goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

錯覚のお話

2005年08月31日 | つぶやき…


8月も終わりですね。
何故でしょうか、ちょっと虚しい気分になったりします。
学生でもないし、特別夏に対して思いをもってたわけでもないのに、何かの終わりに立ち合っているような、そんな気になってしまいます。
人間が勝手に作った区切りに、まんまと嵌りこんでしまってます。
どんよりとした曇り空のせいにしましょう。

もう一つ月末だからのネタです。
おじさんに限るのかもしれませんが、曜日の感覚が狂ってしまうというものです。
月末=金曜日という、とんでもなく馬鹿馬鹿しい錯覚に陥ってしまいます。
例外はありますが、必ず水曜日にくるお客さまがいらっしゃいます。
芝居好きの彼は、前ほどではなくなったというものの、今でもよく観ています。
休日が木曜日なので、観劇のために前日東京に出てきて一泊するというのが、慣わしになっています。
もともと東京に住んでいたので、前夜は馴染みのお店に顔を出して回るのも、楽しみにしていることのようです。
その彼がやってきた時、あれ?金曜日なのにどうして?って思ってしまいました。
月末=金曜日と、彼=水曜日という2つの概念をすり合わせるのに、脳のスイッチを何度も切り替えて、ようよう納得させました。
歳とったから耄碌したんじゃないのということではなく、人間の思い込みの愚かさを、身をもって告白したという次第です。
それにしても…アホやね。短絡的過ぎ。
他にもそんなことないかと、チェックが必要だな。

NHKで深夜「長岡の花火大会」の再放送をやってたんだけど、素晴らしい!
やっぱり見てみたいね、1度は。


三色クレオメ

2005年08月31日 | 05 花たち


   

   

   

三色の「クレオメ」です。
和名だと「西洋風蝶草」とか「酔蝶花」とかあるようです。
下2枚の花は、線路の土手に咲いてたので、遮断機が上がった時を見計らって撮ってきました。
怪訝そうな視線には、すっかり慣れてしまいました。
真中の赤っぽいのは、初めて見ました。
他にも花色の違うものがあるようです。


奪い取るもの

2005年08月30日 | つぶやき…


昨日の記事を読んで、早速電話をしてくれたH田さん、ありがとうございます。
多少オーバーに表現しているところはありますが、全然元気なんです。
大体毎年、夏には1.2キロは痩せてしまうのです。
ご存知のように、もともとがあれなんで、おじさんの4キロ減は、パーセンテージでいったらかなりになるのです。
立ち眩み体質には戻りたくないですものね。
E川さんとも話したのですが、圧倒的に炭水化物不足だと思ってます。
甘い物をほとんど食べない上に、炭水化物の摂取量が不足しちゃうと、どうしてもエネルギーが欠乏してしまうのでしょうね。
反省しきりです。
食欲の秋にむかって、食べられる体質に整えていかなくてはと思ってます。

昨日と同じ「アクターズスタジオインタビュー」ネタで恐縮です。
ジャンヌ・モローがゲストでした。
この回は前にもみたことがありますが、やっぱりジャンヌ・モローは凄いです。
たいしたバーサンです。
おじさん世代からちょっと上の人間にとっては、彼女は特別な存在です。
熱狂的なファンというわけじゃないんですが、その存在感で圧倒してました。
「死刑台のエレベーター」「恋人たち」「突然炎のごとく」「黒衣の花嫁」「鬼火」等々、ざっと思い出すだけでも、名作揃いです。
ユーモアのセンスは抜群ですし、煙草を吸いながらの会話には、迫力がありました。
ルイ・マルとの関係もさらりと流し、恋愛遍歴も言葉にするわけじゃないんだけど表情で語り、今現在の生活の充実振りも伝わってきました。
彼女の話で印象的だったのは、自由より制約があるほうが好きだという言葉です。
制約があるからこそ、それをなんとかして乗り越えようとする。
壊すのではなく、越えるためには、色々考えて試してみる。
集中力をもって立ち向かっていくことに喜びを感じるというものです。
女優として役に向かっていく時のことだけじゃなく、彼女の生き方そのものにも当てはまることのようでした。
自由はいらないのと、さらりと答える彼女言葉は、含蓄のある、深い意味が読み取れます。
与えられるものではなく、奪い取るものなんだということなんでしょうね。
ちょっと考えさせられる言葉です。

おりしも衆議院選挙の公示日です。
ちゃんと自分の意志を伝えましょうね。


あれに似てるんだけど…

2005年08月30日 | 05 花たち


   

   

赤い部分は花ではありません。
葉っぱの一部が、赤くなってるんです。
「ショウジョウソウ・猩々草」です。
先日アップしました初雪草や、ポインセチアと同じ仲間で、トウダイグサ科です。
ポインセチアといわれれば、納得です。
葉の形も、かなりユニークです。

   

前にもアップしましたが、可愛いので再録します。
「ウキツリボク」と紹介しましたが「アプチロン」のほうがポピュラーのようです。


豊かな経験

2005年08月29日 | つぶやき…



「仮面ライダー -タワーのある風景ー 」

ちょっと一大事です。
やばいことになってます。
15年前に戻ってしまいました。
体重の話です。
なんとなく予感はあったのですが、ここまでとは思ってなかったので、びっくりしてしまいました。
このままいくこともないんでしょうが、改めて食事については考えなくてはいけないでしょうね。おろそかにしてはいけません。
健康管理は自分の責任です。

「想像力は現実以上に豊かな経験を与えてくれる」

帰宅してテレビを点けたら「アクターズスタジオ インタビュー」の再放送をやっていました。
ゲストのエドワード・ノートンが話のなかで言ったのが、上記の言葉です。
ここんところあんまりというか、ほとんど映画も見てないのですが、辛うじてエドワード・ノートンは知ってました。
「ファイトクラブ」でブラッドピットと共演してたのを、テレビでみたことがあります。
その時、うまい役者だなと思いました。
知名度からいったら圧倒的に違うブラピを向こうにして、1歩も退いてないなと感心しました。主役は彼でしたものね。
今日のインタビューをみてて、頭のいい人だなと、再認識しました。
へーとかほーとかいいながら見てたんですが、学生の質問に答えていた時に出てきたのが上記の「想像力は現実以上に豊かな経験を与えてくれる」という言葉です。
対になるような「百聞は一見にしかず」ということも否定しませんし、その通りだと思いますが、この想像力うんぬんには、おじさん大共感です。
振り返るに想像力のおかげで、どれだけ助けられたことでしょうか。
人生の頼りになるパートナーです。
これからも想像力を駆使しながら、豊かな時間を過ごしていきたいと考えてます。