【シロバナサクラタデ・白花桜蓼】タデ科タデ(イヌタデ)属
今年もタデ科の別嬪さんの登場です。
石神井公園で出会いました。
今まで見てきたシロバナサクラタデのなかで、今回のものがいちばん別嬪かもしれません。
全体のバランスに拘るタイプですのでね、ほどよく花数が咲いているのが、おじさん好みです。
北海道から沖縄までの日本各地、朝鮮半島、中国など、陽当たりのいい、やや湿った場所に生育する雌雄異株の宿根性の多年草です。
根茎を地中に巡らせて、生育場所を拡大していきます。
雌雄異株なんだけど、こちらはどちらなんでしょうか。
「雌花は3裂した雌しべが長くて雄しべが短く、雄花は雄しべが長く雌しべが短いのが、雌雄を見分けるヒントです」なんて、過去記事にはまことしやかに書いておりますけどね。
なんとなく雌花かなと思ったりもしますが・・・ はっきり言って判りません。
判らなくてもいいと、開き直っております。
分枝して花序が垂れるのがサクラタデとの違いとされています。
花色や花径の大きさにも違いがあります。
【サクラタデ・桜蓼】タデ科タデ(イヌタデ)属
咲き始めたばかりのサクラタデです。
花色がサクラに似ていることが命名の由来です。
自生地など、ほぼシロバナサクラタデと同じです。
過去の記事「早目の別嬪さん」や「噂の別嬪さん」で、両者の詳細についてはご確認ください。
石神井公園で出会ったその他の花たちも紹介いたしましょうかね。
【カントウヨメナ・関東嫁菜】キク科ヨメナ属
名札がなかったら、同定不能です。
「野菊の仲間」で充分ですけどね。
【カラスノゴマ・烏の胡麻】シナノキ科カラスノゴマ属
ここ数年見てきたわが町のカラスノゴマ、昨年は種子が実る前に刈り取られてしまいました。
今年も花を見せてくれるようにとエールを送ってはいましたが、結局顔を見せてくれませんでした。
【ホトトギス・杜鵑】ユリ科ホトトギス属
【クサノオウ・草王・草黄・瘡王】ケシ科クサノオウ属
ここでもまだクサノオウが咲いていましたよ。
【アレチヌスビトハギ・荒地盗人萩】マメ科ヌスビトハギ属