもあると思いますから。
そのあたりは、自己責任で、いらしていただきます。

結果、遠くのおうちの子は、スノータイヤの車で来て、
近くの徒歩の子は、振り替えになりました。

でも、雪にしても、雨にしても、

レッスンに来た時点では、小降りでも
レッスンしているうちに、じゃんじゃん降りになって、ハラハラするときが
あります。
そのような時は、お母様に断って、早めに帰すこともあります。

こういう判断は、ほんとうに難しいですね。




そういえば、

先週のこと

「我が子のクラスが、インフルエンザで 学級閉鎖になりました。
我が子は元気なのですけれど、レッスンは、お休みませますね」と

連絡をいただいた事がありました。

なかには、こういう時でも

「せんせい、うちの子は元気なのでーー」と、レッスンに来てしまう子も
います。

私自身は、(子供の病気は、お互い様だからー。発症した時には、もう誰かに
うつしているかもしれないし。。。)とお互い様理論で、考えてしまうのですが、

きちんと、学校の教えを守って、レッスンをお休みしてくれたおうちには、
「気を遣ってくださって、ありがとうございます」と、伝えました。


そうしたら、なんと、その子、その日の夕方には、高熱が出て・・・
やはりインフルエンザでした!

「ピアノをお休みしてくれて、良かったね~~」でした。

ほんとうにお母さん、ありがとうございます。
お母さんの 勘が働いたのかしら?


そして、これは、もっと前の話ですが

横浜の隣の市から、逮捕された犯人が逃走した事件がありましたね。

隣の市ですし、離れていますので、まさか こちら方面には
逃げてこないだろう、

きっと 人の多い東京の方が近いから、そちらに逃げただろうと、
思いながらも

「念のため、今日は、レッスンを送迎しますー」と一緒にいらしたお母さんも
いました。

レッスン室で、

「でも、遠いから、まさかね」と言いあったのですが

なんと、うちの方にかなり近い場所に逃げてきていて、
そこで、捕まったので、すごくビックリしました!

これも、お母さんの 勘が働いたのかしら?


勿論、いろいろな家庭の事情があり、

いつもいつも子供に張り付いていられるわけではないし、
それでは、子供は育っていきません。

でも、お母さんって、我が子の事に対しては、不思議~な勘を
持っているんですよね。