goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

冬秋桜

2005年12月27日 | 05 花たち

なんとか花の写真をと思ってはいるのですが、この時期はなかなか難しくなってます。
しばらく振りにアップします。

「ウィンターコスモス」です。

秋の終わり頃から咲いていたのですが、こちらの事情でなかなかアップできなくて、今年は時期を外しちゃったかなと諦めていたのですが、今年の寒さにもめげず、まだ咲いていました。

コスモスと名前はついていますが、キク科ではありますが、属が違うようです。
別名 を「キクザキセンダングサ・菊咲き栴檀草」、「ビデンス・ラエヴィス 」と呼ばれてはいますが、なんてったてウィンターコスモスですよ。


ピンクの暖かさ

2005年12月17日 | 05 花たち

この写真の撮影日は、昨日(12/16)です。

「ノボタン・野牡丹」のピンク色の花です。

嬉しいですよね。
どんどん花が少なくなってきたこの時期に、こんなに可愛く、綺麗な花が見られるだけでしあわせになれます。
寒いんですよ、世の中は。
気障かもしれませんが、こころが少し暖かくなりました。

なんと同じ日に、もうひとつピンクのノボタンを見つけました。

鉢植えでしたが、満貫飾りのように花が咲いてます。


アメジストセージ

2005年12月14日 | 05 花たち


「サルビアレウカンサ」「ベルベットセージ 」「アメジストセージ」「メキシカンセージ」「メキシカンブッシュセージ」「スパニッシュセージ」「パープルメキシカンブッシュセージ」

ざっと調べただけでも、この花の呼び名はこれだけありました。

あなたはどれが好みでしょうか。
私は「アメジストセージ」が好きなんですけどね。
「ベルベットセージ」も捨て難いですが。
確かに手触りはベルベットです。

ポージィさんのブログをみるまで、この花に色の違いあることに気付きませんでした。
確かによくみると花もガクも微妙な色の違いがあります。

この2枚は同じ株です。
私のまわりでは、いちばん多く見かけられる種類です。

この株の花がいちばん濃い色でした。

こちらは白い花です。

アメジストセージは花が終った後もガクが残り、色のなくなった冬場にも、変色することなく楽しませてくれます。


花よりも美しく・・・

2005年12月10日 | 05 花たち

外国人のかたには、日本人の紅葉好みを、なかなか理解し難いという話をきいたことがあります。
20年程前のことですから、今では違う認識になってるかもしれませんが。

友人がやっていたバーは花のアレンジメントが売りで、大きな花瓶に季節の花を活けていました。
ちょうど枝物の花材が、町の花屋さんにも年間を通して並ぶようになった頃です。
秋になって友人は、満を喫して紅葉を活けたのです。
それはそれは素晴らしいもので、来る客からは、賛嘆の声があがりました。
天井まで届く枝は大きく広がり、紅葉狩りの雰囲気を味わえました。

ところが、外国人のお客さまには理解出来なかったらしく、どうして枯れた木を飾っているのかって聞かれたんだそうです。

そのときの紅葉が、今日の主役です。

「ドウダンツツジ・灯台躑躅」の紅葉です。
普通はツツジを抜いて、ドウダンで通ります
花材としては、枝物の王さまでしょうかね。
緑の葉の頃から紅葉の時期まで、あちこちのアレンジメントに使われてます。
灯台という漢字を当てるのは、枝別れしてる様子が宮中で使われていた結び灯台に似ているとこからきて、それが「ドウダン」に転化したと書かれてました。
「満天星」との別名は、花の咲いた状態からきたようです。
画像はありませんが、すずらんのような小さな花が、いっぱい咲きますよ。

町の風景のなかで、もう見かけてますよね。
真っ赤になるものから、くすんだ色のものもありますが、生育環境によって個体差が出てくるんでしょうかね。

色々な色彩を楽しめます。

きれいに刈り込まれた生垣などもあったりします。
まさに赤いテーブル状態です。


木の冬、柊

2005年12月09日 | 05 花たち

そろそろ咲く頃だなと思って探してたら、見つけました。

「ヒイラギ・柊」の花です。

新宿副都心のビルの植栽として植えられ、四角くテーブル状に剪定されているものでした。

これじゃなんとなくな・・・なんて思ってたら、近所に鉢植えされているものに出会いました。

あまり大きな株ではありません。
1メートルちょっとといったところでしょうか。 

節分の魔除けにこの葉っぱが使われるのは、棘のせいでしょうね。
ねずみの駆除のために、通り道に置いたりもしたそうですよ。

キンモクセイのお仲間で、モクセイ科です。
このヒイラギとキンモクセイとの交配種じゃないかといわれているのが、ヒイラギモクセイです。

クリスマスの定番、赤い実を付けるセイヨウヒイラギとは、科が違うようですよ。
そのあたりは「赤い実同盟」でレポートいたします。