goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

29日、箱根山など

2009年09月30日 | マイベンチ


時おりポツポツ落ちてくる空模様でしたので、いつでも退散出来るようにと様子を見つつ、取り敢えず西新宿方面を流していましたが、結果的には戸山公園まで行っちゃいました。


新宿中央公園

15:21





【ヒメノウゼンカズラ・姫凌霄花】ノウゼンカズラ科テコマリア属

久々の登場です。
毎年撮っていたんですけどね。

南アフリカ原産の常緑低木で、条件さえあえば1年中花を咲かせるとのことですが、さすがにこちらではそうはいきません。
オレンジの花色のものもあります。





【アブチロン】アオイ科アブチロン属

こちらも条件次第でいつでも咲いていますが、涼しくなってくると花が目立つようになってきます。




【神田川沿いの小公園 西新宿けやき橋通り側】

15:41

本日の外ごはん 秋刀魚の竜田揚げ


耳が切られているから野良だとは思うんだけどね
地域猫でしょうね


触らせてくれましたよ



【ツバキ・椿】ツバキ科ツバキ属

早咲きの園芸種。



【ボタンクサギ・牡丹臭木】クマツヅラ科クサギ属

毎年必ず返り咲きします。
開花の適温があるんでしょうね。


ヤブミョウガ・薮茗荷】ツユクサ科ヤブミョウガ属

他所ではメタリックブルーに色付いているのを見かけるようになっていますが、ここでは花真っ盛りです。



ミズヒキ・水引】タデ科ミズヒキ属

今年はほとんど撮っていません。
夏の初めから咲いていましたが、そろそろお終いですかね。


戸山公園箱根山地区】

16:27


箱根山


16:34 箱根山頂上

山手線内にて一番標高が高い人造の山である。
山頂にある水準点の標高は44.6mである。
(Wikipediaより)


辛うじて新宿副都心が見えます
桜など、周りの木々が落葉した冬場になると見晴らしもよくなり
趣があるんですけどね


16:45


戸山ハイツ団地内の小公園】

16:51

あまりにも見事にハナトラノオが咲いていたので、つい寄っちゃいました。


ハナトラノオ・花虎の尾】シソ科ハナトラノオ属


27日、駒沢公園

2009年09月29日 | マイベンチ


時おり薄日の射す空模様。
サイクリングには、お誂え向きの天気です。

予定通り、ほぼ1年振りに駒沢公園を目指して、いつもより早めにGO!


駒沢公園西口】13:53

自宅から10㎞強、50分弱で到着。
2時間ほどブラブラするつもりです。


13:55


駒沢公園と駒澤大学が隣合わせだということを
初めて認識



13:57





ハナアロエ・花あろえ】ユリ科(ツルボラン科)ブルビネ属

昨年出会って、goro’s 花 Diaryでも紹介しているハナアロエ。
今回は葉っぱも確認しました。


 


14:13


正面の建物が陸上競技場
高校生の大会が開催されていました



14:46


ここでも森の妖精たちがスタンバイ
薔薇の花たちが舞い降りるのはいつのことでしょうか


サッカー場
昨年はスタンドに入ることができましたが
今回は鍵が掛けられて入場不可



14:53


補助競技場では女の子たちがサアッカーの練習中



14:57


 


サザンカ・山茶花】ツバキ科ツバキ属

早咲きのサザンカが咲き出しているのが見られるようになりました。
道中でも咲いていました。





15:08





15:17


ジョギングとサイクリングの周回コースが設定されています



15:26

ほぼ一回りして、最初に紹介したベンチのあるエリアに落着きました。
ここがいちばん人出が少なくて、ゆっくり休めました。





15:42

駒沢公園は、親子連れに優しく対応しています。
遊具も数多くありますしね。
来園者も若者中心の代々木公園とは違い、家族連れが目立ちました。

大相撲の千秋楽を観るため、早目に帰ることにします。



玉川上水第二緑道16:17

お決まりのベンチ。
遠回りになっても、ここで最後の休憩をするのが慣わしです。


買い物をして帰ったのが5時ジャスト。
面白く千秋楽の取組を観戦させていただきました。

本割では白鵬が勝ち、一敗で並んだ両横綱の優勝決定戦。
朝青龍の24回目の優勝。


産経ニュースより拝借

やっちゃうんだよな、これを
彼らしいと言えば、それまでなんだけどね


健在、小さな合器

2009年09月28日 | 09 花たち



【ゴキヅル・合器蔓】ウリ科ゴキヅル属

今回、石神井公園に行くにあたっていちばん楽しみにしていたのが、ゴキヅルの花を見ることでした。
マイフィールド中で、ここにしかありませんのでね。
唯一無二の花たちには、出来るだけ会っておきたいじゃありませんか。

若干心配していたところはありましたが、杞憂でした。
気持ち、昨年よりも勢いがあるように見えましたね。 

ゴキヅルとは、昨年2年振りの再会を果たしましたが、雌花を確認出来ていなかったので、1年越しの宿題も残っています。

ウリ科の植物は雌雄異株だったり、同株でも雌雄異花だったりしますが、ゴキヅルは同株で花は別々です。

雄花

雌花

今回は、しっかり雌花を確認することが出来ました。
花が咲いている時点で、すでに子房が膨らんでいます。
これだと見間違えることもありません。

中央の大きいほうが雄花、右が雌花です。
花そのものの形態は、雄花と同じです。
花弁が10枚あるように見えるかもしれませんが、外側の萼がほぼ花弁と同じような形をしているせいです。

「ゴキヅル・合器蔓」の名前の由来になっている中央がくびれた実も、大きくなっていましたよ。

くびれのところで割れると、中には2つの種子が入っています。
この実殻を蓋付きのお椀に見立てて「合器」、蔓性植物ですので「ゴキヅル・合器蔓」と命名されました。(昨年の記事「
蓋付きの器」より再掲)

出来るなら熟れた実がふたつに割れたものを見てみたいと思っておりますが、未だ叶わずです。
下半分が自然に外れ、アーモンドに似た種子が落ち、水に浮いた種子は流れに乗って新天地を目指すんだそうですよ。

今年も、その機会に恵まれますかどうか・・・
希望は捨てていません。


26日、青山方面

2009年09月27日 | マイベンチ


午後になって陽射しが戻ってきました。
ボーッとしたいときは、青山方面に向かうことにしています。
吸血鬼対策は怠りなく。


明治神宮外苑銀杏並木

14:51


青山通り


青山公園南地区】

15:18 無理矢理マイベンチ ほとんど通る人の無い階段です

 
フェンスに囲まれたエリアは六本木のなかの「アメリカ」
米軍のヘリポートとして使われています
ときたまパタパタとヘリコプターが飛び回る日があって
煩い、五月蠅い、うるさい

のっぽのビルは
六本木ヒルズ



15:24


サーチライトが睨んでるよ
悪いことなんかしていませんよ

のっぽのビルは東京ミッドタウン



【ムラサキツメクサ・紫詰草】【アカツメクサ・赤詰草】マメ科 シャジクソウ属



【ゲンノショウコ・現の証拠】フウロソウ科フウロソウ属

以前にも書きましたが、今年はゲンノショウコを多く見かけました。
マイフィールドには少ない白花にも、何ヶ所かで出会うことが出来ました。



【ヘクソカズラ・屁糞葛】アカネ科ヘクソカズラ属



15:27

本日の男子弁当 カツ丼


いつもはサッカーに興じる青少年でいっぱいなんだけど
このときはキャッチボールをやっている親子やカップルが2、3組


以下、お向かいの青山霊園に移動。


ヤブマメ・藪豆】マメ科ヤブマメ属



【カワラナデシコ・河原撫子】ナデシコ科ナデシコ属



クサボケ・草木瓜】バラ科ボケ属



イイギリ・飯桐】イイギリ科イイギリ属

確実に色付きが進んでますね。



ナンテン・南天】メギ科ナンテン属



アオツヅラフジ・青葛藤】ツヅラフジ科アオツヅラフジ属



シナヒガンバナ・支那彼岸花】ヒガンバナ科ヒガンバナ属

着々と種子が育っています。
種子が出来れば、シナヒガンバナに間違いないことになります。



【ヒガンバナ・彼岸花】ヒガンバナ科ヒガンバナ属

ヒガンバナには、早咲きもあれば遅咲きもあることを理解しましょうか。


お墓の脇に「名刺入れ」が設置されているるのを初めて見たのは、いつだったか。
田舎(宇和島)では見たことは無いので、こっちにきてからだよな。
世の中には洒落たもんがあるもんだと思いましたね。



16:28


青山斎場


以下、北青山の団地内。


ステルンベルギア・ルテア】ヒガンバナ科ステルンベルギア属

「キバナタマスダレ・黄花玉簾」の和名のほうが馴染みやすいかな。




【カライトソウ・唐糸草】バラ科ワレモコウ属

お初の出会いです。
ネットで見ていたおかげで、すんなり名前が出てきました。
風があって撮るのに難儀しましたのでね、近々再撮にいくつもり。



25日、清水谷公園

2009年09月26日 | マイベンチ



【リコリス】ヒガンバナ科ヒガンバナ属

残暑です。厳しかったな。

最終目的地を清水谷公園に決めて、いざいざ。
その前に青山から赤坂の街を流すことにします。


氷川公園

15:04


側溝の蓋


TBS

赤坂サカス」でも横目で見てやろうと思ったんだけど、都市の迷宮に迷い込んでしまい、にっちもさっちも。
気が付くと永田町のほうまで行っちってた。
1時間ほど彷徨い人をやっていました。
名前通り、赤坂は坂だらけ。それも急峻な坂が多い。



ヒガンバナが咲いてるときに撮れればよかったんだけどな

 


清水谷公園

15:52



15:58


【大久保利通哀悼碑】 


アメリカデイコ・亜米利加梯姑】マメ科デイゴ属



【ゲンノショウコ・現の証拠】フウロソウ科フウロソウ属
【エノコログサ・狗尾草】イネ科エノコログサ属



ガウラ】アカバナ科ガウラ属



16:03

本日の外ごはん 鰯明太子


ホテルニューオータニ

清水谷公園と聞くと、森村誠一原作の角川映画、「人間の証明」を真っ先に思い出します。
ジョー山中が刺された公園です。

「ストウハ」→「ストローハット」→「麦藁帽子」

 

西条八十の「帽子」が、印象的に使われていました。

  母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
  ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
  谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。

  母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
  僕はあのときずいぶんくやしかった、
  だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。

  母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね、
  紺の脚絆に手甲をした。
  そして拾はうとして、ずいぶん骨折ってくれましたっけね。
  けれど、とうとう駄目だった、
  なにしろ深い谷で、それに草が
  背たけぐらい伸びていたんですもの。

  母さん、ほんとにあの帽子どうなったでせう?
  そのとき傍らに咲いていた車百合の花は
  もうとうに枯れちゃったでせうね、そして、
  秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
  あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。

  母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、
  あの谷間に、静かに雪がつもっているでせう、
  昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
  その裏に僕が書いた
  Y.S という頭文字を
  埋めるように、静かに、寂しく。

以前にも全文を読んだことはありますが、改めて読むといいもんです。



16:35



16:43 紀之国坂からホテルニューオータニ



ベニバナトキワマンサク・紅花常盤満作】マンサク科トキワマンサク属



イタドリ・虎杖・痛取】タデ科イタドリ属(ソバカズラ属)